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2011/02/21

大山周回 ~スノーハイクの夢よ再び~

先週のスノーハイクがあまりにも爽快だったもので・・・。

「雪の中を歩くなんてイヤだね」なんて言ってた事をコロッと翻して「ラッセルしながら歩くのは楽しいネ」なんてなってしまったわけです。

金曜日の雨。平野部では雨でしたが、山の上ではきっと雪に違いない。きっとまた山の上ではフワフワの雪が積もっているに違いないゾ。ウッシシ~。なんて胸を膨らませ、「ヨシ! 大山北尾根の雪を蹴散らしてくるかァ!」と行ってきました。

ところがどっこい・・・

Tizu2

2月19日

7時55分。日向キャンプ場の駐車場に車を止めて歩きだす。

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鍵掛沢と屏風沢の出会いからは、両方の沢に大きな堰堤が見えます。鍵掛沢堰堤の右岸の階段を登って尾根に取り付きました。が、屏風沢側からも登ってこれそうです。

ちなみにこの堰堤の銘板には『鍵掛沢ダム』と彫ってあります。そうか・・・。これは堰堤じゃなくてダムだったのか・・・。というか、違いがよくわからん・・・。

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鍵掛沢右岸尾根(ここはS-OKさんが鍵掛尾根と命名しています)は、なかなか快適な尾根です。下部は険しい岩尾根ですが、しっかりとトレースが付いていて、問題無く歩けます。上部は植林のなだらかな尾根。

P778で梅ノ木尾根に合流して、進路を西に。ここもバリエーションルートではありますが、はっきりとしたトレースが付いています。

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P893で三峰~大山の稜線にぶつかったら、進路を北へ。500mほど歩いたら唐沢峠です。時刻9時25分。

ここまではほとんど雪がありませんでした。先週はこの稜線にも3~50cm程の雪が積もっていましたが、溶けてしまったようです。

まあまあまあ・・・。まだ標高800そこそこだ。もっと上へ行けばきっと・・・。

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唐沢峠から唐沢へ向かって降りる。そして唐沢大堰堤の上の広場へ降り立つ。

ここは第1回のニカニカ集会が開催された聖地だ。その頃は、まだV歩きをしていなかったから、私は知らないけれど。

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石尊沢と南大山沢の出会いから尾根に取り付く。石尊沢右岸尾根と呼ばれている尾根だ。

普通、尾根の取り付き部が一番急だったりするものだが、ここは緩やかで取り付きやすい尾根だ。

ここは初めての尾根です。やっぱり“お初”の場所を歩く時はワクワクするね。

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なかなかのヤセ尾根だ。イイネ、イイネ! こういう険しい形相のヤセ尾根って嫌いじゃない。

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登るにしたがって、穏やかな緩尾根に変わってきます。

途中、迷いそうな尾根の分岐がいくつかあって、下降時のRFは難しそうではあります。「しまったなァ。逆ルートで下降した方が、RFを楽しめたかもなあ。」なんて悔しがったりします。

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標高1000mを超えると、待望の雪が出てきます。10cmくらいか。

が・・・固い。歩いていてあまり気持ち良くない。

う~ん。先週の雪の感触とだいぶ違うなァ・・・。

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大山の肩で登山道に飛び出しました。

ここから大山までの登山道歩きが、この日一番怖かったかも。踏締められた雪が凍結して、ツルツル滑る。登りだからアイゼン無しで歩いたけれど、下りだったらアイゼンは装着しただろうね。

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11時10分。大山山頂に到着です。

今年初めてです。まずは神社にお参りをします。やっぱり、年に1回は大山様にお参りをしなくっちゃ。それが丹沢で遊ぶ者の礼儀ってものさ。

山頂は今日も大勢のハイカーで賑わっています。自分にとっては落ち着かない場所なので、お参りだけ済ませて、さっさと北尾根へ向かいます。

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パラボラアンテナの裏から北尾根へと入る。雪の上に足跡無し。ヨシヨシ、いいゾいいゾ。なんてニコニコしながら雪の尾根に踏み出す。

雪は10~30cm。しかし、固い。そして重い。先週はサックサックと歩いたが、今日はザグッザグッという感じだ。30cmほど沈んだ足を引き上げるのに力が要る・・・なんて言うと大袈裟だけれど、これが続くと疲れてくる。所々に吹き溜まりが有って、ここに突っ込んでしまうとひざ上までズボッとくる。これがまた疲れるんだ。

