2009/05/11

檜洞丸

5月初旬とは思えないくらい暑かった昨日(5/10)、西丹沢の名峰、檜洞丸に登ってきました。今日はそのレポートです。

今日はちょっと長いよ。

早朝5時半に家を出、7時過ぎに西丹沢自然教室に到着。駐車場が一杯になる事を予想して早起きして来たのに、もうすでに駐車場は満車状態です。いったいみんな何時から来ているのでしょう?ビックリするよ。

なんとかスペースを見つけて車を止めて、7時20分に出発。早朝の山は本当に気持ちがいいんです。緑の香り。木々が発する匂いが濃いのです。これは言葉では表現しづらいけれど、朝の山の香りはとっても濃厚。この空気を吸うだけでも、早起きしたかいが有るというものです。

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8時、ゴーラ沢出合に到着。今日は沢の水量が多く、渡渉点を探して沢スジを行ったり来たり。沢の中でコケたら、シャレにならないからね。意を決して比較的浅い所を、ジャブジャブと渡る。

渡りきった河原で、朝食休憩。後からやってくる人達を眺めていると、皆、水量の多さに戸惑い、ウロウロし、やっぱり私が選んだのと同じ渡渉点をジャブジャブと渡ってくる。

さあ、ここからがツツジ新道。いかにも快適なハイキングコースらしい名前だが、さもあらん。とてもきつい急坂の登山道だ。

山道を喘ぎながら登る、登る。「何故こんな苦しい事を?」と思いつつも、これがクセになるんだ。

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ゴーラ沢から1時間ほどで展望台に到着。富士山ド~ン!

この檜洞丸、初めてだと読めないよね。『ひのきぼらまる』と読みます。変な名前の山だよね。

でも大好きな山。とてもいい山です。何が良いのかって、ブナの山だから。丹沢は杉の山が多いんです。決して林業を否定するわけではないけれど、やはり植林の山よりも自然林の山の方が数倍気持ちが良い。林床の草花も豊かなんだよね。野草を探して歩いている私としては、これ重要な事。

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頂上近くになると、そこかしこにツルキンバイが咲き乱れています。テンションが上がります。

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そしてワチガイソウ(だと思う)。これは初めて見る花。ますますテンションがあがる。

そして10時過ぎ頂上に到着です。

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頂上では5~6組のパーティが休憩していました。表丹沢の山に比べたら、とても静かな山。でも、この山はシロヤシオツツジやミツバツツジが有名で、その時期(5月後半)はとても混雑するそうです。うわさでは登山道が渋滞するとか。

10時45分。犬越路に向かって出発。ここからは未知の領域です。犬越路に向かう登山道の入り口に『この道はとても険しくて危険』というような看板が立っていますした。そしてその意味を身に染みる事になります。

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歩き始めてしばらくすると、シロヤシオを発見。ツツジ新道のシロヤシオはまだ固い蕾でしたから、今回はあきらめていただけにとても嬉しい。やっぱりこの花はうっとりするくらい綺麗です。

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それにしても、なんて眺めの良い尾根道なんでしょう。目の前にそびえるのは大室山だろうか?次はあの大室山へ登ってみたいなあ・・・などと思いながらのんびりと歩いていましたが・・・。すぐにあの頂上の看板の意味を知る事に。

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こんな鎖場の連続なんです。表尾根の行者ヶ岳の鎖場程度なら、なんとも思いませんが、ここの鎖場にはちょっとビビった。それが何箇所も何箇所も出てくる。こういう崖は登るよりも降りる方が数倍恐い。次にこの道を歩く時は、登りで使おうと思ったものでした。

でも、この道を来て、本当に良かったと思ったんです。

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岩山の花、コイワザクラ! こんなに一杯咲いている姿を見たのは初めてだ。

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そしてムシカリ。自生の姿を見るのは初めて。シロヤシオにも劣らない美しい花。このムシカリは、この尾根道のいたるところで咲いていました。

これらの花と出会えたのだから、険しい道もウキウキです。

が・・・

それにしても暑い。平野部では30℃まで上がったというこの日、山の上でもそうとう気温が上がっていたはず。水の消費量が予想以上です。この日は水とスポーツ飲料、合わせて2Lを持ってきました。あまり水を飲まなくても平気な私は、この時期2Lあれば余裕で余るはずでした。

12時45分犬越路に到着。最後の水を飲み干す。ここから車を置いてある自然教室まで約6km。水無しで持つだろうかと不安になります。

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暑さの中、急坂を降りる。水が無いと思うと、ますます水が飲みたくなる。そんな思いがピークに達した頃、沢の河原に降り立つ。たぶん用木沢だ。

沢の水で顔を洗う。冷たくて気持ちがいい。そして手ですくって飲む。美味い!「飲んでも大丈夫だろうか?」と思いつつもゴクゴク飲む。なんて美味いんだ!

