« 2017年11月 | トップページ | 2018年1月 »

2017/12/05

丸渕

この日は夕方から用事があって、早く帰らねばならない。
遠い西丹沢では時間に余裕がなくなるので、東で遊ぶことにした。
久しぶりに丸渕にでも行ってみよう・・・

2017年12月3日

Tizu17123

先週、先々週と東名の大渋滞に辟易としてたので、今日は電車で厚木へ来たよ。
ちょっと寝坊気味だったので、7時50分発の2番バスで煤ヶ谷へ向かう。
バスは満員状態で座れず。

Pc030001

8:25 煤ヶ谷バス停に降り立つ。
ここへ来るのもひさしぶりだなぁ。
大山三峰の稜線を乗越して、丸渕へ降りようって計画です。

Pc030002

谷太郎林道をテクテク歩いて、不動沢の橋を渡ったリバーランドの前から尾根にとりつく。
そう、惣久経路で三峰の稜線へ上がるつもりです。時刻8:45。

Pc030005

まずは植林の急斜面を我慢の登り。

Pc030007

P415まで登れば傾斜も緩む。
ここら辺はまだ紅葉が残っているんだね。
日差しもポカポカと気持ちが良い。のどかな尾根散歩だ。

この惣久経路を歩くのは本当に久しぶり。10年近くたつかも。
経路と呼んでいるが、経路痕はほとんどない。以前は、もう少し道型がはっきりしていたような気もするが、何せだいぶ昔の事だから、その記憶も曖昧だ。

標高650mあたりから再び急登。
南側の宝尾根や境界尾根のようなボロボロ危険区間は無いが、稜線直下の急勾配は変わらない。

Pc030009

ヒーヒ言いながら、稜線登山道へ飛び出す。標高800m地点。
時刻10:40 尾根のとりつきから2時間弱かかっている。
予定よりも30分も遅かった・・・。
登り足が自慢だったオイラだが、いまや形無しだ。

Pc030010

登山道をほぼ乗越すように、反対側の尾根に入る。
樋嵐沢の二又界尾根だ。もちろん、初めての尾根。

賑やかな登山客の声が聞こえてきたので、速足で尾根を駆け降りる。
冬枯れの山では、登山道から丸見えだ。もし見つかって「そっちは登山道ではないですよ~」なんて声を掛けられでもしたら、シャイなオイラはどぎまぎしてしまう。

Pc030012


いやあ~、ワイルドな尾根だった。ガリガリの痩せ尾根。
そのうえ、尾根分岐も複雑でわかり難い。

750m付近でRFをミスってしまった。
正確に言うと、尾根分岐に気づかず枝尾根に入り込んでしまった。
40mも降りたところで、なんとなく変だと思いコンパスを確認して違う方角に進んでいることに気が付いた。

樋嵐沢は登った事もあるし下降したこともあるので、様子は知っている。このまま沢へ降りてしまう選択肢もあったが、それでは悔いが残る。ミスった地点まで登り返すしかないだろう。

こういう経験があって、RFのスキルが上がっていくんだ。
負け惜しみじゃないぜ。ホントにそう思っている。だから極力GPSは見ないようにしている。失敗の経験こそが上達の早道。何事においてもそうだと信じている。
負け惜しみで言ってるんじゃないから。何度も言うけど。

Pc030015_2

それにしてもひどい尾根だった。
こんなキレットもあったりして。
まさにナイフリッジとはこのことだ。靴の幅よりも狭いんだぜ。しかもボロボロと崩れる。ヒヤヒヤもんだった。

Pc030020

ようやく沢音が聞こえ始めて、まもなく尾根の末端だね…なんて思った地点で、崖。尾根が5mの崖で切れている。木の根を掴んで降りられたけどね。

Pc030022

なんだかんだあったけど、予定の570m二又へ降り立つ。

Pc030025

ゴーロの沢を下降して、ようやく唐沢林道へ降りてきた。12:20。
稜線から下降開始してから1時間40分もかかってしまった。
途中でルートミスがあったにしてもかかりすぎ。こんな短い尾根下降で・・・。
それだけ厳しい尾根だった。痩せてる上にボロボロの尾根だった。

Pc030030

唐沢林道を西へ進み、丸渕への降り口へ到着。
林道から丸渕へは立派な経路があったのだが、見る影も無くなっていた。降り口の階段もこんな状態になってしまっている。

Pc030027

丸渕に到着。
淵はまた土砂で半分埋もれていた。
でも、きっとまた、この土砂も洗い流されて深淵の姿に戻る日が来るだろう。

ここはオイラにとっても特別の場所だ。
丹沢の師匠、M-Kさんが大好きな場所だから、オイラも思い入れが深い。M-KさんやAYさんと初めて出会ったのもこの場所だ。

なんて感慨に浸りながら休憩する。

Pc030029_2

さて・・・
今日はもう帰ろう。すでに13時だ。帰路につかなければいけない時間になってしまった。
本当はここから鍋嵐の稜線へ登って帰るつもりだったが、時間がだいぶ押している。ここへ来るまで、考えていた予定よりも1時間以上もかかってしまったからな。

それにしても、あの樋嵐沢二又界尾根。短い尾根だけど、楽しかったなあ。
久しぶりにあんなワイルドな尾根を歩いた。まさしくヤブ尾根の名にふさわしい尾根だった。
ここのところ、沢歩きが中心になってしまっていたけれど、ヤブ尾根歩きの楽しさを思い出したのでした。








| | コメント (6) | トラックバック (0)

« 2017年11月 | トップページ | 2018年1月 »