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2013/01/04

新春恒例 大山参り ~北から南へ大山縦走~

2013年1月3日

毎年、新年は大山へ登ってお札をいただく事にしています。
毎年いろんなルートで登っているのですが、今年は、やってそうでまだやって無い大山縦走をしてみることにしました。

Tizu17


Tizu19


ものすごく縦長のルートになってしまったので、ルート図を2枚に分けました。
見ずらかったらゴメン。

縦走と言うからには、大山の尾根の端から端までを通して歩きたい。
地図を眺めると、北の端はどうやら中津川の唐沢川出合だ。南の端は浅間山、高取山を経て秦野まで。あるいは雷ノ峰をずっと下って伊勢原の子易あたりまで。
前者のルートは何度も歩いた事があるので、後者を歩いてみることにする。

P1030001

宮ケ瀬行きの1番バスに乗って三叉路バス停に降り立つ。7時45分。
バスはガラガラで、ここまで来たのは僕以外に2人。たぶん三峰を縦走して丹沢山まで行くのだろう。ここを起点にして大山へ登るなんて話は聞いた事が無い。

さて、唐沢川出合にかかる唐沢公園橋まで長い長い県道歩きだ。エアリアのコースタイムでは1時間20分という事になっているが、先の長さを考えると楽な舗装路歩きで時間を短縮しておかなければ。と、朝一から早足で急ぐ。

8時35分唐沢キャンプ場内の唐沢公園橋を渡る。

P1030003

橋を渡って正面の尾根に取り付くつもりだったが、トラロープが廻らせてあり『立入禁止』のプレートが。
ムム・・・ここはキャンプ場の私有地なのか。正月から不法侵入騒ぎを起こすのもナンなので、左手の唐沢川沿いのハイキングコースに入る。

P1030006

立入禁止ロープが途切れるまで登山路を歩いていたら尾根側が崖地になってしまった。
這い上がれそうな場所を探りながら歩くが、なかなか無い。
あまり先へ進んでしまうと、尾根の背に乗るのがしんどくなるばかりなので、この桟橋の手前の崖地を這い上がる事にする。
立木を頼りに30mほど這い上がり、なんとか尾根の背に乗った。

P1030007

そこは植林地。
結構な急斜面だが、ブカブカ地面の植林尾根だから危険は無い。
地面が柔らかだと足の力が逃げるから、登るのしんどいけどね。

P1030008

9時5分 鉄塔の下を通過。『新多摩23』と書いてある。

この後、唐沢林道を横断。
林道が尾根を横断する場所は崖地になっているので、右手に100Mほど林道を辿ってから尾根の腹をよじ登る。

P1030011

ここもまた植林尾根。
P622、P584と通過。

P1030014

9時50分 一ノ沢峠に到着。ベンチで一息入れる。

さあ、ここからはおなじみのルートだ。『大山北尾根』と呼ばれているルート。

P1030016

大山北尾根は僕のVルート歩きの原点だ。S-OKさんの著書『大山北尾根・支尾根』を読んでここを歩いてみたのがバリエーションにはまるきっかけだった。
もう5~6年も前になるのかなぁ。当時、地図読みもRFもろくすっぽできないのに、この『山』と書かれた石柱を頼りにドキドキしながら歩いたっけ。

ところで、スマホに『山と高原地図』を入れてるのですが、最新版では大山から一ノ沢峠までが登山道扱いになってしまったんですね。ちょっと前までは16号鉄塔から西へ下りて地獄沢橋までが登山道扱いで、16号鉄塔から一ノ沢峠までは無印のVルートだったんだ。

