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2010/12/27

大山沢右又

12月23日

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この日はM-Kさんと山歩きです。夕方から大師匠S-OKさんの忘年会に、一緒に参加する予定でしたので、その前に軽くお散歩パトロールでもしましょうか、という事になっていました。

2日前にM-Kさんから届いたメールには「大山沢へ行きましょう。左又と界尾根は踏査済み。右又は未知だけれど、厳しさが予想されます。ヘルメット・ロープは必要かも。どっちにします?」なんて書いてあります。こんな事聞かれたら、「それじゃあ、右又に。」と答える以外ないでしょう?

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伊勢原からバスに乗って、終点の日向薬師に降り立ったのが9時少し前。のんびりと歩きだします。

大山の東側のこの山域、M-Kさんには“お庭”ですが、実は私、全くと言っていいほど歩いたことが無い。まだ“良い子”だった数年前、ここから雷ノ峰のハイキングコースで大山に登った事があったっけ・・・。なんて、懐かしみながら、実に新鮮な気分です。

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舗装路をテクテクと歩く事1時間ちょっと。キャンプ場を抜けて、道の終点にデデ~ンと巨大堰堤。デケェ・・・。

これが大山沢らしい。右岸から堰堤を巻く。

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するとまた巨大堰堤。見た事が無いタイプだ。スリット堰堤というらしい。銘板には『大山沢上堰堤 平成21年5月完成』と書いてある。きっと最新型の堰堤なんだろう。

ここも右岸から巻く。

この堰堤の上で沢は二又に別れている。水量はほぼ1:1。ここからはM-Kさんも未知だという右又を遡っていきます

この大山沢右又。ググってみても、歩いた記録が引っかからない。 あまり歩かれていない沢なのだろうと思う。

で、ガラにも無くちょっとだけ詳しくレポートしてみます。

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右又に入ってすぐはこんな感じ。水量、多くも無く少なくも無く。夏だったら水流の中をジャブジャブ歩くのも悪くなさそう。

今日は登山靴なので、右岸側の斜面を歩きます。昔、仕事道だったらしき、薄っすらとした跡あり。

堰堤を2つ巻いて登ります。

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標高580m付近。奥に堰堤が見える。左岸の岩肌から湧き水が流れ出している。

堰堤の真下まで行ってしまうと、巻くのに苦労する。この下の堰堤の上で左岸側に渡り、山腹の鹿柵の中にもぐりこんで巻き上がる。

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その上は渋い沢だ。倒木をくぐりながら水流際を歩く。

夏だったら蜘蛛の巣パック間違い無しの沢だ。

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こんな石積み堰堤も有ります。

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階段状の流れは、なかなか雰囲気が良いのだけれど・・・なにしろ倒木が煩わしい。

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標高610m付近 この堰堤を巻くのは大変だった。

両岸は絶壁。少し戻って、左岸の急斜面をよじ登り、トラバース。

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この辺は歩きやすい。

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少しずつ沢の様子が変わってきました。渋いヤブの沢から、岩ゴツゴツの沢に。

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振り返ると、かなりの急傾斜です。水流が少ないので、それほど厳しさは感じませんが・・・。

この後標高650m付近が最初の核心部。

3m程の岩の小滝ですが、簡単には登れない。両岸とも岩壁。水流の中はスタンスがとれそうだが、今日は登山靴なので滑る事必至。Vソールを履いてくれば良かったと悔やんでもどうしようもない。左手の岩壁をよじ登り、微妙なホールド・スタンスを探り探りひやひやトラバースで越えました。

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もう前半部とは全く様子が違います。厳しい沢になってきました。

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標高730m付近。まだ堰堤が出てきます。左岸の急斜面をよじ登る。

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標高810m付近。また堰堤だ・・・。もう堰堤を巻くのにうんざり。

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標高850mの二又を右へ。峡谷っぽくなってきました。岩のスリットをよじ登る。これはけっこう楽しい。

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標高930m。2番目の核心部。3m程の涸れ滝だが、チョックストーンが邪魔で直登できない。右手の岩壁をよじ登るが、ボロボロと剥がれるからけっこう怖い。

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それを越えたら、源頭部。だんだんと傾斜がきつくなってくる。

950m付近でこらえきれなくなって、右手の尾根に逃げる。

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急登を頑張って登ると、気持ちの良い小尾根だ。

1020mで右手にトラバースする。

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大山から不動尻へ向かう登山道へ飛び出た。

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P989に到着です。

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P989から屏風尾根を下降します。

この尾根も初めてだけれど、下降には良い尾根かも。急斜面だけれど、地面がフカフカだからダダダッと降りられるし、ヒザにも優しい。

登りはしんどそうだけれどね・・・。

 

さて、大山沢右又。前半は渋いヤブの沢でしたが、後半はなかなか歯ごたえのある沢でした。

けっこう面白かった。M-Kさん、ありがとうございました。

 

この後、S-OKさん主催の忘年会の末席に参加させてもらいました。

久しぶりに大師匠の話を伺えて、楽しいひと時でした。

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コメント

shiroさん
「クックックッ・・」危ない岩場に取り付いているshiroさんに「良い子」の面影は既にありません・・。
お気の毒なのです。・・たく、大元のワルはどなたなんでしょうね~?(M-Kじゃありませんよ~)(^^);
右俣を再度登り、下降した屏風尾根の上部に出てみたい気がいたします。そん時はよろしかったらまたお願いいたします。(^^)v

投稿: M-K | 2010/12/28 08:53

M-Kさん、こんばんは。
大元のワルは、M-Kさん以外に考えられないんですよねぇ・・・。
でも、『良い子』の道を歩くよりも数倍楽しいですから。
今度は右又から屏風尾根の上部にですか!?
という事は、700m付近から左岸の枝沢に入ると・・・。
この沢、地形図にはしっかり崖マークが付いてますよぉ。
怖いなァ~。(笑)
でも、興味あるなァ~。
その時はよろしくお願いします。

投稿: shiro | 2010/12/29 00:23

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