そして空のペットボトルに沢の水を入れる。これで一気に元気を取り戻す。

2時15分。西丹沢自然教室に到着。

約7時間。疲れが妙に心地よい。充実した山歩きでした。

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2009/01/16

世田谷ボロ市

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本来買い物は好きではない。ショッピングセンターのような場所を歩いていると、お腹が痛くなってきてしまう性質だ。だから買い物は滅多に行かないし、しない。欲しい物がある時は、ネットショッピングを利用する事が多いかもしれない。『買い物を楽しむ』みたいな感覚はあまり無いのです。

それなのに何故だろう。世田谷ボロ市にだけは毎年行く。行くだけではなく、あれこれと商品を見て歩いてしまう。見て歩くだけでなく、いろいろと買ってしまう。

とにかく大好きなんだ、このボロ市。

毎年12月と1月の15・16日の4日間だけ開催されるこのボロ市。今年は昨日行ってきました。

今年もやっぱりスゴイ人出でしたヨ。上の写真を見てください。満員電車みたいでしょう?本当は人ごみは大っ嫌いなんですけどネ。でも楽しかったです。

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何でしょうね、ボロ市の魅力って。

例えばこの写真のように、訳わからない物がいっぱい並んでいる事。

つい買ってしまうんですよね。なんだかくだらない、役に立たないような物ばかり。今年もやっぱり2万円近くの買い物をしてしまいました。普段はあまり無駄使いとかしないほうなんですヨ(たぶん・・)。それなのについつい買ってしまう。見る物、見る物が魅力有る物に見えてしまう。これがボロ市の魔力です。

そして・・・

やっぱりそう・・・

買ってきた物を家で並べてみて、「なんで、こんなの買っちゃったんだろう?」って・・・。

あまりにもくだらない物ばかりなので、あえて公開はしませんが・・・。

 

でも買って大満足な物もあるんです。それがこれ。

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去年のボロ市の記事を覚えている人・・・いますでしょうか?(さすがにいないか)

実は去年もこのガラのマグカップを買っているんです。そしてとっても気に入っているんです。このぺんぺん草の絵柄! ぺんぺん草のモチーフ柄なんて見た事あります? 使えば使うほど愛着が湧いてくる。色もGOOD!渋いけれど、優しい緑色。

あまりにも気に入ったので、今年は形の違うマグカップとビアマグを買いました。やはり朝一番のコーヒーは、お気に入りのカップで飲みたいものネ。そしてこのビアマグは、湯飲みとして使うつもり。

これは愛知の陶芸家の方が自ら売りに来ているんです。焼き方とか絵付けの仕方とか、いろいろと話が聞けて楽しかった。

絵柄は他にもツクシやタンポポなどが有るんです。そっちも良かったので迷ったけれど、やはりぺんぺん草の魅力に惹かれてしまいました。

 

というわけで

今年も世田谷ボロ市を楽しんできました。 という話でした。

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2008/01/14

銀座界隈

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おそらく銀座なんて1番似合わない街である事は、自分で良くわかってますから。銀座に行く事なんて滅多にありません。それなのに何故突然銀座へ行ったのかと言うと、彫刻家の神林学氏が個展を開いているから、ちょっと見に行こうかと思い立ったわけでして。

個展やグループ展の案内状は、だいたい月に1枚くらい届くのですが、付き合いが悪い事で有名な私はあまり行きません。が、神林さんだけは別なんです。この人との付き合いはもう20年くらいになるでしょうか。私よりも10歳以上も年上の大先輩ですが、なにしろ人生の師と仰いでる人なんです。

