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2023/04/26

駿河小山で花散歩

4月から始まった朝ドラ『らんまん』のモデル、牧野富太郎博士が巷の話題になっていますが、オイラが野草好きになったのも、この牧野博士の影響です。
もう40年以上も前の事でしょうか。まだ大学生だった時です。本屋で牧野博士の著書『原色牧野植物大図鑑』を何気なく手に取ったのがきっかけでした。その瞬間に植物の絵の細緻さと美しさに心を奪われてしまいました。
もう値段は覚えていませんが、学生にとってはかなり高価な本だった記憶がありますが、その場で衝動買いでした。
その図鑑を、飽きもせず日がな眺めていたなぁ・・・。懐かしい思い出です。

さてさて。
この日は駿河小山駅を基点に、湯船山稜南面の散歩をしてくることにしました。
この辺は丹沢の一角ではありますが静岡県という事もあって、ほとんどなじみがありません。が、去年ちょっとだけ歩いた感じで、なんとなく野草が豊富そうな雰囲気を感じてはいました。

2023年4月23日

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8時駿河小山到着のロマンスカーふじさん1号に乗ってきました。
いや~楽でいいワぁ。

今日はどこへ行くのか特に決めてません。湯船山稜の南面をブラブラとするつもりです。

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林道を適当に歩いたり、気になる尾根筋に入ってみたり、気の向くままに歩きます。
完成間近の新東名をボーっと眺めてみたり、数々の鉄塔を目で追ってみたり・・・

林道も地形図に載っているものばかりじゃない。載っていない林道もこの山域には結構あるんですね。

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山はほとんどが植林地です。仕事道もたくさんあります。
たいていの尾根筋には仕事道が付いているような印象を受けました。

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『宮』マークの付いた古い石柱もたくさん見かけました。
この石柱は天皇家の山のしるしです。もちろん「戦前は」の話ですけど。宮内庁帝室林野局の石柱です。

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大崩壊している林道もありました。対岸に渡るルートをだいぶ探りましたが、ちょっと危険そうなので止めました。
気の向くままの山歩きですから、無理して渡る必要は何もありませんから。

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結局、稜線まで登る事も無く、名のあるピークに立つことも無く。登ったり降りたりを繰り返しながらブラブラとしただけでした。

思った通り、野草の多い山域でした。

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藤の花はそこかしこに。

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植林杉の切れ目にひと際華やかな花。桜っぽいけど桜じゃない。
去年、AYさんに教わった、ヤマナシだろうか・・・。、

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ジシバリ

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そしてこちらはオオジシバリ。

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ホタルカズラ

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これはアカネスミレ?自信ないけど・・・。

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これは嬉しい出会い。エビネが咲いていた。

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咲いていたのは1株だけでしたが、けっこう大きな群落でした。
秘密の花園を見つけたようで、ワクワクする。

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そしてもう一つ大発見!
初めて見る花だけれど、見た瞬間に「もしかしたらスズムシソウじゃないだろうか」と思った。
だって、鈴虫の羽根にそっくりだもの。

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エビネとスズムシソウを見つけることができて、大満足の一日でした。

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2023/04/19

檜岳 ~玄倉から周回~

今週は春の花を楽しみながら、のんびり山歩きをするつもりです。

本当は、花の多い表尾根あたりを歩きたかった。しかし、雨上がりで、日中は気温も上がるという。ヒルの多い場所にはとても入れない。
どこへ行くか考えた末、玄倉周辺を歩いてくることにした。
玄倉周辺もヒルが多い地域ではあるが、ヒル地帯では林道だけを歩くことにしよう。

2023年4月17日

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西丹沢へ向かう車中では、どんよりとした空模様で「本当に晴れるのだろうか」と思っていたが、玄倉に着いた時には青空に変わり始めた。

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こういう景色を『山笑う』というのだろうか。新緑と青空が爽やかすぎる。
8:30 玄倉の駐車場を出発する。

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もうウツギが咲きだしていた。これはヒメウツギだろうか。正直、ウツギとヒメウツギの違いがはっきりと判らないのだが、ウツギが咲きだすのは連休後だから、今咲いているのはヒメウツギなんだろうと思う。

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山吹もまだ咲き残っていた。朝方まで降っていた雨粒が陽に当たってとてもいい感じ。

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玄倉林道をテクテクと歩く。道端の花などを撮りながら歩くのだが、道脇の濡れ落ち葉には絶対に足を踏み込まないように気を付けている。

