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2016/04/12

世附ネコノメ山行 山伏沢~西沢左又

ご無沙汰してます。
3か月ぶりの更新です。
ちゃんと生きてました。
でも、山へは行ってませんでした。
仕事漬けの毎日を過ごしていました。
仕事は大事だからね。
でも・・・山へ行きたい気持ちは強まるばかり。
山へ行けないストレスから、ネットショッピングをしまくってました。
ロウアルパインのザックを買ったり、トレッキングポールを買ったり、山用の防水カメラ(オリンパスTG-4)を買ったり。
それらを眺めながら、丹沢への想いをはせていました。

毎年恒例の丹沢世附ネコノメ探索。
今年もレガーさんが音頭をとってくださいました。
この日だけは何があっても仕事は休むと決め、心待ちにしていました。
なのに雨模様の空・・・
だけど関係ねぇよ、天気なんて!
ネコノメ草は雨の日だって咲いているのさ!!

2016年4月2日

今年はどの沢を探索しましょうか・・・
オイラのリクエストを聞いてもらって、西沢左又へ行くことにしました。
以前西沢を遡行した時に、860m付近で水量1:1で合わさる左又が気になっていたんです。
元々世附川水系でもマイナーで歩く人が少ない西沢。その西沢に入る沢屋も釣屋も、たいていは本流の右又へ進むと思う。
左又の記録は読んだことも聞いたことも無いもの。(もちろんドブ鼠さんあたりは歩いていると思うけど・・・)
それで、前々から西沢左又は狙っていたんです。

Tizu1642

メンバー  AYさん レガーさん shiro

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8:15 山伏峠のトンネルの脇から出発です。
シトシト雨のバッドコンディションだが、久しぶりの山歩きに心躍る。

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大棚ノ頭から甲相国境尾根に乗り、水ノ木分岐で右折。
山伏沢の源頭が見える最初のコルから、急斜面を強引に下降して山伏沢へと入る。

ちなみにこの山伏沢とは、一般的には沖ビリ沢と呼ばれている沢の事です。
しかし「西丹沢頂稜河川土地名称図」によると、この沢は山伏沢で沖ビリ沢は一本東側(下流側)の沢の名称になっていますので、当blogでは山伏沢とさせていただきます。

P4020011

源頭部から下るとすぐに水流が現れ、ナメ床の沢となります。

P4020018

小滝の下がちょっとした釜になっていたのでのぞいてみると魚がウヨウヨと・・・。
魚オンチで山女だか岩魚だかわかりませんが・・・

P4020023

延々と続くナメ床を下っていきます。
さすが。『丹沢一のナメ』と呼ばれる山伏沢です。
さそがし気持ち良く歩いただろうと思われるでしょうが・・・
とにかくヌメリがひどい。
コケだか水垢だかでヌルヌルです。
水流の中でさえヌルヌルなのだから、おっかなびっくり慎重に歩きます。
春先の沢はヌメリが多いことはわかってましたが、今年のヌルヌルはひどすぎる。
TEVAスニーカーのオイラは滑りまくって大変です。アクアのAYさん、長靴のレガーさんも苦労していたよう。
やっぱり春先はフェルトじゃなきゃダメだな・・・
フェルトの靴捨てちゃったから、持ってないけど・・・

P4020027

この沢に3つある滝の上流側の滝。
以前歩いた時の記憶ではフリクションが効くナメ滝だったが、なんせヌルヌル。巻降りるしかありません。
左岸に残置ロープがあったので、それを使って降りる。

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二つ目の滝。
ここも左岸を巻降りるが、雨で濡れた岩と泥。いやでも慎重になる。

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出合の滝。
ここから金山沢になります。
時刻は10:50。
源頭部に降りたのが9時ちょっとだったから、この短い沢を下るのに1時間50分もかかってしまった・・・。
ヌメヌメの沢を慎重に歩いてきたのだから・・・

この後、金山沢を下り、左岸に金山林道が見えた地点で林道へと上がりました。

P4020114

金山林道から樅ノ木林道へ入ってしばらく歩くと、プリンスのバスが放置されています。
このバス見学はレガーさんのリクエスト。
運転席に座ってみたかったのだとか・・・
気持ちがわからん・・・。
オイラは絶対嫌だね。こんな廃車の中に入るのは。例えビバークの必要があったとしてもさ。