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そんなわけで銀座に着きました。有名ブランドが並ぶ中央通りです。やっぱりどうも落ち着きません。場違い感に包まれます。とは言え、滅多に来ない銀座に来たのですから、ギャラリーへ行く前にちょっとぶらつく事にします。もちろん表通りを避けて裏路地をね。

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残念ながら閉まっていましたが、すごくそそられるコロッケ屋さん。開いていたら絶対食べてみたのになぁ。レトロな自転車が不思議とオシャレに見えてしまう。さすが銀座。

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巨大な獅子頭を祭っている神社がありました。迫力満点。

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これにはビックリ! ガードレールを包み込んでしまっています。まじまじと見てきたけど、ガードレールが完全に木に取り込まれてしまっている。この後、どうなっていくのでしょう・・・。

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高層ビルに囲まれた小さな時計塔。きっと昔はモダンでカッコ良かったんだろうなぁ・・というような臭いを持ったこういう風景。わりと好きなんです。

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銀座のはずれまで歩いてきました。これが有名な日本橋です。どうです?がっかりするでしょう? 最初にこの日本橋を見た時には、相当がっかりした事を思い出しました。歴史的建造物である事は間違いないんでしょうけどね・・・。こんなに高速道路に押しつぶされてしまっては・・・。

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さて。今日の目的は神林学氏の彫刻を見る事です。別に約束をしていたわけでもないのですが、幸いにも神林さんがギャラリーにいました。久しぶりの再会に積もる話もできました。

この神林さん。彫刻家として、素晴らしい感性を持っている事は間違いないのですが・・・。テキトーな人なんですよ。大雑把と言うか、いい加減と言うか。良く言えば心が広い。そのテキトーさに惹かれてしまうんですね。そんな神林さんに憧れる私も、年を重ねるにつれだいぶテキトーさが身に付いてきたかなぁ・・なんて話とかも。(若かりし頃の私、すごい生真面目で堅物だったんですよ・・これでも。)

「今年の夏は一緒に富士山に登ろう」なんて約束を交わして、銀座を後にしました。今日も充実した1日でした・・・一応ね。

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2007/12/16

世田谷ボロ市 今年も行ってきました

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行かなきゃならない理由も、どうしても行きたいという欲望もとりたてて無いのに、何故か毎年行かなきゃいけない場所って有りますよね。しいて理由を答えるなら、「毎年の事だから・・・」としか答えようの無い事って。

私の場合、そういう事って多いのかもしれません。この世田谷のボロ市にしてもそうです。何故か毎年行ってしまう。私にとって、風物詩になっているのかもしれません。

世田谷ボロ市。東京近郊で無い方はご存じないかもしれません。毎年12月と1月の15・16日、年4日だけ開催される、巨大フリーマーケットみたいなものです。それも江戸時代から続く。

今朝、「ボロ市に行ってくる」とアイカタ(奥様)に告げると、「買う前に3回考えなさい」と言われました。今までさんざん無駄な物を買ってきましたからねぇ。『買ったはいいけど、どうするの?なんに使うの?邪魔なだけ。』という物を。そういった物が、キラキラと宝物のように輝いて見える・・・それがお祭りの魔力なんですよねぇ。でも私も、さんざん無駄な物を買ってきましたから、もうだまされません。きっと、本当に良い物だけを買って帰ってくることでしょう。

というわけで

さっそく今日の戦利品です。

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まずはこれ。

ちょっと小さめのショルダーバッグ。本革なのに1000円! これ、ぜったいお買い得でしょう。『ほんのチョイ散歩』の時のカメラバックにちょうどいいかな、と思って。が、家へ帰ってシゲシゲと眺めると・・・「ちょっとカッコ悪いかな」なんて気も・・・。

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次はこれ。

肉筆の油絵。大きさ3号。で、5000円。

「この絵、いいなあ」と思っちゃったんですよね・・・。いろんな絵が並べてある中で、この絵だけが輝いて見えた。

が、まず家へ帰ってアイカタに、部屋に掛ける事を拒否される。改めて絵を眺めてみると、「何故あの時、あんなに輝いて見えたのだろう」とさえ思ってしまう。

またお祭りの魔力に やられたか・・・。

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そしてこれ。

瀬戸焼のマグカップ。2500円。

これはいい買い物をしたと、思ってます。色といい、図柄といい、本当に気に入ってます。これを焼いている陶工の方が売ってらっしゃったので、色々と話も聞けたし。

きっと明日から毎朝、このマグカップでコーヒーを飲む事でしょう。

 

