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2011/01/23

世附をパトロールしてきました

昨年9月の台風9号で大被害を受けた西丹沢。特に世附の山域は記録的な豪雨で林道が壊滅状態だとか。

その後どうなっているのでしょうか?

県のHPを開いても、相変わらず『通行不可』と書いてあるだけで詳しい情報がわかりません。台風直後には、徒歩でも通行できないという話を聞きましたが、4ヶ月経った現在ではどうなんでしょうか?ネット検索しても詳細を書いているサイトがヒットしません。

ならば、自分で見回りしてくるしかないか。

3月になれば、今年もまた世附の沢でネコノメ探しをしなければならないかからね。林道が通れる通れないによって、ネコノメ探索計画が大きく変わってきちゃうのさ。

という訳で、世附のパトロールに行ってきました。いやはや・・・。水ノ木幹線林道は凄い事になってたよ・・・。

まあ、興味ある人は読んでちょうだい。

Tizu2

1月22日

7時40分。上ノ原に車を止めて二本杉峠に向かって歩きだす。

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二本杉峠から千鳥橋までの間は、エアリアでは赤破線コースだが、だいぶ崩壊が進んでいる。これも台風9号の影響だろう。普段Vルートを歩いている人なら問題は無いが、もう登山道とは言えない状態だ。

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9時5分。大又沢幹線林道の千鳥橋へ降り立つ。ここから地蔵平方面は、昨年11月に歩いて、徒歩なら問題無い事は確認済み。今日は下流側へ向かって歩きだす。

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あらビックリ。大又ダムのダム湖が土砂で埋まっている。もう湖じゃ無い状態。

さて、ダムの下流で法行沢林道へと入ります。

今日の目的の一つは、法行沢大滝を見物する事。以前、AYさんと大滝を見るために法行沢橋から沢へ入ったのですが、前衛のゴルジュに阻まれ滝壺まで行けませんでした。(その時は沢靴では無かったので) 今日は、登山靴で滝壺へ降りられるルートを探そうと思います。

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こんなガードレールの脇に、怪しい踏み跡を発見。位置的にも大滝の真横ぐらいのはず。

ヤブを掻き分けて踏み跡を辿ると、やっぱり滝を見下ろせる尾根の突端に出ました。ただ木々が邪魔で、眺めはあまりよろしくない。

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崖のような斜面にロープを垂らして、20m程下降して窪地に降ります。窪地をさらに20mほど降りると、滝壺に降りられました。

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スッゲェ・・・。大迫力だ。3~40mは有るだろう。写真だとショボく見えるかもしれないけど、これは写真が下手だから。実際は見事な大滝だ。一見の価値は十分に有る。

滝は3段に別れているが、中段は岩に隠れて滝壺からだと見えない。中段を見ようと思ったら、岩壁をよじ登らなきゃいけないけど、オイラのスキルじゃとても無理だ・・・。

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下段の10mだけでも見る価値のある美滝だ。

さあ、念願だった法行沢大滝を見物した後は、再び法行沢林道へ戻ります。

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林道は相当ダメージを受けています。そして、美しい法行沢が土砂と倒木で無残な姿。林道からでも魚の影が見えるような清流だったんだぜ・・・。

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あっちこっちで陥没してたり崩壊してるけど、歩く分には問題無さそう。

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中法行橋から上流を眺める。ここからみる分には荒れてなさそう。なんたってこの沢の上流部はネコノメ達のパラダイスなんだ。土砂で埋もれてしまったら、ネコノメも全滅だろうからね。

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中法行橋から先の林道は、さらにヒドイ状況だった。こりゃ、修理するのは大変だ。もしかしたら、このまま廃道になるかもね。

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林道の終点地点。目の前のカヤトの尾根を登っていけば椿丸です。椿丸へは何度も行ってますが、このルートで登るのは初めてです。

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カヤトを掻き分けながら尾根を登ると、やがて植林の尾根に変わる。傾斜はなだらかで歩きやすい。

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11時半。椿丸に到着しました。ここへ来るのは久しぶりです。『椿丸』と書いた手書きの山名板は無くなっていました。

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織戸峠への分岐点。この樹には『(仮)大五郎丸』とか『←織戸峠』とか書かれたテープがベタベタ貼られていたのですが、綺麗に無くなっています。が、大五郎の空き瓶だけは相変わらず樹の根元にはまっています。

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なだらかで気持ちの良い、椿丸の西尾根を歩きます。以前はベタベタ貼られていたマーキングテープも今は一切無い。そんな事もさらに気持ちが良い。

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山神峠に降り立ちました。山神様の祠は無事のようです。ちょっと傾いていますが、これは前からこんな感じだったかなァ・・・。

