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2014/09/25

水元ノ沢

M-K師匠がトリキ沢近辺をウロウロするってんで、ついて行く事にしました。

2014年9月21日

14921

朝、用木沢出合で待っていると、ほどなくM-Kさん達も到着。
今日はてっきり尾根歩きをしてトリキ沢源頭部に降りるのかと思っていたら、「水元ノ沢を上がるよ~」と言われる。
水元ノ沢ってどこだっけ?と手持ちの地形図を確認する。
う~ん・・・マジぃ・・・とうなりたくような沢だ。地形図の等高線からは、いかにもヤバイ沢ってのが読み取れる。
でも逆に考えれば、単独の時は近寄らない沢だろうから、いいチャンスだ。

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8:50 用木沢出合を出発。
メンバー : M-Kさん EAさん YAMさん ardbegさん
        そしてshiro

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白石林道の終点付近で白石沢左岸に流れ込んでいるのが水元ノ沢だ。

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巨大なコンクリート堰堤を5つ6つ越えて進む。
『水元ノ沢』との名前と裏腹に、チョロチョロ流れていた水流も消える。

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堰堤越えも飽きてきた頃、ようやく滝が現れた。
つっても、もはや水流は無い。

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これくらいの棚が連なる沢なら楽しい範囲だ。

Rimg0187

と思っていたら、目の前にドド~んと垂直の壁。標高760m付近。
2段で17~8mってとこか。さらに上にもう1段10mクラスの涸棚が見える。

これは無理だねぇ。途中でオーバーハングしてるもの。たとえロープぶら下がってたって登りたくないね。

だけど両岸とも切り立った崖で巻くにも巻きようがない。

ハイ。沢から脱出決定。(こういう時に、「敗退」って言葉を使う人が多いけれど、オイラはルート変更は勝ち負けじゃないと思っているから。)

左岸側の尾根に這い上がりたいのだが、安全に登るためにはだいぶ下流まで戻らねばならない。
でも、すぐ右手の泥壁を這い上がれば、崖の上のバンドを伝って尾根に渡れるんじゃ・・・

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そんな気がしたんで、この泥壁を這い上がる事に。

思惑通り、崖の上にバンドが有るには有ったが・・・いやァ、なかなかの高度感があってちょっとビビる。
そんな場所を、ardbegさんがロープを引いて渡ってくれる。
さすが! すげぇやこの人。

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ロープ無しで渡れないバンドではないけれど、有るのと無いのじゃ大違い。
片手をロープに添えるだけでサクサク渡れてしまうから不思議だよねぇ。

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なんとか小尾根にしがみついたが、これもまた半端じゃない急斜面。
でも、木が生えていれば安心だ。

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やがて栂の巨木が生える、雰囲気の良い尾根になった。

そして手沢右岸尾根に合流してP1055へ。
白ザレの鞍部を1つ越え、2つ越え。

トリキ沢の源頭部へ降りるためのルートを探りながら歩く。
「この辺かな」という小尾根を見つけて下降開始。

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長年のバリ歩きで結構な急斜面でも慣れてはいるが、その限界を超える急尾根だった。ロープを出して下降する。

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でも、こんな尾根歩きもなかなかワイルドで面白い。

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で、降り立ちました。トリキ沢の源頭部。目の前は滝の落ち口。

この後、滝を下降するために懸垂下降。
たいていの場所はゴボウで降りてしまうが、オーバーハングの崖だったもんで。
オイラとしては、懸垂するのは5年ぶりくらいかな。スリングで簡易ハーネスを作り、お守り代わりにいつもぶら下げているエイト環をセットして、ロープの扱い方を記憶の底から呼び覚まし・・・。

やってみれば、ゴボウよりも全然楽ちん。
久しぶりの懸垂も面白かったァ。

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先日のトリキ沢遡行時にやむを得ない事情でやり残したという、M-Kさん達の作業をお手伝いした後、沢を詰め上がります。

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下山はトリキ沢右岸尾根。オイラは初めての尾根です。

短い周回ながら、盛りだくさんでなかなか充実した山歩きでした。

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コメント

shiroさん

おバカコラボのお付き合いお疲れ様です!
私はもっとよい子の尾根で行く積りだったんですよ。
ardbegさんのお顔と背中のヘルメットとロープを
見た途端によい子は吹っ飛びました。
覚悟の一日になるぞ・・・・。
そして頂いたお言葉「水元ノ沢はいかがですか?」と
来たもんだ・・でした。
我らの病気。おバカでなければ山歩きではない!
しかしこの楽しさは堪りませんね~。happy01

投稿: M-K | 2014/09/27 02:07

M-Kさんこんにちは。
毎度のことながら、おバカコラボは楽しいです♪
今回もショートコースながら盛り沢山の内容で、とっても楽しめました。
水元ノ沢・・・いずれ、あの大棚の上流部も探索せねばなりませんね。あの大棚は直登も巻きも不可能ですから、下流部から右岸の尾根を登り、大棚の落ち口付近に下降する事を考えています。
またよろしくお願いします。

投稿: shiro | 2014/09/27 12:02

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