その他・・・

どうでもいい、雑貨・小物類、数点。

で・・・今年も私のボロ市ツアーが終了しました。

今年もやっぱり、お祭りの魔力に負けてますね・・・。

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2007/05/03

渋沢丘陵

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右手は林、左は野原。そして上を見ればどこまでも青い空。

たぶん私が1番好きな風景。

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今日はちょっと遠出をしてみました。

電車に乗って1時間とちょっと。秦野から渋沢へ続く、渋沢丘陵を歩いてきました。

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こちらの方へは来た事が無かったけれど、とてもいい所だった。

丹沢の山が近いせいだろうか。空気も美味しい気がする。

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踊子草(オドリコソウ)

有名な野草だけど、見た事が無かった。ウチの近所ではまず生えていない。でもここへ来たら、たくさん咲いてる。

夢中で写真を撮っていたけど、あっちにもこっちにも、もう丘陵中ずっと咲いている。厭きるくらいこの花の写真を撮ってきました。

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蔓鹿の子草(ツルカノコソウ)

これもウチの近所には無い野草。

いつもと違った野草や景色が見れて、とても満足。

これからは、たまには遠出もしてみよう。

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2007/01/03

初詣

正月って、のんびりできていいですねぇ。

ここ数年、正月は何にもしないで、ただただボーっとするって決めているんですよ。正月くらいでしょう。こんな事しても誰にも叱られないのは。別に私の場合、平日に休んだって1週間休みにしたって、叱られる事も無いのですけどね。なんとなく出来ないんですねぇ。気が弱いんですかねぇ。

ただそれも3日目になるともうムズムズしてきちゃう。家の中でジッとしてられない性分なんです。

それだもんで、「ちょっと正月らしい光景でも見てくるか」なんて訳で、初詣に行ってきました。今年は川崎大師に行ってみるか・・と。・・・確かこのblogの去年の初詣の記事では『明治神宮や川崎大師など、人ごみのすごい所に行けるか!』なんて書いた気がしますが・・・そんな事を気にする私じゃありませんので。

さて、川崎大師。なにしろ毎年、正月の人出では全国でもBest5に入る所ですから。すごい人だよ!!

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ホラ!!歩けないよ、こんなトコ!

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境内の中なんてこんなだヨ!人人人!ギュウギュウ詰めだ!!

自称野良猫として、普段は人目を忍んで暮らしている私なんか、恐れおののいちゃいましたね。でも正月でハイになっていたんでしょうね。「エーイ、突っ込め~」なんて、人ごみに突入しましたね。

人に揉まれ揉まれて、なかなか本堂に近づけない。後悔しましたね。でも、人に押されて後戻りも出来ない。30分以上も揉まれ揉まれて、やっとお参りしてきましたよ。ホントに神頼みも命がけだ。

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でも並ぶ屋台にはちょっと興奮。いいもんですよねぇ、こういう屋台が並ぶ風景って。いくつになっても嬉しいんだよね。

1件1件覗き込んでは、色んな物を食べ、色んな物を買い、参道を抜けた時には両手イッパイに物を持っていたんですね。何しろ「これは何だろ?」なんて覗いていると「ちょっと食べてみて~」なんて売り子さんに声かけられる。「ふ~ん、美味しいねぇ~」なんて言っていると、いつの間にか買わされている。典型的なカモだね。

でもまあいいか。正月だしね。こっちもそんな事がちょっと楽しかったりするから。

そんなこんなでお参りを済ませ、プラプラと川崎駅に向かって歩いていると・・・。15号線にスゴイ人だかりが。

そう!ちょうど箱根駅伝が!!