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先日、ここの山神様には菊の御紋が入っているという話を聞きました。お参りをしてから良く見ると・・・なるほど・・・薄っすらとだけど菊の紋章が刻まれている。花びらの数を数えてみると16枚。天皇家の紋章だ。

ふ~ん・・・。天皇家とどんな関係があるのだろうか・・・。

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さて。山神峠から西側の沢へ降りようと思っていました。ここはその昔、水ノ木と浅瀬を結ぶ古道でした。ここから水ノ木へ向かう西側の沢は、まだ未踏なんです。

ところが、峠から沢の源頭を覗いて唖然・・・。崩壊している。以前見た光景とまるで違う。これも台風9号のせいか・・・。こんなに崩壊していたら、古道の痕跡も何もわからない。この先の沢筋がどうなっているかもわからないし・・・。

と、今日のところは古道探索を断念。“今日のところ”はね。

尾根筋を南へ向かう。山神山から三保山荘へ降りる尾根には乗らず、真南へ降りる尾根に乗る。どうせなら未知尾根を歩きたいからね。

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尾根の途中で建物発見。水ノ木雨量観測所だって。ここから下は、はっきりした径路がありました。

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左の径路から降りてきて、水ノ木幹線林道に降り立ちました。土沢出合のやや浅瀬よりの地点。このくっきりとした径路、いつも気になっていたんだ。雨量観測所の作業径路だったんだね。

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林道を浅瀬に向かって歩きます。崩壊の後はありません。キャタピラの轍もついています。もう修復が済んだんだろう、などと思いながらのんびり歩きます。

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左手の奥、林道から100mくらい奥まった所に滝です。場所は山百合橋の400m程手前の地点。何度もここを歩いているが、あんな滝見た事がないぞ。20mほどの高さのそれなりに立派な滝だ。先日の台風で新たにできた滝だろうか? それとも、林道からは隠れて見えなかったのが、手前の斜面が崩壊して見えるようになったのだろうか?

ところで、ここはなんという沢だろう? 家へ帰ってから『西丹沢頂稜河川図』を調べましたが、名前の載っていない沢でした。

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13時。山百合橋です。よく見りゃ、鉄の橋桁がひん曲がっている。いつ崩れ落ちるかわかんねぇじゃん。まあ、歩いてわたる分には平気だろうけど。

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おや。ユンボと車が止まっている。この辺りの山を仕切っている、湯山林業の車だ。そうか。もう林道は開通したんだな。なんてこの時点では思っている。

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林道から、三保山荘の吊橋が傾いて見えた。そばまで行って見ると・・・一部が壊れている。渡れない事はなさそうだけど・・・。

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吊橋の少し先で林道が崩壊している。さっきの車はどこから? もしかしたら明神峠からはるばる回りこんできているのかもしれない。

ここは5mほどの高巻きで簡単に越えられた。

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続けてまた崩壊。ここを高巻こうとしたら、相当上まで上がらないとダメそう。で、河原へ降りる。

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河原から林道を見上げる。こりゃヒドイ・・・。

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崩壊地の下を抜けると、水際を歩けなくなるので、再び林道へ上がる。上がるルートはこんな岩場だ。雨の日は滑る事、間違い無い。

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林道へ上がって少し歩くと、再び崩壊。呆然とする。これはいったい・・・。

瞬間的に「こりゃ無理だ・・・」と思った。思ったが、何とか越える方法を考えなければいけない。比較的危険無く行ける所まで行って、よく観察をする。が・・・やはりルートが見えない。

考えられる方法は3つ。

1.無理矢理トラバース   無理すれば行けそうな気もするが、かなり危険だぞ・・・。

2.河原へ降りる。 ロープがあるから降りるのは降りられる。だがその後、川を渡渉しなければならない。水深ひざ下くらいは有りそうだ。こそ時季に、凍てつく水に浸かりたくない・・・。

3.高巻く   上の様子がよく見えないが・・・

考えた末、高巻きを選択。これが最悪の選択だった。

45度超の崖斜面をよじ登る。岩尾根はだんだん立ってくる。30mほど登っても、崩壊斜面はトラバースできそうも無い。逆に崩壊斜面もだんだん立ってくる。「ここまで登ってきて、行き詰ったら最悪だな」と思いがよぎる。さらに10m登った所で、その通りになってしまった。切り立った大岩で行き詰る。

しかたない。今登ってきた斜面を今度は下降だ。登る事は登れたが、下降はロープ無しじゃ無理。持ってるロープは20mだから、1度に下降できるのは10mまで。途中で丈夫そうな樹を見つける度に、ロープを仕込みなおす。

「あそこまで登る前に気が付けヤ!」と、自分に腹が立つ。

元の位置に戻って、再び考える。

トラバースしよう・・・。

倒木にロープを巻いて、ソロソロと崩壊斜面へ降りる。水平ロープなんて、滑ったら利かないのはわかっているさ。それでも、10m下の河原へ叩きつけられる事だけは避けられるだろう?