P4020117

樅ノ木林道の終点から西沢へ降りる。
樅ノ木沢と西沢の出合から少し上流地点。

P4020125

前回この西沢に入ったのは5年ほど前の事だから、あまり覚えていないけど・・・ナメが綺麗だった印象が残っている。
記憶通りの素敵なナメ床だけれど・・・
やっぱりこの西沢もヌルヌルだ。

P4020138

この石積の遺構はなんだ?
が、どうやら自然の造形のようだ。
不思議だね。

P4020139

前回は水流左をよじ登ったような気がする・・・が、ヌメヌメの岩に取り付く気はしない。
左岸から高巻く。

P4020145

標高860mの二又地点。
この美滝は本流右又ですが、今日は左又へ入ります。
水量1:1。いや・・・正確に言うと本流の方が少し多い。1.2:1くらいか。

P4020150

さて。未知の左又の遡行開始です。
しばらくは大きめの岩がゴロゴロとした沢。

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ナメ床が現れた。
この山域の沢は、どこへ入ってもナメ床だね。

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何度も言うけど、ヌルヌルなんだよ。水流の中もね。
足の置き場を確かめながら慎重に登る。
けっこう疲れる。
そしてずっと春先の冷たい水流の中を歩いているから、足がしびれてるんだ。
足裏が攣りそうだぜ。

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950mを越えると徐々に傾斜が立ってくる。

P4020168

なんだか荒々しい渓相になってきました。

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おおっと!
樋の中を歩くのか?
こんな寒い日にずぶ濡れはゴメンだ。
で、高巻く。が、巻きも良くない。
おそらくほとんど人が入っていない沢だから、巻きの踏み跡も無い。

P4020175

大岩の左下を潜るようにして登る。
ヌメる岩に緊張しながら。

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また樋状の滝だ。
夏なら水流突破の手もあるけどね。

P4020180

スラブの垂直滝。
こいつは無理だと思ったが、近づいてみたら右手に弱点があった。

P4020181

1100mを越えた地点。
20m以上の大棚が現れた。チョロチョロながら水流もある。
しばし眺めていた結果、AYさんが登れると言う。
ホントかよ~。
確かにホールド・スタンスはありそうだけど、絶対ヌメヌメだぜ。

P4020183_2

最初は右手の泥斜面から巻こうかと取り付いたが、こっちはこっちで危険極まりない。
結局二人の後を追って、水流のクラックを登る事にした。

ぬめりに気を遣いながらなんとかかんとか這い上がる。
クライミングって決して好きではないんだ。
沢歩いているとこうしてぶつかるから、やむをえずやるだけで。
本当は好きじゃないんだ。

最後の2mで行き詰った。
なんとか這い上がったレガーさんにロープを投げてもらう。

手強かった。

P4020185

大棚を越えて1150m付近。5m級の棚が続いているのが見えた地点で、沢からの離脱を決定。

右岸の尾根斜面を這い上がる。

P4020186

先程の大棚を登ったあたりで太ももが攣ってしまっていた。
3か月ぶりの山歩きだからね。
太ももを騙し騙し、急斜面を這い上がる。尾根の背に乗った時にはバテバテだった。

P4020187

甲相国境尾根の登山道へ飛び出し、石保土山へ辿りついたのが15時。

お疲れさまでした~~

西沢の左又は、なかなか骨っぽい沢でした。
ナメもあるし滝も多い。滝登りやクライミングがお好きな人には、本流よりもおすすめだ。
渓相もなかなかのものだし、ぬめりの無い夏場なら気持ちよく歩ける沢だと思う。
決してつまらない支流ではなかった。もっと注目されても良い沢だと思う。

 

 

そうそう。
この日の第一目的はネコノメでした。

P4020159


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ハナネコノメはちょうど盛りでした。
山伏沢、金山沢、西沢といたるところで出会う事ができました。
西沢もまたネコノメ天国だった。

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ヨゴレネコノメも咲きたてはとっても綺麗。
決して汚れてるようには見えないよ。

P4020074

ムカゴネコノメもたくさん咲いていました。

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P4020094

葯が黄色いネコノメを発見。
こんなの見た事ないぞ。大発見か!と、色めきだった。
帰ってからさんざん調べたがわからない。花が白いネコノメソウはハナネコノメとシロバナネコノメの2種しか無いそうだ。どちらも葯は赤色。
じゃあ、これは?
ハナネコノメの変異種だろうか?
そういえば、赤い葯と黄色い葯の混じったハナネコも見た事がある。
「花粉が飛んだ直後の葯は黄色い」とかあるのだろうか??