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なんだか得した気分。声援を送ってきましたよ。

隣で応援していたオバサンに、「今のはどこの大学?」と聞かれたのですが「さあ~~、どこでしょう?」  

声援を送っておいてこれだから、みんないい加減なものだね。もっとも1~2秒で目の前を走り過ぎて、どこの大学かを見る間もないもの。こういうスポーツは、TVで見ているほうが面白いのかもね。

 

という事で、今年の正月も有意義に過ごせました。

ちょっと仕事が押しているもので、明日から頑張ります。

では・・・。

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2006/12/15

等覚院

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良いお寺や神社は、山門や鳥居をくぐった瞬間にわかる。凛として清らかな空間というか、俗世間とは一線を引いた粛々とした雰囲気というか、境内に入った瞬間にそんな空気を肌に感じるのだ。

そしてその感覚が好きなので、神社仏閣巡りが好きだ。散歩の途中で見つけると、必ず立ち寄る。

だが、良いお寺や神社はそうそう多くはない。先日、久しぶりに良いお寺を見つけたので、今日はそのお寺を紹介します。

神木山等覚院という。自宅から車で20分程の所にある。よく通る所だが、大通りから奥まった場所に有るので、今まで気が付かなかった。

この辺をウロウロと散歩していて見つけたのだが、山門をくぐった瞬間に「ああ・・・良いお寺だなぁ」と思った。

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ここで言う『良いお寺・神社』とは何かというと、私の独断と偏見で「良いお寺(神社)」だなぁ」と思った所が、“良い”所なのだ。お寺や神社にとってみれば、「お前に良い悪いを言われたかねぇよ!」と言いたいだろう。が、私の楽しみのために私が決める事なんだから、かまわないでしょう。

それでも「良いなぁ」と感じる基準はある程度有ります。

まず人が少ない事。観光客の多い所はパス。これは私が人ごみ嫌いだから。そして、古い建物や石彫・木彫が残っている事。こういうのを見るのが好きなんだ。そして、ただボーっとたたずんでいるだけで、時の経つのも忘れてしまうような所。なんと言うか、和の伝統や心を感じる様な所が好きなんですねぇ。

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この等覚院にも、素敵な彫刻がいっぱい有りました。

まず痺れたのがこれ。手水鉢を支える小人達。(何か仏教的に意味が有るのかも知れませんが、無学なもので・・・) 見過ごしがちな足元の小さな石彫ですが、妙にインパクトがあるんですね。力強くていい彫り物だ・・・。

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本堂には、寺社彫刻の定番、龍です。大胆でありながら繊細で、これもまた良い木彫だ。

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象です。伝統彫刻の一つだけれど、なかなか見かけないんですよ、象は。ちょっと恐ろしげな表情が、好きだなぁ。

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これはよく見かける唐獅子。でも、躍動感があって、スゴイ彫り方だと思う。

私、一応、美術造形を生業としていますので、彫刻にはうるさいんです。でも、こんな彫刻を目の当たりにしたら、ただただ羨望と憧れの眼差しで見つめるしかないですよね。

古(いにしえ)の名も無き職人たちが彫った、こういう工芸彫刻って、本当に素晴らしい。そして、こういう物を大事に保存している場所って、お寺や神社なんです。

もうそれだけで、頭が下がります。

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手水舎に供えてあった花。

こういうお寺って、お供えの花でさえどことなく気品が有って、素敵に見えてしまう。

この等覚院、後で調べてみたら、“つつじ寺”としてちょっと有名なんだそうです。つつじの季節になったら、もう1度行ってみることにしましょう。

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2006/09/26

上野界隈 その2

前回からの続き

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さて、上野公園を出た私は、谷中の町をぶらぶらと歩く。大通りを避けて、わざと細い路地を選んで歩く。風鈴の音が聞こえてくる。1ヶ所じゃない。あちこちの軒先から聞こえてくる。なんとも心地いい。“秋風に風鈴”というと、季節外れの感もしないでもないが、散歩していてけっこう気持ちがいいんだなァ、これが。『風鈴と騒音』については、前にも書いたことがあるので省略しますが、ようするに、ここら辺の住民は風鈴の音を騒音だなんて思っていないという事だ。これが下町だ。

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なんて、下町通の様な事を書いてしまったが、実はよく知らない。埼玉の田舎(埼玉の人、失礼)育ちだから。林野と畑に囲まれて育ってきたから。だから実は、都会の雑踏にはいまだに馴染めない。でもそれだからこそ、たまにこういう所を歩くと、新鮮で嬉しいのかもしれない。その証拠に三ノ輪の生まれ育ちで、正真正銘の下町っ子であるウチのアイカタ(奥様)は、こういう場所にはまったく興味が無いんだから。

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おお、有名な和菓子屋『岡埜栄泉』だ。このたたずまいも、下町っぽくていいねぇ。でも買わない。和菓子はあまり好きじゃないから。