崩壊斜面の途中でロープが足りなくなる。わかってはいた事だが。ロープを回収する。ここからはさらに慎重に。1歩づつ、足をぐりぐりさせて足場を作りながら進む。その間にも、上からガランガランと石が降ってくる。ピンポン球くらいの石が太ももに当たる。「イテェよ、バカ!」と言ってもしかたないが、声に出さなきゃ気が済まない。

今まで何度も、崩壊斜面はトラバースしてきました。古道探索なんてしていると、しょっちゅうぶち当たるからね。経験から、これくらいの角度ならじゅうぶん行けると判断して踏み切りました。でも、マジ怖かった。今迄で一番怖かった。もし足を滑らせたら、10mの擁壁を転げ落ちて、河原に叩きつけられる。

なんとかトラバ成功・・・。全身の力が抜けて、座り込む。精根尽き果てた感じだ。

完全に判断を誤った。河原に下りるべきだった。足が冷たい水に濡れたって死にゃしない・・・。

丹沢歩きをしている皆さん。

水ノ木幹線林道を歩くのは無理です。芦沢橋と悪沢出合の間が、大崩壊しています。ここを絡めた山行計画は見直したほうがいい。

もし、どうしてもここを通過しなければならない時は、芦沢橋から左岸の河原に下りるべきでしょう。左岸側の河原は、歩くには問題無さそうに見えました。崩壊地を過ぎてから川を渡渉するしかないでしょう。水深はヒザ下くらいですが、探せばくるぶしくらいの渡渉ポイントも有るかもしれません。

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一気に疲労感に包まれながら、浅瀬へと向かいます。

ワオ! 道路が落とし穴になっている・・・。

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後を振り返って。もう、林道と河原の区別がつきません。世附峠へ向かう吊橋は跡形も有りません。

ここは、林道から川まで5mくらいの高低差があったような気がする・・・。土砂で川が埋まってしまったんだ・・・。巨石がゴロゴロとしている河原だったはず・・・。

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浅瀬の門番さんの家が見えた。半壊している・・・。

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これが今の浅瀬のゲートです。

水ノ木林道の惨状、想像を絶するものでした。

重要な林道だから、修復工事はするだろうと思いますが・・・当分は通行不可だね。マジで危険です。特に雨の日や暗くなってからの通過は絶対にやめた方がいい。

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14時45分。浅瀬のゲートを通過。権現山を越えて上ノ原へ戻るつもりだったが、もう一山越える気力は残ってない。車道をトボトボと歩いて戻る。

傾きかけたお日様が丹沢湖に煌く。

今日はずいぶん歩いたなァ・・・。ヘトヘトだ・・・。

後でロガーのデータを見たら、23.5kmも歩いてました。

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2011/01/17

尊仏参り

1月16日

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一番バスで日が昇ったばかりの大倉に下りる。朝7時を少しだけ回っていた。

寒い。とにかく寒い。7時10分。支度をしてバカ尾根に向かって歩きだす。

そう・・・。今日はバカ尾根で塔ノ岳へ登るんだ。たまにはバカ尾根も歩かなきゃね・・・。バカなんだからサ。

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数日前から気持ちはかなりダウンしていた。特に原因があるわけじゃない。いつもの病気だ。

こんな時に山歩きのモチベーションなど全く無い。それでも、大好きな山を歩けば、少しは気も晴れるかもしれない。

だけど、いつもみたいに緊張したり冷や汗を流したりはしたくないんだ。とてもそんな心境じゃない。今日は、登山道を歩こうと決めてきた。“良い子”の山登りをするんだ。地図も見ない。コンパスも見ない。ただひたすら、黙々と歩きたいんだ。

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悪評高き花立の階段。久しぶりだなァ・・・ここを登るのは。2年ぶりくらいかなァ。人がワサワサいるから敬遠しているけれど、別に嫌いなわけじゃないんだ、このバカ尾根。わざわざ1番バスで来たかいあって、人もまだ少ない。なかなか良い尾根だぜ。だいたい標高差1200mを2時間半で登れる尾根なんてそうそうは無いだろう。それも、こんな階段のおかげさ。なんだかんだ言ったって、階段はとても歩きやすい。・・・と、いつもバリ尾根を歩いていると、つくづくそう思う。

