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2024/04/11

世附の散歩 ~明神歩道と林道~

2024年4月7日

久しぶりの山歩きです。
AYさんと「春の花を楽しみながら、ぶらぶらと散歩しましょう。」ということで、明神峠あたりから世附の奥地を歩くことになりました。
別に決めた目的地があるわけでもなく、気の向くままにぶらぶらと・・・いつものオイラとAYさんのスタイルです。

行きの車の中で「明神歩道を歩いてみましょうか。」ということになりました。
明神歩道という古道があることは、イガイガさんのblogで知っていました。明神峠から一ノ沢、二ノ沢と横断して、三ノ沢の手前で三国林道へ上がる、昔の森林巡視路じゃなかったかな。イガイガさんが探索されたのももう10年くらい前の事だと思う。いつか辿ってみようと思いながらも、すっかり忘れていた。

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明神峠の少し先のスペースに車を停め、7:50 出発します。
明神歩道の入り口はすぐにはわかりませんでした。

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獣道っぽい薄い踏み跡を辿っていくと、だんだんと道型がはっきりとしてきて、ここが明神歩道で間違いないと確信を持ちました。

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経路に沿って、ポツポツと白いリボンが結んであります。
オイラが大っ嫌いな自己顕示欲テープとは明らかに違う。山仕事のテープです。今でも山仕事で使っている道なんでしょう。

P4070011

一ノ沢の支沢に差し掛かったところで経路は消えました。白リボンもこの少し手前で消えました。
でも、こんなことは想定内です。古道なんてたいていは沢筋を横断するところでぐちゃぐちゃになっているものです。
対岸を目を凝らして観察しますが、経路らしき痕跡を見つけることはできません。
でも、AYさんのカンで少し遡った場所で経路痕を見つけることができました。

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そこから一ノ沢本流までの間は、経路痕も薄くほとんど歩かれている様子もない感じでした。

経路は尾根を回り込み、一ノ沢本流と並行してトラバースしてゆきますが、しばらくして崩壊斜面にぶつかります。
ちょっと危険なにおいもありましたので、少し手前に戻って東電の巡視路で一ノ沢へ降りることにします。

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ジグザグと一ノ沢へ降りてゆく東電の鉄塔巡視路。
これは明神歩道と違うのか?という疑問をAYさんに投げますが、たぶん違うと。明神歩道はもっと上流で一ノ沢を横断しているはずだそうです。

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一ノ沢へ降りると、対岸に経路が続いているのが見えますが、これは東電巡視路。
明神歩道を探すべく、沢を遡ってみることにします。

少し遡った所で、山腹を斜上する道を見つけたので辿ってみますが、どうやら山仕事の踏み跡のようでした。しばらく行くと道型も消えてしまいます。

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もう引き返すのも嫌なので、このまま斜上を続けます。
これは道のない場所を無理やり斜上している場面。
この後、尾根の背に乗り、尾根伝いに上りました。

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P992の少し先で経路を見つける。

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すぐに二ノ沢を横断。
ああ、この橋は、以前二ノ沢を遡行したときに潜ったことがあるなあ。あれは何年前だったか・・・その時はまだ橋も健在だった。

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続けて二ノ沢支流の湧水地帯を横断。
ここはあちこちから水が湧き出している、見事な湧水スポットだった。ちょっとした発見。

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二ノ沢以降は、ずっと立派な経路が続いていた。
AYさんによると、この辺は東電の巡視路と重なっているので整備されているのだとか。

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約4時間かけて三国林道へ上がりました。
時間はかかったけど、まあ面白かった。
しかし、途中の一ノ沢近辺が未解決なのが心残りです。帰ってからイガイガさんの記事を読み直してみましたが、やはりイガイガさんも一ノ沢の近辺で迷われている。もう、その辺りの経路は完全消滅しているのかもしれません。が、もう1回くらいは探索してみようかな・・・。

休憩をした後、三国林道をぶらぶらと歩きます。

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どこで水ノ木林道へ降りようか・・・と話しながら歩いているうちに、橡ノ丸までやってきました。
ここから南東尾根を尾根を下って、250m下の水ノ木林道へ降りようと思います。

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なだらかな歩きやすい尾根でした。
降りながら、AYさんは初めての尾根だといいます。オイラは自分の地図に踏破済みの印がついているから、過去に歩いていることは間違いないが、いつ歩いたのか、どんな尾根だったのかが思い出せない。

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林道際は切り立った崖だったので、木の根を掴んで降りました。
そして降り立ってから思い出しました。昔、AYさんと一緒に歩いているよ。もう15年くらい前だろうか。あの時はM-K師匠やはっぴーさん、ミックスナッツさんも一緒だった。この崖には熊笹がびっしりと生えていたので、笹を掴みながら降りたっけ。あの頃世附の山は笹薮だらけで、この尾根も藪の濃い歩きづらい尾根だった。

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水ノ木林道をてくてくと歩いて帰路につきます。林道の勾配なんて大したことないはずなのだけど、最後はそのわずかな登り勾配がきつくてきつくて・・・。体力が落ちていることを痛感しました。
一ノ沢橋を渡った後の明神峠へ向かっての50mの登りで足が上がらない・・・。ヘロヘロになりました。

でも、久しぶりの山歩き。AYさんといろんなおしゃべりをしながら、楽しかった!
やっぱり山の空気はいいワ。

さて。今日の目的は『早春の花を楽しむ』でした。
しかし、標高1000mの世附の奥地では、まだ少し早かったみたい。今年は春の訪れが少し遅れているからねえ。もっともここ数年が以上に早かっただけで、これが普通のような気もするけれど・・・。

そんな中で見つけた花々。

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ヒナスミレ

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ヨゴレネコノメ

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とても小さいから、最初はコケリンドウかと思った。が、萼がカールしていないので小さなフデリンドウのようだ。白花はちょっと珍しいでしょう。

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シキミ

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アブラチャン
AYさんにアブラチャンとダンコウバイの見分け方を教わる。

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そして今年も会えました。黄金色に輝くネコ。

 

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