とにかくたっぷり情緒に浸って・・・と書きたいが、実は違った。とにかく人が多いんだ。大通りだけでなく、路地にも人がワサワサと歩いている。まるで観光シーズンの鎌倉みたいだ。ここでハッと気が付く。そうだ、今日はお彼岸の中日だ。谷中墓地があり、お寺がひしめくこの辺りは、きっと1番人出が多い日だ。これは来る日を間違えたか。

やがて商店街に出たので歩いてみる。『10円まんじゅう』なんて看板の店が有り、行列ができている。ちょっと気になったが、並んで買うほどまんじゅう好きでもないので、通り過ぎる。しばらく行くと、また人だかりの店が。

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失礼だが、お世辞にも綺麗な店ではない。看板を見ても何屋だかわからない。人の肩越しに覗いてみると、どうやら皆、あんみつを買っているらしい。評判の店なのだろうか?アイカタ(奥様)があんみつ好きなのを思い出したので、列に並んで買ってみた。家へ帰ってから食べてみたが、正直よくわからない。あんみつなんて、ほとんど食べた事が無いからね。でも、アイカタは『わりと美味しい』と言っていたので、たぶん美味しいのでしょう。

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自分のお土産はこれ。“いせ辰”の風呂敷。

実は去年、千代紙の型紙集の本を手に入れたんです。これがこの“いせ辰”が江戸時代から持っている版木の本だと知って、1度行ってみたかったんです。本当は千代紙を買いたかったんですけどね。木版の手刷りの千代紙は、いい味わいでとても良かったんだけど・・値段が1枚5000円位。買えない値段じゃないけど、買っても使い道の無い千代紙に5000円・・・とためらってしまいました。まあ、風呂敷ならなにかで使いようがあるし・・こっちは機械刷りだけど。でも、なかなかいい柄でしょう?猫の柄です。この絵はすっかり気に入ってます。江戸人の洒落っ気を感じます。

というわけで、なかなか有意義な上野界隈の散歩でした。

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2006/09/24

上野界隈 その1

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知人・・と言うより大先輩の彫刻家から、『新制作展』の招待券をいただいた。そしてまた、友人が『東京展』に出品したからと言って入場券をくれた。奇しくも、両方とも上野の都美館(東京都美術館)で開催中である。

そして秋分の日の朝、上野公園を歩いていた。別に“芸術の秋”を洒落ているわけではない。だとしたら西洋美術館で開催している、『ベルギー王立美術館展』の方に行く。知人が出品しているから、と言うわけでもない。(それはちょっと有るけど) そんな義理堅い人間ではないのだ。どちらかと言えば、付き合いが悪くて有名なのだ。

ただ、2枚のチケットを眺めていたら、「久しぶりに上野界隈をブラブラと歩いてみよう」と思いたっただけなんです。

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上野公園内に有る花園稲荷の狛狐。そんなに古いものではないが、力強い造形が気に入っている。

ここ上野に来るのは久しぶりだ。5年・・・いやもっと来ていないかもしれない。近頃では美術館めぐりも、すっかりしなくなったし。

その久しぶりの上野公園だが、なんだか昔と雰囲気が違う。その理由はすぐにわかった。露店が一つも出てないのだ。たまたまか? いい天気の休日だというのに、露店が一つも無い。昔は地べたにシートを広げて、いろんな物売りがいた。いったいこれは・・・物売り達を公園から締め出しているのだろうか・・・。なんてバカな事を・・・。

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そしてパフォーマー(大道芸人)達もいない。これはおそらく、東京都が大道芸人の公認制度なるバカな規則を作ったせいだ。こんな事に役所が介入すべきじゃないだろう。「街角のパフォーマンスくらい自由にやらせてやれ」と言いたい。少々やんちゃで無鉄砲な若者達のパワーが、新しい文化を作り上げていくんだ。

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ようやく見つけたパフォーマー。彼は東京都公認だ。その証拠に、料金箱(?)に東京都のマークが。しばらく見ていたが、面白かった。

かくして上野公園は、露店も無くパフォーマーも無く、人だかりができることも無く、歓声が上がることも無く。人々が動物園や美術館に行くために通りすがるだけの、つまらない公園になってしまった。