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9時40分。塔ノ岳山頂に到着。ピッタリ2時間半だ。

そしてご褒美はこの富士山。富士山ってのは不思議な山だ。どんな山だろうと、とにかく山頂でその姿を拝めば、「ああ・・・登ってきて良かったァ」と思う。

さてさて

今日塔ノ岳に来た目的は、尊仏岩に参拝をしようと思ったからなんだ。

丹沢好きなら誰でも知っているだろうけど。その昔この山には“尊仏様”とか“お塔様”とか呼ばれる高さ17mもの大岩が有って、信仰の山だったそうな。関東大震災で崩れ落ちてしまったんだって。

たいていのガイドブックやHPには、『尊仏岩は山頂に立っていた』と書いている。

ところがだ。そうじゃないんだって。尊仏岩は山頂から3~40m下った北斜面に立っていたらしい。現在は、崩れ落ちた岩の根元だけが残っているらしい。が、その場所はちょっとやそっとじゃ見つけられない、判りづらい場所なんだって。

その尊仏岩を探しあてて、今年の山歩きの安全を祈願しようと思ったんだ。

まずは尊物山荘に入って、コーヒーを注文する。こんな凍てつく山頂、外で休憩なんてしてられない。小屋番さんに尊仏岩の場所を聞こうかと思ったが、いやいや・・・止めておこう。まずは自力で探してみよう。

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15分ほど休憩して、小屋を出て北斜面を降りはじめる。同じ山でも南斜面とこんなにも違うものか。南斜面では薄っすらだった雪が、こっちでは15cmも積もっている。「アイゼン着けたほうがいいかな」とも思ったが、今さら雪の中に座り込んで装着する気にもなれない。

雪の中をウロウロと探し回る。見つからない。日の当たらない北斜面の寒さは半端じゃない。皮手袋をはめた手の感覚が無くなる。きっと凍傷になる時ってこんな感覚なのかなァ・・なんて思ったりする。決して大袈裟じゃない。本当にそう思うほど冷たかった。急斜面をトラバースしたり降りたりするために、凍てついた木々を掴んでいるうちに、手が凍りついたような感覚になったんだ。

全く手がかり無しで来たわけじゃないんだ。イガイガさんが数年前に探し当てた時の記録は何度も読んで頭に入っている。

それでも見つからない。

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同じような所を行ったり来たりしながら、30分くらい探し回っただろうか。斜面の下に、「オヤ!?」と思うコブが目に入った。カメラを向けてズームにして覗く。「アレじゃないか?」と思った。イガイガさんの記録に載っていた写真に似ている。雪をかぶっていて、はっきりわからないけど。

とにかくあそこまで降りてみよう、と思ったが・・・。急斜面を降りなければならない。しかも頼れる樹は疎らでほとんど生えていない。急斜面を降りた先は、ナイフエッジのヤセ尾根だ。そのヤセ尾根の先端に怪しいコブがあるんだ。

急斜面ではあるが、降りられない角度ではない。雪さえなけりゃ、ジグザグに降りる踏み跡が有るのかもしれない。でも、雪が積もっていて、ルートが読めない。もし、雪の下が岩だったら・・・凍っていたら・・・。いつになく恐怖心が湧き上がる。雪の斜面を歩いた経験がほとんど無いから、なおさらかもしれない。

でも、ここで引き返すわけにはいかないだろう? クソっ! ロープさえ有れば・・・。今日は、いつもザックに常備している20mザイルもスリングもカナビラもエイト管も、全て置いてきてしまった。だって、“良い子”の登山には必要無い物だからね。かろうじて“良い子”になりきれない悲しさか、6mm5mの細引きだけをザックに忍ばせていた。こいつだけが頼りだ。

恐る恐る雪の急斜面に踏み出す。傾斜が一番きつい所に細引きを仕込んで、ソロソロ降りる。一歩一歩確認しながら、ナイフエッジを渡る。

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やっぱりそうだった。ホラ! 小さな石塔に『尊物』の文字が読める。

静かに手を合わせてお祈りをする。

ああ・・・なんだか清々しい。

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フと横を見ると、木々の間から富士山が見えた。

気持ち良さに包まれる。

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そして意気揚々と山頂へと戻る。

なんだかホラ。さっきまでは陰気で邪悪な感じがした雪も、キラキラとしてとっても綺麗だ。

山頂へ戻ったのが10時40分。次の目標は鍋焼ウドンだ。と、休む事も無く鍋割山へと向かう。

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薄っすらと雪がついた稜線を、快調に飛ばす。

今シーズン3回目の鍋焼きチャレンジだ。過去2回ともありつけなかった。今日はなんとしても食べたいんだ。人気の鍋焼ウドンは昼時になると大混雑は必至だ。急がなければ。

11時25分。鍋割山頂到着。うわ・・・けっこう人がいっぱいだ。山荘に飛び込む。そこそこ混んでいる。が、鍋焼ウドンを注文すると、10分ほどで出来るという事だ。

ヨッシャ!