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玄倉ダムの水門が閉まっている! 19年の台風で玄倉林道が土砂で埋もれた後、この水門もずっと開きっぱなしだったものなぁ。
このダム湖に水が溜まっているのを見るのも久しぶりだ。
でも、何となく濁った緑色で、ユーシンブルーとはとても言えない。

同角隧道を過ぎて、逆木丸へ登る取り付きを探りながら歩いていた。

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すると、7号隧道の手前でこんな標識を見つける。「ここに径路がありますよ」という目印みたいな物だ。

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標識の場所から山へ踏み込むと、やっぱり!こんな立派な径路が付いていた。

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尾根の背に登った後も、しばらくは径路があったが、やがて自然林のワイルドなヤセ尾根になり、径路も消える。

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逆木丸まであと20mという地点で、鹿柵に行く手を阻まれる。左手に向かってしばらく柵沿いにトラバースをするが、抜け穴が見つからない。柵に掴まりながら崖斜面のトラバースを続け、隣の尾根筋でようやく扉を見つけた。
とんだアルバイトだった。

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11:25 逆木丸到着。何の変哲も無い地味なピークだが、「こんな所誰も来ない」という秘境感が気に入っている。
腰掛てお昼ご飯を食べ、のんびりと過ごす。

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逆木丸から南東の尾根筋を辿り、山神径路に出る。

山神径路を山神峠側へ少し辿る。

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すぐに小沢にぶつかる。
対岸側の崩壊が激しく、その先の径路痕もはっきりと確認できないくらいになっている。
この山神径路を最後に歩いたのはいつだったろう。2年前にAYさんと歩いて以来かな。その時に比べても、崩壊が進んでいるようには見えた。

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小沢のどこかから尾根に取り付けないだろうかと思い、上流側へ向かってみる。
奥に見える石積堰堤の所まで行ってみたが、崖状の斜面が続いている。無理すれば上がれそうな場所はあったが、別に無理しなきゃいけない場面ではない。
山神径路迄戻って、もう少し径路を辿ってみることにした。

少し径路を辿ると、尾根の背まで楽に上がれそうな所があったので、そこから尾根に上がることにします。

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取り付きは楽だったが、そこから先がけっこう厳しい尾根だった。
傾斜が厳しいヤセ尾根のうえに、ザレザレで浮き石だらけだ。
地質が茅ノ木棚山稜北側に似ているので、前方にコブが見えるたびに、コブの先がキレットになってやしないかと不安がよぎる。

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尾根が広くなってくれば一安心だ。しかし、傾斜はずっと厳しく、ヒーヒーと喘ぎながら登る。

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900m付近で本尾根と合流する。今までの枝尾根と違って、ザレてないし穏やかだ。
この尾根は昔、M-K師匠と登ったことがあるなぁと思いだす。もう十数年も昔の事だ。

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厳しいヤセ尾根の場所もある。
でも、一度歩いているから安心して歩ける。危険な場所があった記憶は無いから。

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950mを過ぎると、再び傾斜が厳しくなる。が、尾根が広いから四つん這いにならなくても、適当にジグザグとルート取りをしながら登れる。
そこかしこにミツバツツジが咲き乱れ、その景色が少しは厳しさを緩和してくれる。

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1050mを超えて傾斜が緩むと、そこは雰囲気の良いブナの森だった。

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雨山と檜岳の中間地点、P1145の少し南西で登山道に出た。
自然林の良い尾根だった。バリ尾根としてもなかなか面白い尾根だった。アドヴェンチャーがお好きな人にはお勧めだ。

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登山道を南へ辿り、檜岳到着。13:55。
もうヘロヘロです。檜岳への登りで足が上がらず・・・。もう、体力の無さを痛切に感じる。

檜岳でたっぷりと休憩をとり、伊勢沢ノ頭へ向かって歩き出します。
ここから先は、キツイ登り道はないはず。元気を出していこう。

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1100mの稜線では、まだマメザクラが花盛り。

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秦野の街の向こうに海も見える。眺望の良い尾根だ。
そういえば、この登山道を歩くのも久しぶりだ。檜岳~伊勢沢ノ頭間を歩くのは、10年以上ぶりかもしれない。

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伊勢沢ノ頭へ到着。山頂標示はこの直角道標の場所では無くて、少し南に行ったところにありますが、今日はここで登山道とはお別れです。