そんな事を思いながら、公園を一回りして都美館の前へとやってきたのでした。

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都美館の入口にあるオブジェ。「きっと誰もがこのアングルで写真を撮るんだろうな」と思いながらもパチリ。青空と美術館が写るこの構図が、このオブジェの作家の狙いなんだろう。

『新制作展』について、あれこれ言う気はありません。巨匠の集まりなんだから、いい作品ばかりに決まっているさ。招待券をくださった照井榮先生の石彫も、相変わらず繊細で素晴らしかった。何より、佐藤忠良先生が出品していた事には驚いた。新制作会の親分だから、出品するのは当たり前だろうけど、もうとっくに80歳はすぎているはずだ。いまだ健在で力仕事の彫刻を彫っていらっしゃるとは。

さてもう一つの『東京展』の方は・・・。『新制作』を見た後ではちょっと疲れてしまって・・・とにかく友人の作品だけを見て失礼しました。二つの展覧会を続けて見るのは、精神的にしんどい。

さてさて、上野公園を後にして、谷中・千駄木あたりをブラブラ散歩してみよう。どっちかというと、こっちの方が楽しみで上野まで出かけてきたんだ。

という所で・・・続く。

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2006/02/07

山中湖わかさぎ紀行 (後編)

(前回からの続き)

とにかく、わかさぎを釣ろうということで、仕掛けを作り始める。釣り船屋のおじさんが寄って来て、釣り方や“タナ”とかやらを教えてくれるが、何の事だかよく分からない。Nが理解したようなので、教わりながら仕掛けを作る。このわかさぎの仕掛けには、髪の毛のように細い針が7つも付いています。そしてこの針に、米粒くらい小さい“紅さし”という虫を付けていきます。これが大変な作業だ。いや、普段なら何てことない作業だ。手先が器用なのが自慢なのだから。ところが、手袋をはずした手は、カチンコチンに固まって思うように動かない。不器用なアイカタ(奥様)の気持ちが、初めて分かった。もう、不器用をバカにするのは止めよう。

やっとの思いで仕掛けを作り、氷の穴から糸を落とす。「浮きが無いのに、どうやって釣るんだ?」「魚が掛かると、竿に感触が有るから、合わせるんだ」 フ~ン。でも、その感触が分からない。なんだか竿が動いている気もするが、風で揺れているだけの様な気もする。5分もじっとしていたら、寒くてたまらなくなってきたので、とにかく1回竿を上げてみることにする。

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オオッ! わかさぎだ! 3匹も!

嬉しい。めちゃくちゃ嬉しい。

仲間達の竿にも、次々とわかさぎが掛かる。

その度に歓声が上がる。記念撮影をする。もう、大騒ぎだ。どーなのよ、おっさん達のこのはしゃぎぶり。

06 だんだん、感触も分かってきた。次々と釣れる。しかし、釣った後が大変だ。まず、わかさぎを針からはずさなければならない。凍りついた手では、なかなかうまくはずれない。そして、この時に、糸をもつれさせてしまう。もつれた糸をほぐす。そして、針に餌を付ける。

やっと、この作業を終えて、糸を垂らす。垂らすと、すぐにわかさぎが掛かる。この繰り返しだ。とにかく忙しい。釣っている時間よりも、糸や針をいじっている時間の方が、圧倒的に長いんだ。

なんだか思い描いていたイメージと違う。『のんびりと糸を垂れて、まったりと風景を眺める』 こんな釣りがしたかったのに・・・

06 また、竿がピクピクしているが、わざとほっておく。だって、釣り上げたら、また針と糸と格闘しなければならない。

すると、釣り船屋のおじさんが飛んで来て、「ほら!ひいてる、ひいてる。」「早く上げて!」「遅いよ!魚がバレちゃうよ」 叱られながら、釣りを続ける。

しまいには飽きてきて、氷の上を歩き回ったり、岸辺の焚き火にあたったり・・・。

そうこうしているうちに、12時になる。サイレンが鳴って、氷の上から出るようにと言われる。気温が上がってきたら、危険だから終了なんですって。この日は12時までだったけど、暖かな日は10時とか9時とかで終了らしい。