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久しぶりの鍋焼ウドンだ。美味いんだなあ、これが。3度目でようやくありつけた。

なんだか昔に比べて、盛り付けが雑になった気もするけど・・・。昔はもっと美味かった気もするけど・・・。いやいや、気のせいさ。美味い美味い。

さて、帰ろう。時計を見ると11時50分。大倉バス停でメモしてきた時刻表を見る。急げば13時38分に間に合うか?

登山道を小走りで駆け下りる。ギリギリの13時35分に大倉到着。

1時間45分か・・・。まだまだ脚力は大丈夫だな・・・。

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2011/01/11

大滝峠

昨年末のS-OKさんの忘年会の席で、世附の山々にお詳しいHP『yamanoko』のK氏から興味深いお話を伺った。昭和の初期には、大滝沢の一軒家避難小屋辺りにも集落があって、子供たちは大滝峠を越えて地蔵平の小学校分校まで通っていたのだそうな。

やっぱり。あのセギノ沢沿いの古道は、重要な生活道路だったんだ。地蔵平から大滝峠までの古道の探索は、昨年11月にSさんと一緒に行った。が・・・、最後の沢の詰でルート選択を誤って、大滝峠よりも200m程南西のコルへ詰め上げてしまった。

あの時は、ちょっと悔しかったのだ。後からハッピーさんにも「よく見れば径路の痕跡がわかったはずヨ・・・ウフフ。」なんて言われてしまったのだ。

いつかまた、正しいルートを確かめに行かねば・・・と思っていた気持ちが、ムクムクと強くなる。

よし! 行こう。その昔、子供達が毎日歩いていたという大滝峠へ! 峠周辺の古道の痕跡を探しに。沢の源頭部で、古道がどのように付いていたのかを探りにいくのだ!!

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1月9日

私にしては、いつもよりも早目の7時15分頃。西丹沢自然教室の駐車場に車を入れる。あ、イガイガさんの車を発見! もうすでに出発された後のようだ。まだ日の出から30分も経っていないというのに・・・ドンだけ早いんだ。

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支度を整えて7時25分出発。西沢沿いの登山道を登る。早朝の冷たい空気。とても清々しいなんて言葉が出てこないくらい寒い。

ボケーっと歩いていたら、権現山への登山口(現在は登山道では無いけれど)を通り過ぎて下棚出合まで来てしまった。戻るのもシャクなので、そのまま下棚沢右岸の斜面に取り付く。急斜面をヒーコラ言いながら40m程登ったところで、旧登山道へ乗った。

後はひたすら権現山へ向かって登る。権現山と畦ヶ丸の吊尾根に乗った所で進路を西へ。鬼石沢左岸尾根を少し南下してから鬼石沢へ降りる。そして鬼石沢沿いに下降する。

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最初の目的地、一軒家避難小屋に到着。9時55分。時計を見て、「えっ!」と自分でも驚く。2時間半もかかってしまった。ここまで2時間くらいの予定だったのに・・・。吊尾根でのんびりとサンドイッチを食べたせいか? 鬼石沢へ降りる西沢径路で、ルートを見失ってガレ場のトラバースで手間取ったせいか?

この避難小屋の上の高台に平らな場所が有るのは、以前から知っていた。そこが集落の跡地に違いない。まず、集落跡を探索してみようと思っていたのだが、時間が押しているのが気になって早々に出発する。

ステタロー沢沿いの登山道を登る。その昔の古道もこの径路だった事は間違い無いと思うんだ。現登山道は、標高920m付近で右岸の尾根に上がり、尾根上を大滝峠上まで上がる。その沢から尾根に上がった所のコルから、トラバースする踏み跡が有る事は知っていた。たぶんそこが、大滝峠へ向かう古道だろうと見当をつけていた。

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10時20分。そのコルへ着いた。右上へ登るのが現登山道。左下へ下る踏み跡には立入禁止の表示が有り、枯木でとうせんぼしてある。

よし! 行こう。枯木をまたいでトラバース径路へ踏み入る。

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曖昧な頼りない径路の痕跡を辿ると、時々こんなはっきりとした道型も現れたりする。幅1m以上はあるだろう。子供達が歩いていた頃は、こんな立派な道だったんだ。

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かと思うと、崩壊斜面。トラバース廃道には付き物だから覚悟はしていたが、やっぱり緊張する。そして、けっこう体力を消耗して疲れるんだ、これが。