先週、フワフワ雪を蹴散らしながら歩いた爽快感がウソのようだ。

「これだから雪の中を歩くのはイヤなんだ・・・」

きっと金曜日の雨は、ここ山の上でもやっぱり雨だったんだろう。そして雨をたっぷりと含んだ雪が凍って、こんなに固くて重い雪になったんだろう。

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西沢ノ頭の手前から、大ノ沢右岸尾根を下る事にする。足跡の無い雪尾根に足跡を付けながら歩くのは快感なんだけどね。

以前下った時は、930m付近の尾根の分岐を東へ下ったので、今日は北へ下る事にする。

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900mから下は薄っすらと雪が残っているだけです。この尾根は険しい場所も無く、楽チン尾根だね。

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唐沢へ降り立ちました。河原が広くて、なかなか雰囲気のいい沢です。でも、夏はヒルの巣窟ですから。

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本日2回目の唐沢大堰堤。ここから再び唐沢峠へ登ります。

そして来た道を戻ります。梅ノ木尾根のP778を通り越して、大沢分岐を南東方向へ。そして二ノ沢分岐とも呼ばれている720m(地図読み)のピークから南西の尾根に入る。鍵掛沢の左岸尾根を下ろうって考えです。

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そこにはこんな素敵な仕事道が、尾根に沿ってジグザグに付けられています。

こりゃ楽チンだ。すでに6時間以上歩いてへばり気味の足にはとっても優しい。

ところが50mほど下降した地点から、仕事道は南東側の尾根に向かっている。自分としては南西側の尾根を降りたい。イヤ、別にどっちに降りたって良いのだが、鍵掛沢出合付近に掛かっている腐った木橋へ下りようと決めていたのだ。やっぱり決めた地点へピッタリ降りたい。それが山遊びなのだ。

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後ろ髪を引かれながら仕事道と別れ、鍵掛沢左岸尾根を下る。こっちもなかなか雰囲気の良い尾根だ。なだらかで歩きやすいし。

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14時35分。最後がちょっと急斜面ではありましたが、目標通り腐った木橋へピッタリ下降できました。

橋を渡れば林道です。のんびりとクールダウンしながら駐車場へ向かう。

初尾根を4本ゲットしたのは有意義だったけれど、期待のスノーハイクにはガッカリでした。たった1週間でこんなにも様相が変わるものかねぇ。

もう丹沢の雪歩きは終わりかな・・・。春先の湿った雪にはそそられないしね・・・。

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コメント

shiroさん
ご無沙汰しています
雪上ハイク楽しめず残念でしたね!
未知尾根を進むドキドキ感
お互いやめられないですね、
北尾根は雪がしんしんと降る中を
ゆっくりと時間を掛けてのんびりと
歩きたいなと以前より考えていました
自分も、色々とイベントがあり
せっかくの雪との戯れの機会を逃してしまい
後悔の日々です
しかし、今年は2月から低気圧が通過して
天候も不順な様です、
あと2-3回は雪遊びの機会が有るかもしれないので
その日を楽しみに待っています。
とは言っても、
雪の有る無いに関わらず
山歩きは楽しいですね!
この時期にしか出来ない山歩きを楽しみましょう!!


投稿: MASAHIKO | 2011/02/22 21:08

MASAHIKOさん、こんばんは。
未知尾根歩きはやめられませんネ!
特に単独の時の、ドキドキとした緊張感がなんともクセになりますね。
 
スノーハイクができなかったMASAHIKOさんには申し訳ないですが、2/13の雪はサラサラでとっても気持ちが良かったんですヨ! 丹沢では経験した事が無いような雪でした。あの気持ちの良い雪歩きを期待して行ったのですが、今回はいつもの湿った雪でした。
 
>北尾根は雪がしんしんと降る中を
あ~!! それいいですネ!
北尾根のなだらかな稜線は、雪降る中歩くのはとっても気持ちがいいかもです。
 
今は、早く野草達が芽吹かないかなァ・・・と、春が来るのが待ち遠しいです。やっぱり、草を見ながら歩くのが好きなんです。

投稿: shiro | 2011/02/22 22:20

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