でも、ちょうど良かった。冷え冷えになった体は、もう限界を超えてましたから。

06 で、釣果は・・・

私、約50匹

一番夢中で釣っていたY、約90匹

唯一釣りを知っているN、約80匹

釣りよりも、酒を飲む事に夢中だったB、約20匹

いやいや、釣れるもんですね~。ド素人にも。

上手な人は、半日で300匹位は釣るそうです。

それにしても、楽しかった~。

この後、おっさん4人組は、温泉に向かった事は言うまでもない。“山中湖温泉 紅富士の湯” こちらもまた、露天風呂から雄大な富士山が望め、最高でした。

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最後にもう1枚、富士山の写真を

後記

氷の上ではしゃぎすぎた私は、しっかり風邪にかかってしまい、のどは痛いは、転んで打った腰は痛いは・・・。それでも、今週は仕事が立て込んでいて、休めません・・・。

いやはや・・・。

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2006/02/06

山中湖わかさぎ紀行 (前編)

2月4日、まだ夜明け前の早朝、我々は山中湖に向かって中央高速を走っていました。わかさぎの穴釣りをしようという計画です。と言うと、釣り好きに思われるかもしれないが、私はあまり釣りには興味が無いし、釣堀くらいしか行った事が無い。それすらもう何年も行って無い。

ただ、“わかさぎの穴釣り”に興味が有っただけだ。厳寒の中、氷の上で釣りをするという、このストイックな遊びに興味が有ったのだ。私が思うに、それはばかげた行為に違いない。ところが、この“ばかげた行為”をこよなく愛する私としては、是非1度やってみたかったんだ。

こんな話を友人達にしたら、意外とみんなのってきた。メンバーは、私とカメラマンのN、仕事仲間のY、そして去年このblogで“落語のような男”と紹介した、絵描きのBの4人だ。この中で釣りをするのはNだけ、それも、年に1~2回ルアー釣りに行く程度だ。もちろん、わかさぎの釣り方など誰も知らない。「氷に穴って、どうやって開けるんだ?」と誰かが言ったが、もちろん誰も知らない。『山中湖で穴釣りができるらしい』という頼りない情報だけで、朝5時に集合したのだ。普段、時間にルーズな連中が、こういう時だけは時間通りに集まるから不思議だ。

はたして、こんなノーテンキな御一行様にわかさぎ釣りなどできるのか・・・

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7時前、山中湖に到着。目の前にドーンと富士山。ウワ~、スゴイ!! 絶景だ! テンションがあがる。

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そして氷の湖が、朝日でキラキラと輝く。ますますテンションがあがる。

そこへ一人のおじさんが近づいてきた。「わかさぎ釣りか?」と聞くので、「そうだ」と答えると、テキパキと説明してくれる。どうやら釣り船屋のおじさんらしい。まずは料金。入漁料が520円。ライフジャケットを着なければ氷の上に降りられないと言うので、その借り賃が500円。そして穴あけ代が500円。魚のいそうな所に、おじさんが穴を開けてくれると言う。しめて1520円。高いのか安いのかわからないが、まあ、遊び代としては安い方だ。

06 もう氷の上では大勢の人が釣りをしている。

我々も歓声をあげながら氷の上に降りる。寒い!冷たい!でもなんか気持ちいい。湖の上を歩くという、不思議な感触に興奮する。

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氷の上に持ってきた椅子を並べ、富士山を見ながら、コンビニで買ったおにぎりを食べる。気分は最高。が、座っているとものすごく寒い。いったい気温は何度くらいなのだろう、と言うと、Nがカバンから温度計を取り出した。「-8℃だね」 気温にも驚くが、温度計まで持ってきているNにも驚く。この男は、変な所に妙にマメだ。もっと驚いた事に、Bは野球のグローブとかUNOとかを持ってきたと言う。氷の上で何をするつもりだ。Yはカセットコンロと鍋と天ぷら油を持ってきたが、氷の上で火を使ってはいけないと言われ、悔しそうだ。そして、なにも持って来ない私。こんなところにも、4人の性格がよくでている。

06 Nが、前日に釣具屋で買っておいてくれた、竿と仕掛けを配る。しかし、誰も釣りを始めようとしない。氷の上で滑って遊ぶ奴。酒を飲みだす奴。まったりと富士山を眺めている奴。もともと、そんなに釣り好きの4人ではないのだ。

はたしてこんな連中に、わかさぎは釣れたのだろうか!?

後編へつづく。

To be continued

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