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2010/11/07

まったりと紅葉ハイク  堂平~丹沢山~竜ヶ馬場東尾根

いつのまにか

晩秋かァ・・・

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言っておくけど

崖やザレ斜面が、好きなわけじゃないんだよ。つい、そんな場所に行ってしまうけどさ。

山の空気やエネルギーを、五感で感じながら歩いていたいだけなんだ。

最近、忘れ気味じゃない? のんびり、まったりと山を歩く事を。

そうね・・・

紅葉狩りにでも行ってみますか。ゆったりゆったりと歩いてみますか。うつろいゆく季節を感じに・・・。

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11月6日

丹沢で紅葉が美しそうな場所・・・しかも人がいない・・・と考えて思いつくのは堂平かなァ。堂平から丹沢山への登山道を歩く人は多いだろうけど、あのブナ林の広尾根に入る人は多くないだろう。

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朝7時50分。塩水橋のゲート前に着いてビックリ。路肩に車の列だ。決して出遅れたという時間ではないのに・・・みんなドンだけ早いんだ。釣は禁漁期に入ったはずだから、これみんな丹沢山を目指す登山者か? などと、ちょっとゲンナリする。自分もその一人なのに、勝手だよね。

なんとか1台分のスペースを見つけて車を止め、ゲートくぐって塩水林道を歩きだす。

ワサビ沢出合から登山道に入り、雨量計小屋の脇で再び林道にでる。ここまで約1時間と5分。だいぶゆっくり歩いてきた。

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ここから登山道を離れ、モノレールの鉄路に沿って登って行く。鉄路は森の奥へと続いている。吸い込まれるように。

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まだ紅葉狩りにはちょっと早かったかなァ。ようやく色付き始めたばかりだ。

でも、この彩が一番好きだったりもする。赤と緑。色彩的には、最も組み合わせが難しい配色だ。それを絶妙で見事なバランスで!

「自然の造形力にはとてもかなわない」と思う瞬間。

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モノレールが途切れる、標高1200m付近。見事な紅葉の森だった。

タメ息が出る。誰もいない森の中。ただ見とれるだけ。

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ここだってバリエーションルートには違いないけれど。今日はなんだかそんな気がしない。Vルートを歩く時の緊張感がまるで無い。ゆったりとした気持ちで歩く。ここはそんな気持ちにさせる場所なんだ。穏やかで優しい森。

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標高1250m付近からはかなりの急登だ。でも、今日は苦にならない。のんびりと歩いているのが良いのかも。

太礼ノ頭と瀬戸沢ノ頭の中間付近で稜線に出た。

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稜線上でも紅葉真っ盛り。これはシロヤシオの木かなあ。1本の木で緑から黄色、オレンジ、紅色と・・・こいつァ見事だ。

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11時10分頃。 丹沢山山頂。

山頂には3~40人が休んでいる。座る場所も無いので、みやま山荘へ入って休ませてもらう。カップラーメンがやけに美味く感じた。

20分ほど休んで、竜ヶ馬場へ向かって歩き始める。

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竜ヶ馬場から登山道を離れ、東尾根の下降を始める。ヒザまである笹原をザクザクと降りる。ヤブ漕ぎではないけれど、足元は全く見えない。枝や窪に足をとられそうになる事数回。これはこれでなかなか神経を使う。

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やっぱりネ! 思ったとおりだ。この尾根もまた、素敵な紅葉の尾根だった。

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この竜ヶ馬場東尾根、今年の1月に登った事があります。その時に、生えている木々を見て、「ここ、紅葉の時は綺麗かもなァ」と思っていたんです。予想通りだ。

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登りの時には、単純な一本尾根だと思っていたけれど、下降してみると惑わされそうな支尾根が何本かある。RFが難しい尾根ではないけれど、ボーっと歩いていると沢へ引き込まれてしまうかも。1320mと1150m付近が要注意か。

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キュウハ沢と四町四反沢の出会いに降り立つ。竜ヶ馬場から1時間半かけて、ゆっくりと降りてきました。素晴らしい紅葉を楽しみながら。

キュウハ大滝をのほとりで一休み。高さは無いけど迫力のある滝です。轟々と音を立てて流れ落ちる滝に心洗われます。滝の傍らの清涼感ってなんだろう。上手く説明できないけど、あの空気は本当に清々しい。

さて

ここからは、半分(いや7割がたか)崩壊しているトラバース径路を辿って本谷林道のキュウハ沢出合に降り立つ。

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14時45分 無事塩水橋へ戻りました。

今日もけっこうな距離を歩いてきたと思うけど、いつものようなヘトヘト感も無く。ゆったりとした気持ちで歩いてきたのが良かったのか。

美しい晩秋の光景に、心癒された一日でした。

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コメント

shiroさん

晩秋の丹沢・・。綺麗な紅葉・・。たまりませんね!
堂平のど真ん中をまったりと・・。よかったですね。

shiroさん本来の姿を取り戻されたことと思います。
次の日の日曜日。私はいつものオバカでした。(__);

悪い友達がおりましてね・・。
(どっちが悪いか分りませんけどね!)

それにしても単独でのVルート踏破。お見事です!
竜ヶ馬場東尾根の下降は途中で右へ、右へとよれる
のです。不安になりませんでしたか?

4町4反沢からのキュウハ沢右岸のトラバース道も
スンナリだったようですが流石!です。(拍手)

投稿: M-K | 2010/11/08 03:19

M-Kさん、こんばんは。
堂平の紅葉は本当に見事でした。あんな美しい尾根なのに、何故誰も入らないんでしょうかね。
あ・・・立入禁止のロープがあるからか。でも私は、立ち入り禁止ロープの無いところから入ってますよ。良い子ですから。(笑)
 
M-KさんとAYさんが歩いた尾根、おバカそうでとっても興味あります。堂平沢右岸尾根・・・面白そうですネ! 
 
竜ヶ馬場東尾根は、M-Kさんと一緒に登った懐かしい尾根です。一度登っているので、不安感は全くありませんでしたが、確かに右の支尾根へ引っ張られそうな場所がありました。でも、踏み跡の無いV尾根歩きはとっても気分が良いです。
 
キュウハ沢右岸のトラバース径路、最後の方で径路跡を見失い、強引に斜面をトラバースして作業道に出ました。780mのコルの上部で作業道に合流するのだと思うのですが、今度そこら辺を詳しく教えてください。

投稿: shiro | 2010/11/08 21:43

shiroさん

綺麗な写真ですね!癒されます。
ここは私でも安心して一人で歩けるところですが、
車がないと行かれませんね。

以前は、下草がまったくなく、ブナが綺麗なのに
地肌むき出しで異様な感じがしましたが、
今回歩かれて、その辺はいかがでしたか?
写真には緑の草がちらほら見えますが。

投稿: ハッピー | 2010/11/09 18:12

ハッピーさん、こんばんは
>ここは私でも安心して一人で歩ける
スーパー山ガールのハッピーさんに、一人で歩けない所は無いような気はしますが・・・。おっしゃる事は良くわかります。
不思議なくらい安心感がある場所です。森に優しく包まれているような。
でも確かに、マイカー無しでここへ入るのはしんどいですね。AYさんクラスになると、平気で三叉路まで歩きますけどネ。
 
>以前は、下草がまったくなく
言われてみると確かに・・・
他の尾根に比べて、下草も綺麗に育っていました。シカ柵の外でもです。自然林だけど森も明るく、間伐や枝打ちの手入れをしているのだろうと思います。
堂平の再生をしている事は、なにかで聞いていましたが、本当に美しい森に再生されていると思います。

投稿: shiro | 2010/11/09 21:34

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