ここから北尾根を下降すれば山神峠ですが、未踏の西尾根を下降してみようと思います。

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尾根形状がはっきりしない斜面を下って行くと、径路が現れました。
この径路に乗って楽々下降です。
おそらく山仕事の道だと思います。途中で消えかかっている箇所もありますが、おおむねくっきりとした径路です。ジグザグとしながら尾根に沿って下降していきます。

途中で水平経路と交差しました。そちらも仕事道だろうと、その時は思いましたが、もしかすると秦野峠と山神峠を結ぶ古道であったかもしれない。イガイガさんの記録で、ここに古道がある事を後から思い出した。

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古道と交差した地点から少し下った880m付近で径路は消え、鹿柵に行く手を阻まれる。
地形図を確認すると尾根の分岐点だ。名無沢という短い沢を挟んで、右岸尾根を下降するか左岸尾根を下降するか。事前の地図読みでは、どちらが歩きやすいか現地判断でと思っていたが、ここから眺めた様子ではどちらとも判断できない。
名無沢は結構谷間が深く急峻な沢であることは知っていた。地形図で見て、尾根形状がぼんやりとした右岸尾根の方が、逆に枝尾根が多くて歩きにくいんじゃないかと思った。あくまでも、オイラの当てにならないカンでの判断なので、見当違いの可能性も高いのだが、左岸尾根を選ぶ。

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ところが、こっちの尾根は浮き岩がゴロゴロとする急斜面。写真は振り返っての撮影。斜度が伝わらないかもしれないが、かなりの急斜面だ。用心しながらソロソロと降りるから時間ががかる。
おまけに右隣に並行する尾根筋もある。地形図からは判断できない尾根だから、こっちが正解なのか、向こうが正解なのかわからない。先週の事があるから、不安を抱えながら下降する。

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そんな尾根を100m程下降すると、左手下の樹々の隙間からに小豆畑沢が薄っすらと見えて一安心。尾根はヤセてきて急斜面は相変わらずだが、地面が硬くなったのでこちらも一安心。

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前方下に鉄塔が見えてきたのでホッとする。鉄塔まで降りれば東電の巡視路があって楽々降りられる。以前、小豆畑沢F1を巻く時にこの巡視路を利用したことがあるので知っていた。

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名無沢の脇で秦野峠林道へ降りました。

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16:35 夕日を浴びながら秦野峠林道を降り、玄倉へ戻ってきました。

 

さて、今日のお目当ての花は・・・

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2種とももう花は終わっていました。萎れた姿を見れただけ・・・。
1週間遅かったかぁ・・・残念!

でも。生息地が確認できただけでもヨシとしよう。
来年、再来年にお楽しみが持ち越された。・・・・という事で。

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2023/04/12

土沢三ノ沢

前日になってようやく「明日は休めそう」となったのだが、ここ最近出張続きでちょっと疲れ気味。
せっかくの休みなので山へも行きたいが、あんまり早起きもしたくない。
そこで、遅出でもゆっくりのんびりと歩ける土沢三ノ沢へ行くことにしました。

2023年4月9日

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スタート地点は明神峠でも三国峠でもいいのだけれど、一番ショートで回れる切通峠からの周回にした。

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三国峠を越えると、デッカイ富士山が目に飛び込んできた。
ああ!心が躍る。この季節のこの白と黒のバランスが一番好きだな。

山中湖の吉政から、車が入れるギリギリのところまで進み、支度を整えて出発する。
時刻はもう10時をまわっていた。

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そこから10分も歩けば切通峠だ。

東電の巡視路を使って三国林道へ抜け、火燃峠へでる。
最短コースで三ノ沢へ向かうなら、火燃峠から三ノ沢左岸尾根の下降だが、ちょっと思うところがあって丸尾山へ向かう。

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丸尾山山頂。三国林道は山頂の北側を巻いているから、この山頂に立つのは本当に久しぶりかもしれない。
まあ、この山頂に立ったところで眺望も何も無いのだが・・・。

