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2018/05/08

イデン沢

ゴールデンウィーク中はずっと仕事してたんだよ~。

まあ、仕事が入れば祭日だの連休だのは関係ない零細企業だもの。
仕事が忙しい事が何よりさ。
でも、GW最終日の6日は、なんとか仕事も休めて山へと行くことができました。

行ってきたのは地蔵平の奥のイデン沢。
このイデン沢、シキリ沢出合から忍橋までの区間が未踏区間としてポッカリと空いてしまっていました。これを埋めなければと、ずっと気になっていたんです。

2018年5月6日

Tizu1856

blogにはアップしていないけど、2週間前の4/22にも世附をウロウロと歩きました。その日は4月にしては異常な高温で、バテバテのヘロヘロになってしまいました。
天気予報では今日も気温が相当上がるとか。都心では30度なんて予報も・・・。
水をいつもの倍の2L用意しましたばが、2週間前の時はホントにフラフラになってしまっただけに心配です。
今日は飛ばさないで慎重にゆっくりと歩く事を心掛けます。

P5060006

7:05 細川橋から少し山へ上がった場所にある大室生神社の下に車を停めさせてもらって出発です。

P5060007

7:55 二本杉峠
一息入れてから、地蔵平に向けてさかせ古道へ入ります。
この古道を歩くのも2年ぶりになります。荒廃する一方の廃経路。時々状況をチェックしておかねばなりません。

P5060012

さかせ古道に入って15分ほどで一つ目の崩壊地。
ここは2010年の台風で土砂が流され、岩盤がむき出しになって通過困難になっていた場所です。その後、ロープが設置され(その経緯も知っていますが・・・)危険だけれど何とか通過できるようになりました。
2年前には再び土砂が岩盤に積もりはじめ、通過が楽になっていました。

さて、今回は・・・
積もった土砂も安定して、さらに楽に通過できました。
但し、設置されているロープも8年は経過しています。ロープに頼りきるのは危険かも。あくまでも補助程度に。

P5060015

さらに15分ほど歩くと2番目の崩壊地。

2年前は新たな崩壊直後で斜面が不安定になっていて、おっかなびっくり通過したものですが、今回はその土砂も安定して、普通に通過することができました。

P5060014

経路不明瞭な区間も多々ありますが、おおむね良好な感じだと思います。
2年前の記憶ではもう一か所岩盤むき出しで怖い箇所があったはずですが、今回はそんな場所も無かったので、おそらく岩盤の上に土砂が堆積したのでしょう。

2010年の台風直後は危険極まりない経路と化していましたが、その後崩壊地も安定してきて、バリ慣れしてる人なら問題なく歩けるはずです。
但し、あくまでも『バリエーションに慣れている人には』ですよ。道としては成り立っていませんので。

P5060018

9:20 地蔵平に到着。

大室生神社から2時間15分か・・・。
今回は、さかせ古道も快調に歩いてきたはずだけど、やっぱり地蔵平は遠いなぁ。

P5060024

富士見林道をしばし歩いて、白水沢出合地点でイデン沢に入渓します。

本当は、富士見林道をもう少し先まで歩いて、シキリ沢出合付近でイデン沢に降りるつもりにしていました。
が、この地点で「あれ? なんで遠回りの林道をシキリ沢まで歩くつもりだったんだろう?ここで沢に降りちゃえば早いのに。」と思ったんです。

P5060025

沢を少し歩くと巨大なコンクリート堰堤。
ここでハっと思い出した。白水沢出合から富士見沢出合までの間に巨大な堰堤が2つあるんだった。それを巻くのが面倒なので、シキリ沢出合まで林道を歩こうと思っていたんだった。

実はこの計画を立てたのは1週間以上前。先週の日曜日に歩くつもりだったのだが、体調不良で1週間延びてしまったのだ。その間にすっかりこの事を忘れてしまっていた。
最近多いんだよねぇ・・・こういうことが。
「年のせい」にだけは絶対にしたくないんだけどさ・・・。

なんて愚痴は置いといても・・・結構疲れるんだ。この二つの堰堤の巻が。

さて。

シキリ沢の出合を通過して、いよいよ未踏区間に踏み込みます。

P5060032

しばらくはずっとゴーロ歩き。

いい加減ゴーロ歩きに飽きてきた標高750m付近。

P5060037

おおっ! 滝だ。
3mくらい。
流れが階段状になっているから、ずぶ濡れ覚悟なら水芯を直登できそう。する人はするんだろうね。ardbegさんとかnenetaさんとかEAさんとか。ずぶ濡れになってね。
オイラは絶対イヤ。釜も深そうだし。左岸のルンゼ状から巻き巻きだ。

P5060038

その上にすぐまた滝。
4mくらい。
ここは流れの左を濡れずに登れる。
階段状になっているから簡単だけど、ヌメヌメ注意だ。
この時季の多分に漏れず、岩はそうとうヌメっている。束子でゴシゴシしながら登った。