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思ったとおり、大滝峠へ出た。10時40分。

西側(写真右)のヤブの向こうに、薄っすらと道の痕跡が続いている。11月の探索ではここへ出たかったんだ。

おにぎり休憩をとって気合を入れなおしてから、ヤブの中の経路跡へ踏み入る。

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はっきりとした道型がわかるだろうか。やっぱり幅1m以上はある。

尾根を回り込んだところで、道型は崩壊斜面へ飲み込まれていた。そのままトラバースして沢へ降りる。

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降りた沢から下流側を見たところ。11月の探索ではこの沢を上がってきて、そのままこの沢を詰め上がってしまったのだ。

さて・・・。古道はこのまま沢底を降りたのだろうか? 違う気がする。今まで、いくつかの丹沢古道を探索してきたが、そんな道のつけ方はあまりしないはず。

写真の左上。倒れかけた木の脇に、薄っすらと道型が見えないか? きっとそうだ。

と、古道の痕跡らしき場所へめがけて、斜面を這い上がる。思った以上にザレザレの斜面に苦労をしながら。

なんとか登ってみると、やはり古道の痕跡に間違い無いと思う。

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痕跡を辿るとすぐにまた崩壊斜面だ。でも、よく見れば、崩壊斜面の向こうにも道型が続いている。

崩壊斜面をトラバースする。が、落ち葉の下は白ザレだ。ズリズリと足が滑る。怖えぇ~。下を見ると、沢底まで10m。このくらいなら滑っても死なねぇか・・・と思いながら必死のトラバース。

何を好き好んで、こんなバカな事をするんだろうね・・・。

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何とかクリアしたと思ったら、またまた崩壊地にぶち当たる。

降参です・・・。

崩壊斜面の倒木に掴まりながら、沢へと降りる。降り立ったのは標高870mの二又地点。

ここから下流側の斜面を観察するが、古道らしき痕跡は無い。もしかしたら、古道もここで沢へと降りたのかもしれない。ここからだったら、水に濡れずに沢沿いを歩ける。そして、その先は昨年11月に探索済みだ。沢沿いに古道の痕跡を見つけている。

大滝峠周辺の古道のルートを解明できたぞ!

それがこれだ。

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さて・・・時間は11時を回っている。予定以上に時間をくっている。地蔵平まで下ってから、適当な尾根を登り返してこようと思っていたのだが、ヤメタ。そんな事してたら、明るい内に下山できなくなるかもしれないからね。

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標高860mの二又を北へ入る。水量からみると、こっちがセギノ沢の本流だろう。

少し沢を遡ってから、左手の尾根へ上がる。

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急登だ。40mほど急斜面を頑張って、尾根の背に乗る。

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乗った尾根は、気持ちの良い尾根だった。少しヤブっぽい場所も有ったものの、難なく標高1000m付近でバケモノ沢から登ってくる本尾根に合流した。

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進路を北東へとって、畦ヶ丸を目指す。なだらかで歩きやすい良い尾根だ。何よりも、踏み跡、マーキングが一切無いのが良い。

「こりゃ、もうけもんだ。」なんて、ホクホクしながら歩く。

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標高1030m付近で朽ちた道標。え!? 踏み跡も無いこんな尾根に何故。と思ったら、尾根を巻くように古道の痕跡がある。道標の左手には『大滝峠』、右手には『城ヶ尾峠』という文字がかすかに読める。

そうか・・・。以前、この辺りを東海自然歩道が通っていたはずだ。それがここか。この古道も、いずれやっつけなきゃなるまい・・・。

という思いを残しつつ、さらに尾根を上がる。

が・・・

気持ち良く歩けたのはここまでだった。

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だんだんヤブが濃くなってきて、標高1100m付近から上は激ヤブだ。

先だって、東丸・西丸の激ヤブを歩いた事があるが、あそこにも匹敵するヤブだ。東丸・西丸のヤブには、トレースが付いていたが、こっちにはそれも無い。わずかなケモノの通った跡を追いながら、ヤブを掻き分ける。

傾斜もきつくなってきた。こういうヤブ地では、見通しが利かないから、尾根の背を外すわけにも行かない。ジグザグ登りもできず、ひたすらヤブの急斜面を頑張るしかない。

大汗をかく。こんな厳冬期に大汗をかけるなんて幸せだゼ。

標高1200m付近で、畦ヶ丸の南側の登山道に飛び出す。

ヤレヤレだ・・・。

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畦ヶ丸山頂、12時30分。さすがに大休止をとらなければ、身体がもたない。誰もいない山頂で、20分ほど休憩。

