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2014/05/09

早戸大滝

GWだとはいえ、自由にできるのは5月4日と5日だけ。
4日はM-Kさん達と世附奥地を歩いてきた。5日は連荘になるが、蛭ヶ岳に登ろうと思っていた。
が、4日の山行が結構ハードだったので・・・足の疲れが・・・
おまけに5日は午後から雨の予報。
蛭ヶ岳はちょっと無理かな・・・
でも、せっかく自由に使える貴重な休日。
軽めの半日コースで早戸大滝まで散歩してくるか・・・
あそこへもしばらく行っていないからね。

Tizu20

2014年5月5日

7:15 早戸川林道の魚止橋に車を停め歩き出す。

P5050002

咲き始めたばかりのウツギなどを愛でながら林道をテクテクと。
伝道から山道に入り、造林小屋の脇を通って水平経路を歩く。
歩きなれたいつもの道だ。

4月半ばにこの経路を歩いたEAさんから、『木桟橋が一ヶ所完全に崩落している』という情報は聞いていた。でも『高巻きできるルートはあるよ』とも聞いている。

その崩壊個所は、水平経路から早戸川へ降りる地点間近の、最後の木桟橋だった。
なるほど。厄介な場所だ。下へ降りれば雷淵。上で巻くしかないが、岩場だからきっと慎重なRFが必要になるだろう。

でも、ご心配なく!

P5050013

写真は通過後に振り返って撮ったもの。
どなたかが、壊れた桟橋を使って梯子を作ってくださっている。
そして親切にロープまで。

ただし。
梯子の上の岩がオーバーハングしているので、ロープに身体を預けなければ降りられない。
ロープの結びと支点は大丈夫な事は確認したが、慣れない人は止めといた方がいいかも。

P5050015

第一渡渉地点。
橋は流されて無いだろう事は予想していたが、ここでもどなたかが橋を造ってくださっていた。

ここは水流が早いうえに渦巻いている場所だから、渡渉に苦労する地点なんだ。
橋が流されている時は、上流の大岩へよじ登って越えると浅瀬になるので、そこを渡る事にしていた。
が、流れが変わったらしく、大岩の手前が腰までの深さの淵になってしまっているので、橋があってホントに良かった。

ただし、グラグラと揺れて不安定なので気を付けて渡ってね!

P5050020

第2渡渉地点。
ここは橋が無い。
去年は、少し上流部に大ジャンプすれば渡れる場所があったが、今は無い。
大雪のせいなのだろうか。全体的に川の様子(流れや岩の位置や)がだいぶ去年とは変わってしまっている。

しかたねぇ。ここはジャブジャブと渡るしかない。

P5050025

今日はジャブジャブを覚悟してきたから、ネオプレーンの靴下とスパッツを装着はしているんだけどね。
膝上まで濡れてしまった・・・
『濡れずに沢を歩く』事を目標にしているオイラとしては、屈辱ものだ・・・

この水量の多さは想像以上だった。この辺りは脛くらいの水深で渡渉できるはずなんだ。
これも大雪の影響か? 大量の雪解け水が流れてきているのかもしれない。

P5050022

左岸の河原から5mほど岩をよじ登り、へつり気味に歩く地点。
対岸にケルンが積んであるのが目に入った。
「あれ? 岩場のへつりができなくなったのか?渡渉して対岸を進めって事か?」

確認のために岩場へ登ってみるが、去年と変わりなく簡単なへつりで雷平へ降りられる。
何のためのケルンなのだろう・・・
余計なマーキングはしない方がいいよ。ケルンを見て、無用な渡渉をする人だっているだろう。

P5050023_2

雷平。本谷沢と原小屋沢の合流地点。
ここもやはり膝上ジャブジャブで原小屋沢を渡渉する。

大滝へ向かって本谷沢を遡上する。
何ヶ所か渡渉をしなければならないが、いずれも飛び石で行けた。

両岸の谷間には、まだ雪が残っている。
もう暦の上では初夏だというのに・・・

P5050035

大滝沢出合が近づいてきた頃・・・

ビックリした!