P5060040

その上はナメ床。これは良いナメだ。
いいね、いいね。

これは当たりの沢か・・・と思ったが、極上の区間はすぐに終わる。

P5060044

再びゴーロが続き、880m二又。
地形図上では本流は右だ。目指す忍橋も右。
が、水流は1対1。沢幅から見れば左が本流に見える。
地図を見ないで、ただ「本流を進め」と言われたら、左又へ行ってしまうだろうな。

忍橋から上流は踏破済みだし、未踏の左又へ行ってみたい。
が、それではここから忍橋までの区間が、また未踏で残ってしまう。今日の目的はイデン沢の未踏区間をつぶす事だ。

ここは一旦、忍橋まで行こう。その後でこの左又へ降りてみよう。
ここから忍橋までの間に、滝場があるかもしれないじゃん。

P5060046

そう思い、忍橋に向かって歩きだしたが・・・変哲もないゴーロ歩きが続き、ほどなく忍橋が見えてきた。

歩きながら考えた。イデン沢の上流部は菰釣沢と名を変えるのだが、どの地点から名が変わるのかが疑問だった。
忍橋から上流が菰釣沢だと思っていたが、それもなんか変だ。さっきの二又から名が変わるのかもしれない。
という事は・・・イデン沢の源頭はさっきの左又という事になる。

P5060048

忍橋でいったん林道へ上がり、林道を南下しながら適当なところで斜面を降りる。
狙いはさっきの二又地点だ。

が・・・狙った方角が少しずれてしまったようだ。

P5060044_2

降り立ったのは、先程の二又からすこしばかり上流の800m地点だ。
ここもまた二又になっている。

まあ、いいや。ここから上流を目指そう。

P5060053

歩き始めてすぐに滝。
2段で5mくらいか。
いいぞ、いいぞ。

この滝は、どこからでも簡単に越えられる。

P5060055

滝の上もなかなかいい渓相だ。

こりゃ期待できるかも・・・
と思ったが・・・思い過ごしだった。

P5060063

ほどなく水流は消え・・・
岩ゴロゴロの雑然とした沢床を歩く。

富士見林道が横断する地点で沢から上がる事にする。

地形図を見れば、まだこの先標高差にして200mくらい沢は続いている。
水は涸れても岩棚とかはあるかもしれないが、時間はもう11時20分。
先々週の山行でバテバテになってしまった事を考えると無理は禁物だ。

P5060064

富士見林道で休憩しながら帰りのルートを考える。

富士見沢の左岸尾根を下降することにした。
地形図を見て、尾根の形が複雑で面白そうだなと思ったから。

P5060065

この尾根、大栂の山頂付近からずっと続いている尾根だから、富士見沢左岸尾根と呼ぶのは適当でない気はするが・・・富士見林道から下は、富士見沢の左岸をイデン沢まで下っている。

尾根は複雑に分岐しているが、仕事道の痕跡が残っていて、地図を読まなくてもそれほど迷う事は無いと思う。
植林の尾根で面白味は無かったが、歩きやすくはあった。

P5060067

シキリ沢出合でイデン沢に降り立ち、沢を渡ってすぐの斜面に取り付く。
急斜面をひと頑張りして、再び富士見林道へ出た。

P5060072

12:40 地蔵平に戻る。
お地蔵さまに挨拶をした後、久しぶりに山神様にも寄り道してお参りする。
この祠と鳥居もだいぶ傷んできたなぁ。もう何年かすると倒壊してしまうかもなぁ。

P5060073

帰路は大又沢林道を南下して、千鳥橋から大杉歩道で二本杉峠へ向かう事にします。
P5060074

この大杉歩道もほぼ2年振り。ここもさかせ古道と同じく、世附へ入るための通勤路だ。時々のパトロールは欠かせない。


経路痕はさらに薄くなっているような気がした。
新たにロープなどが設置されている箇所もあったが、足元の危うさは増していた。バンドははっきりと見えるが、地面が柔らかく、もはや道と呼べる状態ではない。
ここの斜面は『落ちたら死ぬ』的な恐怖は感じないので、かまわずザクザクと歩けるが、こんなかんじなら、下を流れている清水沢の沢床を歩いた方が楽で安全かもしれない。
オイラ、清水沢も歩いた事があるのでそう思った。

二本杉峠を通過して、尾根通しで細川橋を目指す。

P5060076

無事、神社の裏手に到着しました。

P5060077

最後は山遊びをさせていただいたお礼と、車を停めさせていただいたお礼を・・・

14:50 本日の山遊び終了です。
今日も暑かったけれど、体調は大丈夫でした。余分に持った水1Lも、本当に余分で、ただ重たいだけでした。

本日の歩行距離15.7km
たいしたとこを周っていないけど、やっぱり世附は奥がふかいよねぇ・・・

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