まあ、どっちでもいい事なんだけどね。
大山北尾根は僕の中ではバリエーションの原点だったから。「メジャールートになったんだ」という事が、ちょっと寂しい。

P1030018

10時50分 16号鉄塔。
大山北尾根で一番眺望が良い場所。いつも通り、ここで10分休憩。

P1030022

11時25分 ミズヒノ頭通過。

P1030023

11時35分 西沢ノ頭通過。
メジャールートになったとは言え、ここまで誰一人会わない。
静かな山歩きができる場所である事は、相変わらずだ。

P1030025

ネクタイ尾根の分岐を過ぎて、西側崩壊斜面がこんなになっていた。
これが何かはわからないが、斜面の崩壊を食い止めるためのものなんだろう。
この崩壊斜面の上端に座り込んで、丹沢の山並みを眺めながら休憩するのが常だった。
今はフェンスにさえぎられて、斜面の端まで行けないが、フェンス際の倒木に腰かけて昼飯にする。
どうせ山頂はごった返しているだろうからね。

P1030027

12時30分 山頂に到着。登山者でごった返しているが、想像していたほどでもない。いつも正月は休憩する場所も無いほど、人であふれているのだから。今日はだいぶ少な目。

山頂のお社に参拝をして、おみくじを引く。
1回目は吉。木の枝に結んでもう一度。今度は大吉。
ヨシヨシ。こういう事にこだわる人なんです。

P1030030

表参道を30分で駆け下りて、今度は下社にやってきた。
雷ノ峰を降りるのだから遠回りになる事は承知だが、いつも買っている『商売繁盛』のお札は山頂では売っていないのだから仕方がない。

ここでの参拝は行列に並ばなければならないのでパスさせていただいて、社務所でお札をいただいてから、見晴台方面への登山道へ入る。

P1030034

13時50分 見晴台から大山山頂を眺める。どんよりとした雲に包まれている。先ほどから雪がちらついていたが、地面がうっすら白くなりはじめていた。

雷ノ峰登山道を下り、日向薬師方面への分岐に立つお地蔵様を過ぎたらいよいよ未知のルートだ。
ここから653.4、472.5、258.9という3つの三角点を通る尾根を辿って子易へ下りようと思う。

国土地理院の地形図には、経路を示す黒破線が記されているが、地形図の黒破線ほど当てにならないものはない。

P1030035

まずは植林のなだらかな尾根歩き。踏み跡はしっかりと付いている。

P1030038

14時15分 653.4の三角点ピークに到着。ウェブで調べると、エボシ山と呼ばれているらしい。

ここから南の尾根がいかにも歩きやすそうに見えるが、北東の尾根へ向かう。

P1030040

古ぼけた鹿柵を左手に沿って歩くと正面にも鹿柵が現れた。その隙間はなんとか通れないこともなさそう。
が、後から振り返って、ここを通過しないで正面鹿柵の右手に回り込むのが正解だったかもと思う。
鹿柵の隙間を見つけると、つい通りたくなってしまうヤブ屋の習性というか・・・。

この通路を通り抜けて急斜面を下るが、尾根の形状がなくなる。コンパスを当ててみるとどうも方向が違う。

南方面にトラバースしながら、尾根を見つけて下りる。
もっともここら辺は、どこが尾根だか山腹だかわからない急斜面地だ。
ロープ無で下りられるぎりぎりの急傾斜地を降りると、最後は擁壁で行き詰る。
地形図のマークで予想はしていたけどね。

P1030042

擁壁の比較的斜度が緩やかな部分を見つけて、最後2Mは滑るように飛び降りる。

どうやら予定の地点よりも少し南側に下りたようだ。
帰ってからロガーの軌跡を見ると、黒破線の尾根の南側を降りている。
が、北側にそれらしき尾根も無かったしなあ・・・ちょっと釈然としない。

東へ向かって林道を少し歩くと尾根を辿る経路があるので、林道と別れてそちらへ入る。

P1030046

そこは散歩道のような立派な経路。
しばらくは気持ちよく歩いていたが・・・。

472.5三角点がある次のピークとのコルの手前で、経路は階段で林道へと降りていく。
地形図を眺めながら考える。林道は三角点ピークを巻いている。ずっと崖マークがついているから、林道へ降りてしまうとピークヘ上がれなくなるかも。
ここは尾根伝いに行った方が良いだろう。

