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2015/05/08

モロクボ沢・キメ岸沢

西丹沢を歩きたい!
西丹沢自然教室の周辺には、ここしばらく行っていない。
ああ・・・モロクボ沢になんて、2年くらい行ってないかも。
GWの東名大渋滞を考えたら、この時期に西丹にいくなんてとんでもない事はわかってる。
でも・・・GW最終日ならちょっとはましかな・・・なんて思いながら、西丹行を決めました。

狙いはモロクボ沢の支流、水晶沢のまた支流、キメ岸沢。
行こう行こうと思いながら、ずっと行きそびれていた沢だ。

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2015年5月6日

西丹沢自然教室の奥、用木沢出合に車を停めて支度中に大変な事に気が付いた。
沢靴が無い! もとい。沢靴などはなから持っていない。オイラが沢靴と称しているTEVAのスニーカーを忘れてしまった・・・とほほ。
いくら勝手知ったモロクボ沢とはいえ、登山靴で歩くほど無鉄砲ではない。
あと、車に積んである靴といえばTEVAのスノーブーツだ。
しかたねぇ。今日はこいつで歩くか。この冬はずっと愛用していて、沢でもそこそこグリップする事は実証済みだ。

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相変わらず派手な靴だねぇ・・・
と思いつつ、7:35 用木沢出合を出発。

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8:10 モロクボ沢大滝に到着。
お久しぶりの対面だ。今日はちょっと水量少な目・・・かな?

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大滝の巻きルート。右岸のチムニーからは残置ロープが撤去されていました。
あれ?2年前に訪れた時にはもう残置ロープは無かったかな。でも、最上段の短いロープは有ったはず。今はそのロープも撤去されています。
ロープが無くても登れるけれど、決して『安易』なレベルではない。
残置ロープをあてにしている人はご注意を。

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大滝を巻き上がったら、モロクボ沢の一番素敵な区間。

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小滝の連瀑帯。

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何度来ても良い沢だね。

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この連瀑帯を過ぎて、ゴーロ地帯をしばらく歩けば水晶沢出合です。

水晶沢に入り、ほんの少し歩けば右岸からナメ滝が流れ込んできます。

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9:20 このナメ滝がキメ岸沢。
さあ、ここから未知の世界。キメ岸沢の遡行開始だ。

2~30mのナメ滝だが、斜度的にはそのまま登れそう。
が、いかんせん今日は沢靴(自称)ではない。おまけに春の沢床はぬめりがちだ。

とにかく登り始めてはみたが、やっぱりグリップが心もとない。
ヌルっとする岩床にひっかかりを探り探り。「うへ~~。怖い、怖い、怖い」とつぶやきながら、一歩づつ慎重に、なんとかかんとか登りきった。

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ナメ滝を登りきったら、目の前にドーンと垂直の棚。
10m・・・15m・・・くらいか。

さて。どっちから巻く?両岸とも厳しそうだぞ。

斜面を登るのは右手(左岸)の方が比較的楽なような気がする。
でも、滝の右横にルンゼが走っていて、もしかしたら大高巻きを強いられるかも。
左手(右岸)の斜面は木が生えていない。最初の10mがズリズリしそうだ。

しばし考えた末、左岸を選ぶ。予想した通りルンゼをトラバースできず、落ち口より20m程の高巻きになってしまった。
決して楽な巻きではなかった。右岸は試していないので、どっちが正解かはわからないが・・・。

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滝を巻き上がったら、穏やかな沢。

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地形図の等高線から「それほど厳しい沢ではないはず」と予想していたが、思った通り緩やか。

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ゴーロあり、小滝あり。なかなか変化に富んだ沢です。

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綺麗なナメ床もある。
あ~。なんか、この沢好きだなぁ。

とにかく本流、本流と登っていく。

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そろそろ詰が近いはず・・・と思った1050mを越えたあたりで5mの棚。
直登は無理だが、巻くのは難しくなさそう。
比較的楽そうに見えた右岸から巻く。

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巻いて、沢床に戻ろうと思ったら、すぐ先にもう1段。黒光りする5mの棚が見えた。

そのままトラバースを続けて一気に巻いた。

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その上は水が消えて、岩ゴロゴロ地帯。
そろそろ尾根に上がり時かなぁ・・・と思いつつ、「もうちょっと、もうちょっと」と沢を詰めていく。

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隣の水晶沢や滑棚沢を詰めた時は、稜線直下の濃いヤブ漕ぎに苦しんだ。
ここでもそれは覚悟していたが・・・。
そのまま沢を詰め切って、蛇ヶ口丸東のコルに飛び出した。
たいしたヤブ漕ぎも無く。
11:00 大成功!

