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2011/12/08

石棚沢

2011年12月4日

最近はなんだかんだで山へ行く機会が少なくなっている。

決して気持ちが山から遠ざかっているわけではない。行きたくても行けないんだ。休みが取れなかったり、他の用事が入ってしまったり、天気が悪かったり。

休みが取れたこの日、AYさん、MASAHIKOさんと石棚沢へ行く事になった。空気が澄み切った最高のお天気の日でした。

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AYさん、MASAHIKOさんと3人で西丹行きの一番バスに乗って、8時30分。西丹沢自然教室に到着。教室のK氏に挨拶をして、支度を整えて、8時45分石棚沢へ向かって出発。

東沢沿いの経路を15分も歩くと石棚沢出合だ。

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ほとんど水が流れていない、ゴロタ石がゴロゴロと転がっている石棚沢に入って遡行する。AYさんとMASAHIKOさんはアクアステルスを履いているが、オイラは登山靴だ。もちろん石棚沢を遡行するのははじめてだが、「石棚沢に沢靴は必要無いだろう」と思っていた。「水流の少ないゴーロの沢」というイメージだったんだ。

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いくつか堰堤を越える。それにしてもこの沢、壊れた堰堤が多い。三つあっただろうか。

不思議な事に、下流部ではほとんど水流が無かったのに、中流部に差し掛かると少しずつ水流が増えだす。

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出会いから40分ほど歩いた所で、ナメ滝出現。

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だんだん面白そうな雰囲気が出てきました。

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滝と呼んでいいのかどうかはわかりませんが、こんな小滝が次々と現れます。

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夏なら濡れながら水心を歩くのも一つの手ですが、濡れたくないので慎重にルートを探ります。

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標高850mを越えた辺り。ゴルジュの出現です。

「ただゴロゴロの沢」という石棚沢のイメージが一変しました。これはなかなか面白い沢じゃないですか。あまり遡行する人もいないようだけど、けっこう歩きがいのある沢です。

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アクアステルスの二人はぐいぐいと登っていきますが、登山靴のオイラは恐る恐る。足元のグリップを確認しながら付いていきます。やっぱり沢靴が必要だったなあ。

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何度も言いますが、ガラガラの下流部からは想像できないくらい、素敵な渓相の中流部です。

標高930m付近で二又。本流は左だが、遡行記録が無い右又へ行ってみようというAYさんの提言で右の支沢へ入る。

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しばらく進むと7~8mの滝。一見簡単そうには見えるが、なかなか渋い。

この滝を越えたら水流も無くなり、再びガラガラ沢になる。

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源頭部に近づくと、沢も複雑に枝分かれしているが、どこも立っている。尾根に逃げようにも、尾根も切り立っていて、沢筋以上に危険そうだ。なんとか登れそうな傾斜の沢筋を詰めていくが、とても他人にオススメできる場所じゃない。浮石だらけのガラガラ沢で、落石をおこさずに登るのは不可能だ。

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前方に見えたキレットを目指して、最後はズルズルの急斜面をヒーコラしながら詰上げた。

石棚沢はやはり本流を詰めるべきなんだろう。

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這い上がったのはヤブ沢ノ頭の西、P1210だ。時刻は11時25分。

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いやはや、素晴らしい富士山だった。実際の見た目は写真以上。けっこう丹沢通いをしているが、こんなに空気が澄み切った日は、年に何回も当たらない。

下山は一般登山道・・・を歩くわけが無い。この3人だもの。登山道を横断して、P926へ向かう尾根に入る。オイラは初めて入る尾根だから、先頭でRFをさせてもらう。

この尾根、下りで使うときは1100~1000mの間が要注意だ。全く尾根の形状が無い斜面を慎重に方向を見定めて下る。ちょっと前までは踏み跡もあったらしいけれど、今は歩く人も少なくなったせいか踏み跡も薄く、マーキングも全く無い。

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P926からは箒沢公園橋へ向かう尾根に乗る。ここは過去一度歩いた事がある。尾根の下部ではちょうど紅葉が見頃だった。

13時15分。箒沢公園橋へ下山。次のバスまで1時間近く間があるので、紅葉を楽しみながらブラブラと細川橋まで歩く。

ホントの理由は、細川橋まで行かないとビールが売っていないからなんだけれどね・・・

それにしても石棚沢。沢歩きの対象としてはマイナーな沢だけれど、なかなか良い沢だったよ。

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コメント

おつかれさまです~
ひょぇー 寒そうですっ(鼻水)

エンテイの石材はどんなもんだったでしょう?
現地調達ですかね?
間知石に加工してないっぽいので、ひょっとして
ふもとで加工済みのやつを運び込んだんじゃまいか?
と疑ってます。

投稿: TI-AEK32 | 2011/12/10 17:59

TIさん、こんばんは。
エンテイの石材ですか・・・?
よくわかりませ~ん。
なにせ、エンテイに関してはド素人ですから。
でも、世附奥地のエンテイ達とは、あきらかに積み方も石材の加工も違うし、「これは博士好みのエンテイじゃないな」と感じました。
よくわかりませんが、壊れたエンテイの断面をアップで撮ったので、後ほどメールで送っておきますね。

投稿: shiro | 2011/12/10 21:11

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