P1030047

ところが! ものすごい激ヤブだ。
近頃、西丹沢でも激ヤブは少なくなった。まさか表丹沢でヤブ漕ぎをするとはな。

P1030048

ヤブの中に保安林の標識が立っているから、林道ができる前は立派な経路だったんだろう。

P1030051

なんとかヤブを抜けたら、472.5ピークだった。
三角点の向こうのヤブを抜けてきたんだ。

P1030053

今度は尾根の先端から楽に林道へ降りられた。

林道をしばらく辿る事にする。あくまでも尾根通しにこだわりたいのはやまやまだが、先ほどのような激ヤブ漕ぎを繰り返していたら、日没までに下山できなくなるかもしれない。
それに・・・今日は相当なロングを歩いてきているから、疲れちゃってるんだ。

林道のヘアピンカーブから、再び尾根に入る。
今度は立派な経路がついている。経路はP326の西側を巻きながら、南へ向かっている。

P1030059

15時35分 258.9の三角点に到着。
やれやれ、これで本日のミッションは全てクリアした。

ここから経路は西側へ向かっているが、黒破線は南へ向いている。
昔は南へ経路が付いていたのかなあ・・・と思いつつ、無理やり南の斜面を降下。

P1030061

と、神社に降り立った。

ああ、正解だった。神社が有るって事は、里まで道があるって事だ。

P1030062

が、この道もヤブだった・・・
微かな道の痕跡を探しながらヤブをかき分けかき分け・・・

P1030064

宋源寺というお寺へ何とかたどり着く。15時45分。

いや~疲れた。
今日もいっぱい歩いた。
大山の南東尾根もなかなか面白かった。ヤブ漕ぎも含めてね。
負け惜しみじゃないよ。ヤブ漕ぎは嫌いじゃないんだ。
自称「丹沢のヤブ屋」だからね。

この南東尾根、途中林道歩きでズルしちゃったから、もう一度尾根通しにチャレンジしないとね。

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コメント

あけましておめでとうございます。

新春長駆山行お疲れ様でした。

今年もコラボ宜しくお願いしますね。

投稿: AY | 2013/01/07 03:42

AYさん
あけましておめでとうございます。
AYさんこそ、例年通りの蛭ヶ岳の串刺し山行お疲れ様でした。
今年もよろしくお願いいたします。
毎年恒例のネコノメ探索や、箱根の野草探索も楽しみにしています。

投稿: shiro | 2013/01/07 14:46

明けましておめでとうござひます!
「丹沢のヤブ屋」さま・・。ウヒヒ・・。(笑)
ダニまみれになりましたか?
5日のヤブ尾根ではバッチリいましたよ。
しかし笹が衰退していて寂しかったです。
本年もよろしくお願いします。

投稿: M-K | 2013/01/08 18:04

M-Kさん
あけましておめでとうございます。
新年早々からヤブ漕ぎしてまいりました。
M-K師匠に(おバカさを)鍛えられていますから!
M-Kさんこそ焼山でのヤブ漕ぎお疲れ様でした。
そちらはダニだらけでしたか!?
こちらはダニはいなかったものの、笹の中に茨が混じっていて大変でした。weep
本年もよろしくお願いいたします!!

投稿: | 2013/01/08 21:08

あけましておめでとうございます。

ところで、記録を拝見して3日に行かれたようですね。私も3日に大山行きました。
私は沢登りでしたが。。。
下山は雪がチラついて寒かったです。。
今年もこっそり記録を拝見させていただきます。
今年もよろしくお願いします。

投稿: らえ | 2013/01/13 22:34

らえさん、こんにちは。
らえさんの記録、拝見していました。
大山川を登っていたんですね!
この厳寒期に沢登とは・・・さすがですhappy01
もしかしたら同時刻に、山頂付近にいたのかもしれませんね。
お会いできずに残念です。
 
今年もよろしくお願いします。
機会がありましたら、また一緒に歩きましょうネ♪

投稿: shiro | 2013/01/14 10:49

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