それにしても、昼時の畦ヶ丸山頂に誰もいないなんて・・・・。西丹沢もオフシーズンに入ったんだね。こっちは、人が少ない方が好きだけれどね。

下山は下棚沢左岸尾根(と言うのか、本棚沢右岸尾根と言うのか・・・)を下る。

Vルートとしては有名なこの尾根も、実はまだ歩いた事が無かったんだ。

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有名なVルートだから、マーキングテープがベタベタか。なんて思っていたが、一切無い。こりゃ良いや。昨年、松田警察が西丹沢のマーキングテープを剥がして回ったなんて話を聞くから、そのせいかもしれない。

でも、ホント。その方が気持ちが良いよ。こっちはRFを楽しみたくてVルートに入るんだからサ。

この尾根、それほど難しいRFではないが、それなりに尾根の派生が有って楽しめる。良い尾根だねぇ。

もしRFをミスって支尾根を降っちまったら、下棚沢か本棚沢へ降りてしまう。どちらも、とても降りられない大滝が有る沢だ。沢へ降りてしまったら、サア大変。そんな適度な緊張感も良い。

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標高1040m付近の小ピーク。空き缶やらヘルメットやらワイヤーやらが散乱している。山仕事の人達が置きっぱなしにした物だろう。他の人達のHPでみた事がある光景だ。

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ここから先には薄っすらと仕事道の跡が付いている。でも、踏み跡だけを頼りに歩くのは危険だ。薄い踏み跡は、落ち葉でさらに判りづらい。

やはり地形図とコンパスでのRFは必要さ。逆にそうでなきゃ、楽しめないだろう?

一番わかりづらいのは、P911の先。ここで進路を南に変え、すぐに東に変えるのだが、尾根の形が曖昧で判りづらい。こういう地形の所では、踏み跡も曖昧になるからなおさらだ。

ここは慎重に進んだ方が良い。RFを間違えたら、下棚の上流へ降りてしまう。下手したら命にかかわるからね。

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なんとかミスる事無く降り立った。下棚沢出合の少し上流。トラロープでとうせんぼがしてあった。

気持ち良い・・・。なんとも言えない達成感。これだから未知尾根下降はやめられない。

さあ。時間は14時。

なんだか疲れた。考えてみれば、登ったり降りたり、ずいぶん歩いたものなァ。

この時間だったら、西丹沢自然教室でイガイガさんに会えるかもしれない。自然と足が早くなる。

そして、14時20分。自然教室に無事帰還。

イガイガさんの車はすでに無かった・・・。

ドンだけ早いんだ・・・。

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2011/01/05

五町歩ノ滝とオバケ径路

いやはや・・・噂どおりの美しい滝だった。

五町歩ノ滝(ゴチョウホノタキ)・・・“貴婦人の滝”とも呼ばれている

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毎年正月の1日2日は、自分の実家とアイカタ(奥様)の実家へ行く。メンドクセェがしかたがない。

息子としての義務を果たして、2日の夕方帰宅する。さあ、明日は自由の身だ。どの山へ行こうか。初詣を兼ねて、宮ヶ瀬から鶴巻温泉まで大山の大縦走でもしてみようか。

なんて思いながら、PCのスイッチを入れる。と・・・、M-Kさんが五町歩ノ滝とオバケ径路へ行くと言う。おおっと、そりゃチャンスだぜ。あの辺りは行こう行こうと思いながら、行きそびれていたんだ。 なんたって、完全崩壊しているって話のオバケ径路。単独で行くのはちょっとビビってたんだ・・・恥ずかしい話だけどサ。

というわけで、今年の初歩きは、M-Kさんの計画に乗っかって、長尾尾根の北側を歩いてきました。

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1月3日

8時45分。塩水橋を遅めのスタート。メンバーはM-KさんAYさんと私の3人。

M-Kさんの計画では、五町歩沢の右岸尾根を登り、滝を見物した後、オバケ径路を探しあて、大棚沢へ向かって行ける所まで行ってみようという事です。

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本谷林道には薄っすらと雪が積もっています。

シバレル朝だァ・・・。寒いの嫌い。

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のんびりと林道を歩く事、約45分。五町歩沢出合に到着です。

沢が滝となって本谷川にそそぎこむ。でも、この滝、数年前に新しくできた滝なんですって。数年前の台風で、沢の流れが変わったのだそうな・・・。

すごいねぇ。自然の造形力って。

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五町歩沢の右岸の尾根を登ります。かなりの急登です。でも、自然林の雰囲気良いヤセ尾根だよ。

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標高840m付近。右手下に滝が見えた!

