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2010/09/09

滝沢川上流

滝沢川・・・なんて言っても知らない人が多いかも。でも洒水の滝なら知っているでしょう。洒水の滝がある川が滝沢川です。そして行って来たのがその上流部。

ちょっと興味を持っていた沢なんです。何故かと言うと・・・捜し求めているある野草が、この沢に生えているらしいと言う事を聞いたから。季節が違うんですけどね。その野草は早春の花ですから。

でも、この沢の様子が全くわからないし。何しろ歩いた人の記録がほとんど無い沢。歩ける沢かどうかもわからないし。

だからちょっとだけ様子見に行ってこようと・・・。

Tizu10905

9月5日

前日、一日中山をほっつき歩いていた私。そうそう、休みだからといって山歩きばかりしていられるわけではないんです。この日はアイカタ(奥様)の買い物に付き合う約束の日でした。でも、半日だけお許しを貰えました。「1時までに帰ってくるならいいよ」と。

でもって、東名を飛ばして『21世紀の森』の駐車場に車を止めたのが7時半。『21世紀の森』内の森林をテキトーに突っ切って、滝沢川沿いの林道へ出る。

前回(確か5月頃)ここへ来た時には、この林道の下流側へ出て、沢へ降りられる斜面を探りましたが、今回は上流側から探ります。

が・・・やっぱり。前回と同じ。激ヤブの斜面が続き、とても突っ込む気になれない。

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結局、前回降りた小尾根が唯一沢へ降りられそうな場所だった。

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沢へ降り立つ。前回は、鳥手山の東尾根を登るために、沢を渡って尾根に取り付きましたが、今回はここから沢を遡行します。

さて・・・どんな沢なんでしょうか。悪場や厳しい滝が無けりゃ良いのですが・・・。

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岩がヌルヌルで滑りやすいですが、歩けない沢じゃない。まあ、そんな綺麗な沢ではないよね。

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おっと。こんな場所に石積み堰堤が。T.Iさんに教えてあげなくっちゃ。堰堤の端が崩れて、そこから水が噴出している様が面白くてしばし見入る。この堰堤は左岸から簡単に巻けました。

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堰堤の上流は、ひどいヤブ沢。倒木をまたいだり、くぐったり。クモの巣まみれになりながら歩きます。ヤブ歩きはいつもの事だけど、楽しかないよね。

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また石積み堰堤出現。ここは左岸側の岩をよじ登る。手がかり足がかりは豊富だけど、ヌルヌルしているので、ちょっと緊張。

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水流がかなり寂しくなってきました。

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滝出現! 3m位の小さな滝だけど。 両岸は絶壁でとても巻けそうにない。

滝をジッと見る。なんとかよじ登れそう。問題は滝壺だ。滝に取り付くためには釜に入らなければならない。そんなに深いわけではないが・・・。

意を決して釜へ入る。モモまで浸かりながら ジャブジャブ歩いて滝に取り付く。夏は良いけど、早春の頃には無理だな・・・。

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またまた石積み堰堤だ。ここも両岸絶壁。

ここがこの日一番の核心だった。右岸の崖をよじ登ってヤブを掻き分けトラバース。ヤブだったから、逆に助かったかも。笹を掴みながら、崖斜面をトラバースして越えました。

さすがにちょっと怖かった・・・。

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堰堤の上は、もう水がチョロチョロ。

このまま矢倉岳へ詰め上がってみたかったが、時間は10時20分。そろそろ切り上げ時か・・・。11時半には駐車場を出ないと、1時までに帰れないからね。地形図を見てもここが林道へ一番近い地点だ。

ほんの短い沢散歩でした。が、早春の花探索に向けて、沢の様子がわかっただけでも良しとしよう。

 

この辺は鹿がいない、植物豊かな山域。短い山歩きでしたが、たくさんの野草に出会う事ができました。

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モミジガサです。

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そんなに珍しいわけでもないけれど・・・ヤマホトトギス。

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おっと。これは少し珍しい花。ツルリンドウだ。

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そしてヤマホロシ。

 

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コメント

shiroさん

渋い沢の探索、誠にご苦労様です!
TIさんが垂涎してお喜びになる見事な堰堤・・。

渋い沢はクモの巣パック、マムシ、倒木、ブッシュ・・。M-Kはこれに弱いんです。(逃)

投稿: M-K | 2010/09/10 19:39

堰堤の匂いをかぎつけてやって参りました。
うーむ、これは下流から造ったんですかね?
3個所の石積み、積み方がだんだん上手に
なってってるように見えます。

しかし世附は大変だったんですね。
テレビの動画を見ると崩れたラインに沿って
水路工らしきものがありましたが。。

投稿: T.I. | 2010/09/10 19:43

M-Kさん、こんばんは。
沢歩きとしては、相当つまらない沢かもしれません。
流れも美しくないし、倒木が多いし。そしてクモの巣・・・もうイヤになるくらいクモの巣パックを浴びました。
でも、幻の花が咲いているかもしれない沢ですから。早春の頃の探索の下見です。
まあ・・・ヤブ歩きは人が言うほど嫌じゃないので・・・。こんな沢でも、それなりに面白がって歩きました。

投稿: shiro | 2010/09/10 20:52

T.Iさん、こんばんは。
>積み方がだんだん上手に
う~~ん・・・。写真を見比べてもわかりません。どういうのが“上手”の基準なんでしょうか?
3つ目の堰堤は、けっこう見応えがありました。両岸が切り立った谷間に、うまい事石をはめ込んだなァ・・という感じで。
 
世附・・大変な事になっちゃいましたね。
>水路工らしきもの
そうそう! 私も気になっていたんです。元々水路が有って、そこを土砂が流れてきたのか。それとも、土砂の力で木をなぎ倒して水路らしき物ができたのか・・・。
世附の奥の方、水ノ木や地蔵平がどうなってしまっているのか・・・とても気になります。

投稿: shiro | 2010/09/10 21:01

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