今日はここから四ノ沢左岸尾根を下降してみようと思います。

ところが!
下降開始早々にRFミス。
地形図読みからはそれほど複雑な地形とは思わなかったので、油断していた。一応、コンパスで方向は確認していた。
下っている尾根の前方が、谷間に切れ落ちているように見えたので、ハッと思った。慌てて周囲を見渡すと、深い谷を挟んだすぐ左手に尾根が走っている。何故?左手の尾根が正解だとしたら、今自分が乗っている尾根は何?そんな尾根は地形図からは読み取れない。
頭の中は混乱したが、今乗ってる尾根が間違いで、左手の尾根が正解だという確信はした。
間の谷が険しくて、谷越えもトラバースもできない。クソっ!と思いながら急斜面を登り返した。

地形図と地形が一致しないことって、世附の奥地ではよくあるんだよね。わかっているはずなのに、また引っかかった・・・。

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40mも登り返して、ようやく正しい尾根に乗る。
この辺りでは珍しく、自然林の気持の良い尾根だった。

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ミツバツツジがちょうど花盛り。
分岐が複雑な尾根だったが、それ以降は迷う事も無く、地図読みRFを楽しみながら歩くことができました。

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たぶんそうだろうとは思っていたが、やっぱり、水ノ木林道へ降りる場所は崖。日向沢~三ノ沢間の水ノ木幹線林道は、山側がたいてい切り崩した崖地になっているんだ。それはわかっていたが「どこか降りられる弱点はあるさ」と気楽に構えていた。
結果、ロープを出さずに降りられはしたが、降りれる場所を探してだいぶウロウロした。やっと見つけた下降地点もけっこうギリだった。

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RFミスもあり、崖下降に時間を喰ったせいもあり、三ノ沢に到着したのはもう12:20だった。
昼飯を食いながら沢支度(といってもヘルメットを被るくらいだけど)をして、入渓する。

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この沢を歩くのは4回目になるだろうか。何度も訪れているってことは、きっと好きな沢なんだろう。

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沢であるからそれなりの危険は含んでいるが、気楽にのんびりと歩ける沢ではある。アドレナリンが出るような場面は出てこない。

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この沢の最大の滝、5m斜瀑も、今日は高巻きしたので上からの写真だけ。

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ナメと小滝が連なる沢で、ゴーロ歩きがほとんどない。
但し、けっこう深い釜が多いので、オイラのように水濡れが嫌いな人間は、危うい急斜面のトラバースなどを繰り返さなくてはならない。
水濡れを厭わずジャブジャブ歩けば簡単な沢ではあるのだけれど。

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奥に見える2mだって簡単に登れそうではあるが、オイラは高巻きする。

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800m二又。前回はここから界尾根に上がったし、前々回は左又だったから、本流の右又に入るのは久しぶりだ。

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ナメと小滝が連なる。

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ああ、気持の良いさわだなぁ・・・と改めて思う。

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3m直瀑。あれ、こんな滝あったっけ?すっかり記憶から飛んでる。左壁を登れそうだが、釜が深くて直下まで行けない。巻くにしても両岸ともに厳しい斜面だ。でも、濡れたくないから巻くしかない。前はどうしたんだっけ・・・と思いながら高巻きした。10mのそれなりに厳しい巻きだった。
家に帰ってから以前の記録をめくったら、その時は左壁をよじ登ったと書いてあった。写真を見たら、釜が土砂で埋まっていた。

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滝を巻き上がったら、巨大な堰堤が出てきた。
この先、本流には巨大コンクリート堰堤が5基くらいある。一つ一つが巻くのがシンドイのだ。

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900m二又。今日は、ここから右の枝沢を詰めようと決めていた。本流は堰堤越えで苦労する。この右又は火燃峠へ上がって行くから近道でもある。

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枝沢に入るとすぐに5mスラブ棚。ボコボコしているから足の置場には苦労しない。

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滝を登ってみたが、けっこうV字が深い谷だ。ちょっと嫌な予感もするが、とりあえず先へ進む。

厳しそうなら尾根に逃げればいいさ・・・という気持ちで入ってきたが、気軽に尾根に逃げられそうな雰囲気でもない。

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また棚が出てきた。3m+3m。細かいステップを拾いながら登る。

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続けてまた棚。6m以上はある。これはちょっと躊躇した。両岸厳しくて尾根には逃げられない。逃げるなら、今登ってきた3+3mを降りなければならない。登りはいいけど下りは嫌だ。
真剣に見ていたら、ルートが見えてきた。右の枯れ葉が積もった所にステップがありそうだ。
枯れ葉を払いながら登る。逆相だがフリクションが効くからいける。
が、落ち口に上がるところで詰まった。ヌメヌメで足の置場が無い。今日はゆる歩きのつもりでタワシもぶら下げていない。手袋でゴシゴシと苔岩を磨きながら、恐る恐る足をのせて登りきった。