今年もたくさんのネコノメ達に出会う事ができました。
満足、満足です。

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コメント

shiroさん、こんばんは、

 初めてコメントさせて頂きます、utayanと申します。
いつもニカニカの皆様のHP,ブログを楽しく拝見させてもらってます。本当に久しぶりの更新で嬉しくなりコメントした次第です。伊勢沢の記録はこれからですよね?m-k師とのコラボ羨ましく思っております。
 花の写真がすごくきれいです。(素人の感想なのですが)やはり技術なのでしょうか? もしバッタリがあったならほんの手ほどきでもいただけたらと願っております。
 勝手なコメントで申し訳ありません。近いうちの更新を心待ちにしております。 by utayan
 

投稿: utayan | 2016/04/12 23:05

utayanさん、はじめまして。
お名前はキリヤマ隊長のサイトで拝見しています。
やはり、丹沢のバリルートがお好きなんですね!
 
最近はカメラの性能が格段にupしてますので、カメラ任せでそこそこの写真が撮れてしまいます。決して技術があるわけではありません・・・coldsweats01
 
いつか山中でバッタリとお会いできることを楽しみにしています。
今後もよろしくおねがいします。

投稿: shiro | 2016/04/13 08:56

そうですか、そうですか・・・!!
ヌメヌメで苦労しましたか・・・!!

そんな時にもスパイク長靴です・・・!!

一足如何?

投稿: M氏 | 2016/04/13 19:54

M氏、こんばんは。
長靴ねぇ・・・
履いて歩いた事もあるんだけれど、ぐにゃっとした履き心地が苦手・・・
長靴でどこでも歩いてしまうM氏の事は敬服してるけどね。

投稿: shiro | 2016/04/13 22:08

shiroさん
花探しありがとうございました。
本当にお久しぶりで、昨年のハナネコ以来でしたから(^^)

西沢、shiroさんの読み通りの隠れた素敵沢でしたね。
上部の岩場までは、途中でお腹いっぱいになってしまうくらい中身が濃かったです。
沢山のネコノメソウにも会えました。

また次回(来年のネコノメとは言わず)も宜しくお願い致します。

投稿: レガー | 2016/04/15 08:36

レガーさん、こんにちは。
天気はいまひとつでしたが、楽しい山行でしたね。
ハナネコもちょうど盛りでしたし、西沢左又も素敵な沢でした。
最後の大棚のクライミングは痺れましたけど、楽しい楽しい沢歩きがでした。
行き帰りの車、すっかりお世話になっちゃってありがとうございます。
また、近いうちに一緒に歩きましょう!
どこにします?
温めてるルートはたくさんあるんですヨ♪

投稿: shiro | 2016/04/15 11:37

shiroさん

ハナネコ探索、ご一緒できず残念でした。
左俣、良渓のようでしたので余計にね(;;)

今年もコガネちゃんには会えなかったのですね。
でも、黄色い葯のハナネコさんも新発見?
知られざる花、丹沢のどこかに まだ居るかもしれませんね。

投稿: はっぴー | 2016/04/17 16:13

はっぴーさん、こんばんは。
ホントにご一緒できなくて残念でした。
その後、足の調子はいかがですか?
ネコノメの咲く春の沢を歩くのは本当に気持ちが良いです。
この行事はずっと続けていきたいと思っています。
 
黄色い葯のハナネコ。
やっぱりハナネコの変異種なのでしょうか?
よくわかりません。
でも、こういう発見があるからやめられません。
 
また、ご一緒しましょうね!
筋トレの成果を見せていただきたいです♪

投稿: shiro | 2016/04/17 22:05

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