あれか! あれが五町歩ノ滝か!! 喜び勇んで、滝壺へ降りようとする私に、M-Kさんは「ここで待ってるから」と。後からわかったのだけれど、M-Kさんは一目見てわかっていたんだね。

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物凄い急斜面。しかも木も疎ら。つまり危険な斜面を3~40m下っただろうか。一足先に滝壺へ降りたAYさんが、手でバツ印の合図。最初意味がわからなかったけど、五町歩ノ滝じゃ無いって合図だった。

AYさん曰く「五町歩ノ滝は、こんな貧相な滝じゃ無いはずだ。」

ええ~!? これだって、立派な連爆だけれどなァ。

とにかく降りてきた斜面をよじ登る。降りる時危険だって事は、登る時も危険だ。クゥ~~。降りる時ロープ垂らしときゃよかったァ・・・。

 

尾根に戻って標高850m付近。M-Kさんが沢へ向かってトラバースを始める。わけがわからないが、とにかく後を付いて行く。

すると・・・

見えた!!

さっきとは比べ物にならないくらいの立派な滝だ。

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圧倒される。高さ15m・・・もうちょっとあるかもしれない。真っ黒な岩肌を銀色の水が飛沫をあげて流れ落ちる。滝の脇には長いつらら。

美しい滝だなァ・・・。S-OKさんが“貴婦人の滝”と言ったのが良くわかる。

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さて。たっぷり滝を堪能したら、左岸をよじ登る。崖に近いような斜面だ。

大汗をかいて、滝口にたどり着く。滝口のすぐ上流で湧水口が有って、その上流は涸沢になっていた。

ここで一休みしながら、M-KさんとAYさんが相談している。「このあたりをオバケ径路が横切っているはずだ 」と。例によって、全く下調べをしてこなかった私には、さっぱりわからない。

径路らしき痕跡は全く見当たらないが、とにかくトラバースを開始する。しばらく進むと、径路らしき痕跡を発見。「やったァ」と喜ぶが、またすぐに痕跡は消える。

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標高850mを保ちながらトラバースを続ける。上の写真でもわかるように、ほとんど径路の痕跡は無い。が、尾根を回り込むあたりでは、はっきりと径路跡が残っているんだ。だから、この850mにオバケ径路が付いていた事は間違いないと思う。

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それにしても、かなり危険な斜面だ。滑ってしまったら、たぶん止まらない。普段は、「土斜面のトラバなんかへっちゃらサ(ザレや岩場は怖いけど)」なんて強がっているが、さすがにこの日はちょっと怖かった。土が凍っていたんだ。こういう土斜面をトラバースするときには、ザクっと靴を地面にめり込ませながら歩くが、凍っているからそれができない。

危険地のトラバはやっぱり時間がかかる。五町歩沢と大棚沢の中間地点辺りで早くも12時になってしまった。日の短いこの季節、そろそろ引き上げ時。と、M-Kさんが判断を下す。この先の径路探索に未練タラタラだったが、ここは師匠の決断に従わなければならない。

ここは完全崩壊している、難しく危険な廃道だ。一回の探索で解明できるなんて思ってないさ。続きはまた必ずやる。必ず解明してやる。

という思いを残して、長尾尾根に向かって尾根を登り始める。

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樅や栂の巨木が立ち並ぶ、良い尾根だ。

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傾斜が緩やかになってブナの森になると、長尾尾根の登山道に飛び出した。標高1100m付近。

ここから長尾尾根の登山道を下っていく。

まだ鳥居杉を見た事が無い私は、鳥居杉経由で帰りたいとお願いをする。

上の丸の手前で登山道から離れ、そのまま尾根どおしに歩く。本谷橋へ向かう登山道と交差する地点から先は、エアリアにも登山道表記は無いが、実際ははっきりと道が付いている。M-Kさんの話だと、昔はハイキングコースだったそうな。

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初めて見る鳥居杉は、半分涸れかけた杉の大木だった。が・・・先日箒杉、弁天杉という巨木を見たばっかりだったので、「ふーん。こんなもんかァ」というのが正直な感想。

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鳥居杉から先は、なかなかワイルド。落ち葉の下に階段の痕跡が有るから、一昔前は整備されたハイキングコースだったんだろう。

県道が近づくと、また立派な径路が現れ、なんなく県道へ降り立つ事ができました。

 

さてさて。

五町歩ノ滝。素敵だった。新年一発目の山歩きにふさわしい美滝見物だった。そして、ほん一部だけとはいえ、念願のオバケ径路を歩く事ができた。

このオバケ径路、続きの探索は必ずやる! 

楽しみがまた一つ増えた。

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2011/01/01

謹賀新年

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あけましておめでとうございます

今年もよろしくお願いいたします

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今年の初日の出は鐘ヶ嶽にて

神々しい曙を清々しい気持ちで迎える事ができました

良き年になる予感

素晴らしき1年になりますよう

祈りをこめて

 

平成23年 元旦

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