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2016/11/19

境沢を新大日へ詰める

もう、かれこれひと月近く前の話ですが・・・

M-K師匠が札掛から境沢周辺を散歩するってんで、お供することにしました。

「丹沢をくまなく歩きたい」とか言っておきながら、どうも足が向かない山域ってのがいくつかあるもんでして。この札掛からタライゴヤ沢流域もその一つ。
大っ嫌いな山ビルの巣窟である事が大きな理由でもある。何しろ、沢にも尾根にもウヨウヨしているからね。
10月後半だからと言って油断はできないぞ・・・とは思いつつも、このチャンスに一緒に付いて歩こうと。
何かきっかけがないと、なかなか気が向かない場所ですから・・・

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2016年10月23日

メンバー : M-Kさん EAさん shiro

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7:35 札掛の駐車場を出発します。
今日ははっきりとコースを決めていないとか。歩きながらなりゆきで決めましょうと。
M-K師匠に沢靴の方が良いかと尋ねたところ、「必要ないでしょう」という返事。今日は気軽なコースでいきますからと。
それじゃあ登山靴にしておくか。沢を歩かないなら、登山靴の方が足が楽だもの。
が、これが間違いだった。
考えてみりゃ、EAさんが一緒だもの。気軽なコースですむわけがない。ホラ、二人ともヘルメットをしょってるぜ。

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のんびり歩く事1時間弱。林道終点に到着です。
タライゴヤ沢はここから右又境沢、左又ヤゲン沢と分かれます。そして界尾根は行者ヶ岳へ登るVルートの入門コース。オイラは大昔にこのV尾根を歩いたっきり、久しぶりにこの山域へ足を踏み入れます。

まずは境沢沿いに付けられた登山道を登っていきます。

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この登山道、あちこちで桟道が崩れ落ちているし、道型不明瞭な箇所も多いし、すっかり廃道なのかと思ったら、エアリアではいまだ登山道扱いのよう。でも、登山道のつもりで気楽に入ってきたら危険だよ。

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1000m付近で登山道から離れ、境沢本流を遡行します。

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1020m付近の二又。ここは本流の右へ。

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するとすぐに滝が現れる。3段で15mくらいか。
ここを登るの? そりゃあ、登るんだろうさ。やっぱり、沢靴履いてくりゃ良かった・・・と後悔する。

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水流をガシガシと登るM-K師匠。
オイラは水濡れ嫌いだし、ましてや登山靴だ。左手の倒木を伝い登り、へつって落ち口へトラバース。ちょっと怖かった・・・

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中段のテラスに立ったが、上段はとても登れそうもない。

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で、左岸の岩壁をよじ登る。

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落ち口のすぐ上で沢へ戻って遡行を続ける。
M-KさんとEAさんはここまでは来たことがあるとか。その時は、ここから尾根へ上がったそうだが、今日は本流の遡行を続けます。ここから先は3人とも未知のルートになります。

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小滝を越えて・・・

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標高1100m付近の二又。本流の右又にも支流の左又にも滝。両方とも4~5mだが、直登は無理。周囲も絶壁で巻くこともできない。

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で、少し戻って左岸のルンゼを20mほど登り、尾根を乗越して本流へ向かう。
すこし厳しい巻だったが、何とか成功。

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すっかり水流の消えた沢をさらに進むと、標高1150m付近で再び二又が見える。

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本流の右又には、倒木の向こうに垂直の涸れ棚。左又はゴルジュ。
本流を進みたいなら左岸尾根からの巻だろうが、滝の手前はハングした絶壁なので、かなりの大高巻を強いられそう。
オイラは、左又のゴルジュへ進もうと提案したが、「ゴルジュを抜けたら崩壊地の気がする」と先輩二人から却下。後程上から確認したところ、確かにすり鉢状の崩壊地になっていたのだから、お二人の見解には恐れ入る。

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相談の結果、ここから界尾根に上がる事にする。下部は岩壁だが、何とか這い上がれそう。

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岩壁を這い上がった後も、ぞっとするような急斜面が続くが、樹が生えてるから怖くない。

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突然、裸地に飛び出した。
ひゃあ~! 気持ちイイ。こんな所に裸地尾根があるとは・・・
しばし、ここからの眺望を楽しむ。

後は、稜線までひたすら上るだけ・・・と思ったら・・・
EAさんが右手へトラバースしろと言う。
何故? かなりの急斜面なんだ。トラバースっていったって危険だぜ。
でも、もっともっと右手へトラバースしろと言われ、右へ右へと斜上していく。

どうやら新大日頂上へピッタリと詰めたかったようです。

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12:25 狙い通り、新大日山頂へピッタリと詰め上がる。

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休憩後は、三ノ塔へ向かって表尾根登山道を歩く。
帰りは気楽にヨモギ尾根で…という事です。

久しぶりに歩く表尾根。眺望が良いから気持ちが良い。

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ここもまた久しぶりに来た烏尾山頂。いつのまにか公園のように綺麗に整備されていてびっくり。

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三ノ塔のお地蔵様の脇からヨモギ尾根に入る。

ここも久しぶりなので知らなかったが、モノレール軌道がヨモギ平付近まで敷かれたんだね。

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ヨモギ平を通過。

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AYさんが言うところの『丹沢一』の大ブナを見学。

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おとなしく本尾根を札掛に向かわないで、P806から左の支尾根に入る。
理由は「未踏の尾根だから」

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かつて山仕事用のモノレールでも敷設してあったのだろうか。尾根の背が見事に刈り取られてハイウェイのようになっている。

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尾根を降りきった所はタライゴヤ沢のゴルジュ。
対岸の林道へ上がるためには、激流の中を下らなければならない。
EAさんとM-Kさんは平然と渦巻く水流の中を歩いていくが、オイラはここまで来て濡れたくねぇし・・・。
大岩をよじ登ったりへつったりして、なんとか濡れずに対岸へ渡ったが・・・疲れた・・・
気楽に下山しようと言っていたのに、結局こうなるんだ・・・。

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15:30 無事林道へ上がりました。

お疲れさまでした。
最初は「気軽なお散歩ショートコース」と言っていたのに、結局今日もハードな山行でした。
こうなるだろうとは思っていたけれどね・・・
境沢は確かにショートだけれど、アドベンチャー感満載で・・・
面白い山歩きでした。

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コメント

shiroさん

UPおめでとうございます♪
お気楽なお遊び山行‥、な~んちゃって。
全く我らの頭はイカレテおりますね!
ホントお許しください‥。
EAさんの病気はどんどん進行して来て恐ろしいですね。shiroさんはお仕事がブレーキをかけてくれるので
ここ少し安心です。(^^)
それにしても、絶妙ともいえる恐・楽しいコースでした。
またよろしくお願いいたします。

投稿: M-K | 2016/11/22 02:19

M-Kさん
境沢の源頭部なんて、頭がイカレてる人しか行かない場所なんでしょうね。
でも、なかなか面白い山行でした。
まさに「絶妙ともいえる恐・楽しいコース」ですね♪
また、イカレた山行にお供させてください。
よろしくお願いします♪

投稿: shiro | 2016/11/22 10:07

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