本流が雪渓になっている。
雪のトンネルの中から水が流れ出している・・・
こんな光景、初めて見た。

大滝沢も出合から滝下まで雪渓。
ここはいつも、沢沿いに滝下まで行ってから尾根へ這い上がるのだが・・・
そっと雪を踏んでみる。一応固くしまっている。(5月の丹沢で雪がしまっているのもおかしいけどね・・・)
これなら雪渓の上を歩けない事もないか・・・

でも、そんな無駄な冒険はしない。
出会いから『木の根掴み這い上がりルート』で尾根に上がる。

P5050040

尾根上から眺めた早戸大滝。

時刻9時10分。 空を見上げると今にも降り出しそうな雲。先ほどからポツポツと感じる。
もう帰ろう・・・
と思った。

が、同じルートを戻るってのも能がない。
あと100m登って、瀬戸ノ沢左岸尾根を下って帰る事にする。

この急勾配100mの登りがキツかった。
完全に昨日の疲れが残っている。それも左足だけ。
きっと奥野歩道のトラバースで、山側の左足に異常に力を入れて踏ん張っていたからだろう。
左足だけ乳酸が溜まって、筋肉がいっぱいいっぱいになってしまう。

こんなんじゃ、とても蛭ヶ岳になんか登れなかったな・・・。

足をだましだましなんとか登り、1150m付近でトラバース。
瀬戸ノ沢左岸尾根に乗った。

P5050044

なだらかな良い尾根だった。
ただし、低木の馬酔木が多いから枝がうるさくて歩きにくい。
でも、しいて言うならだよ。自然林の気持ちが良い尾根だった。

P5050045

P1056から植林に変わる。
かすかに残る仕事道の痕跡を辿りながら降りる。

P5050047

瀬戸ノ沢出合にピッタリ下降。

ここで最後の渡渉をしなければならない。
せっかく乾いた靴とズボンを、また濡らすのは嫌だな・・・
と、河原をウロウロする。
少し上流で、なんとか飛び石で渡れる地点を見つけた。

帰り際に伝道でMASAHIKOさんから聞いた山神様にお参りしていこうと思い、登山道の上の斜面を探してみる。
ブカブカの急斜面を登ったりトラバースしたりして探してみたが、結局見つけられず・・・。
雨も降りだしそうだし、足も疲れてるし・・・であっさり探索をあきらめる。
MASAHIKOさんに詳しい場所を聞いとけばよかった・・・。

11:30  魚止橋へ戻る。
車での帰り道、宮ケ瀬湖に差し掛かったあたりでザーザーと雨が降り出す。
いやぁ・・・助かった。30分遅かったらずぶ濡れだった。

今日は花も不作です。
早戸川上流部は、雪が残っているし、寒かったし、「まだ春が来てないの?」と思ってしまうような雰囲気でした。
大滝沢も早戸大滝の落ち口から上流は雪渓。
真冬の景色だったよ。

P5050009

ようやく見つけたキクザキイチゲも、寒さで縮んでしまっているよう・・・


 

 

 

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コメント

shiroさん

情報ありがとうございました。桟道のその後の状態や渡渉点、雪渓のことも大変参考になりました。私の計画していた原小屋沢~ボッチ沢はまだ時期が早いですね! 助かりました。11日は榛ノ木丸辺りで遊んで来ようと思いますが都合よろしければお越しください。

投稿: M-K | 2014/05/09 09:48

M-Kさん、こんばんは。
この分だとまだ原小屋沢の上流部やボッチ沢、又兵衛沢などは雪渓に覆われている事だろうと思います。
立夏も過ぎたというのに・・・こんな年もあるんですね。
11日は榛ノ木丸ですか!
あの辺もしばらく行っていないので、行きたいのはやまやまなのですが・・・11日は用アリなんです・・・(涙)
残念です・・・。
間子小屋沢あたりも源頭部はまだ雪渓かもしれません。どうぞお気をつけて!!

投稿: shiro | 2014/05/09 21:25

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