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登山道を辿り水晶沢ノ頭で食事休憩。

11:40 下山します。

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下山路は雷木沢右岸尾根。
V尾根としては有名な尾根ですが、実は歩くの初めてです。

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地形図読みでは分岐が複雑でRFが難しい尾根かも・・・なんて気がしたのだが・・・。
確かに尾根は複雑に分岐はしているが、ほとんど迷う事が無い。
隣の雷木沢左岸尾根のようなトリッキーさが全く無い。
尾根の分岐地点では、どっちが本尾根なのかはっきりわかる。

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やがて植林地帯となると、仕事道が現れる。
仕事道を辿って、難なく雷木沢出合に降り立つ事ができた。

13:05 ほぼ予定通りの時間で用木沢出合に戻る事ができました。
これなら東名の大渋滞が始まる前に帰る事ができる。

キメ岸沢。予想以上に良い沢でした。
変化に富んだいい渓相。
水流が細いのがイマイチではあるが・・・。

短い周回でしたが満足できる1日でした。
ただ一つ。靴の事を除けば・・・
この季節のスノーブーツはキツイものがあるね。
もう、足がムレムレです。

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2015/05/06

谷太郎川源流域

久しぶりにM-K師匠のお供です。

この日は早く帰らなければいけない用アリだとか。
ショートコースで楽しめる場所と言えば、谷太郎川の源流域だよね。

2015年5月3日

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8:25 二の足林道のゲート前を出発。
メンバー : M-Kさん EAさん ardbegさん nenetaさん
        そしてshiro
nenetaさんとは初めての山行です。

不動尻から沢沿いの経路に入り・・・

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お馴染みの不動滝へ到着。
さあ、ここから滅多に人が訪れない秘境地帯へ踏み込みます。

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大ナメ滝。
この大ナメ滝の上流に白滝があるのですが、今日はそちらではなく、左又の本流へ進みます。

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途中、左岸支流の奥にある湧水滝へ寄り道。
岩壁のあちこちから水が染み出し、滝となって流れ落ちている。
この秘境感は写真じゃ伝わらない。
何度訪れても神秘的な光景にうっとりとする。

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本流に戻って、上流へ向かって遡行します。

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標高620m付近のスラブ滝。
・・・のはずだよね。
滝つぼに木がはえてるぞ! こんなの無かったはず。
大雪か何かの影響で崩れ落ちてきた木が、滝つぼに『着地成功』って事なんだろうね。
おかげで滝は見づらくなってしまったけれど、これも自然の摂理。

さて。
この滝を巻き上がってさらに上流へ・・・なんて思いもあったが、それはまたのお楽しみにとっておいて。
ここから右岸の尾根に上がる事にする。ここもまた未踏のルートだから異存は無い。

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取り付きから恐ろしい急斜面。
手足フル稼働の急登が100m以上は続いただろうか。
でも、土が安定しているから、恐怖心無くガシガシ登れた。

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この辺りは標高700~800m付近が岩稜帯となっている。ヤセ尾根に大岩がドーンと鎮座していたりすると、とっても危険な尾根になるのだ。
やっぱりこの尾根にもヤセ尾根大岩地帯があったが、うまいこと巻きルートがあった。もしかしたらこの辺りの尾根の中では、一番安全に歩ける尾根かもしれない。

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無事、梅ノ木尾根の登山道へ飛び出しました。

この後はP778から不動滝へと伸びるシチミ尾根をダダッと下り、本日の山遊びは終了です。

短い周回でしたが、充実した山歩きでした。
あの尾根は見っけものだった。

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林道にはハルユキノシタが。

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沢にはヒメレンゲが。

もう春も終わり、初夏が近づいているんだ。

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そして、もうシロヤシオが咲いていたよ。
今年は早いねぇ・・・

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