先程、この沢にはアドレナリンが出る場面はないと書いたが、アドレナリン出しまくった。

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棚を登り切って前方を見る。先に棚が連なっているのが見える。そばまで行かないと登れるのか登れないのかわからないが、ゲンナリする。こんな厳しい枝沢だとは思いもしなかった・・・。

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左後方を振り返ると、こんな感じ。崖に樹の根が垂れているから、何とか尾根の背まで登れそうだ。尾根も45度くらいありそうで厳しそうではあるが、あれだけ樹が生えていれば大丈夫。
なんとか尾根に這い上がった。

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ようやく二足歩行ができる斜度になって一安心。ブナの大木が生える尾根だった。

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やがて保護ネットが打ち込まれたガリガリのヤセ尾根になる。
あとからGPSの軌跡をチェックすると、尾根形状じゃないような所を登っていた。やはりここら辺は地形と地形図が一致していないのだ。

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なんだかんだ、火燃峠に登り詰めました。

のんびり歩きのつもりが、やっぱり今日もこんな事になってしまったが、終わってみれば楽しかった。
たぶん、今日登ってきた枝沢も、前もって様子がわかっていて、それなりの覚悟を持って入ればなんてことはないのかもしれない。
先がどうなっているのかわからない不安が、厳しさを倍増させるのだ。記録が無いような枝沢、枝尾根に突っ込んで行くオイラの悪いクセ。やめようやめようとは思っているのだが・・・終わった後のこの充実感があるからやめられない。
でも・・・もういい加減にしよう。

 

 

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2023/04/05

コガネネコノメソウ

2023年4月2日

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今年もまた、AYさんと一緒にコガネネコノメソウを探しに行ってきました。

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去年、やはりAYさんと一緒に、表丹沢でコガネネコノメの生育地を見つけました。
神奈川のコガネの生息地は西丹沢と足柄しかないと思っていたのでビックリしました。
今年はさらに、去年の発見場所からの予想をつけて、探索域を広げて歩いてきました。

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予想が当たり、いや予想以上の生育地を見つけることができました。
見つけた大群落も4か所。中群落・小群落は数えきれないほど。

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陽の光を浴びて黄金色に輝く花。
美しく可愛い花だなぁ。

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黄金色の絨毯だ。

西丹沢の有名な生息地でも、これほどのコロニーは見たことがありません。

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見つけたハナネコノメは、みな葯を飛ばして花の終わりの姿でした。
なんとなくわかったこと。コガネネコノメはハナネコノメが終わると入れ替わるように咲きだすんだ。去年も一昨年もそうだった。
交雑を防ぐための自然の仕組みなのかもしれない。

 

そしてもう一つ大発見。

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なんか見たことが無い花だなぁ・・・と思って眺めていたら、AYさんからコチョウショウジョウバカマだと教えられました。
これまた希少な花らしい。
それにしてもコチョウ・・・なんて初めて耳にする名前だと思っていたら、シロバナショウジョウバカマとかツクシショウジョウバカマとか呼ばれていた花が、コチョウショウジョウバカマに名前替えをしたらしい。

その他にもいろいろな春の花を楽しんできました。

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これも好きな花だなぁ。オドリコソウ

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ヤマネコノメは花が終わり種を付けていた。

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カテンソウ

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ツルキンバイがもう咲きだしていた。

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アブラチャンも陽が当たるとキラキラと綺麗だ。

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フジザクラもちょうど満開。

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ナガバノスミレサイシン

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エイザンスミレ

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マルバスミレ

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ヨゴレネコノメも群生しているとそれなりに綺麗。

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こっちはヨゴレじゃなくてイワボタン

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ニリンソウ

 

春の花を楽しみながら、のんびりと散歩気分の山歩きでした。

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が、AYワールドもほんの一部。
「こっちのトラバース道が近いから」との言葉についていったけど、道じゃないじゃん。
AYさんはひょいひょいと平気で歩くけど、オイラにはヒヤヒヤだった。

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1年ぶりのAYさんとの花散歩。
いろんな事を教えてもらえて、とっても楽しい。
AYさんに教えてもらいたいこと、山の事、植物の事、まだまだたくさんありますから。
またよろしくお願いします!

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