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2010/06/08

丸尾山とか土沢とか・・・超マイナー山域を歩いてきました

西丹沢は世附の奥地、土沢とか大棚沢の流域山地は、まだ足を踏み入れたことの無いんです。そこで2週間ほど前に、湯船山稜から切通峠へと、ぐるっとこの山域の周りを歩いてみたんです。その記事を読んだM-Kさんが、土沢周辺の探索を計画してくれました。

コリャ、願ったり叶ったりだ。

メンバーはM-Kさん、AYさん、ミックスナッツさん、まーちゃん、ハッピーさんと私。いやはや、楽しそうなメンバーです。

Tizu10606

6月6日

丸尾山なんて言っても、よほどの丹沢マニアじゃないと知らない山ですよね。そういう私もついこないだまで知りませんでした。エアリアに山名の表示は有るものの、登山道が無い山ですから、普通の人は訪れません。

さて・・・どんな山域なのでしょうか。初めてですからワクワクします。

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8時15分頃  明神峠に車を止めて、歩き始めます。まずは林道歩き。ここは水ノ木幹線林道というそうです。梅雨の前のとても気持ちの良い気候の日でした。

1時間ほど歩いて三ノ沢にぶつかる。さあ、いよいよここからVルート歩きだ。まずは三ノ沢歩道と呼ばれている仕事道を辿る。(M-Kさんとミックスナッツさんは径路を歩かず、沢の中をジャブジャブ。好きだよねぇ) 沢沿いの径路を少し登った所で、北北西へ向かう尾根に乗る。

尾根を登っていると、仕事道が現れる。その道を辿っていると、今度は林道が。もっともこの林道、道の真ん中に木が生えていたりして、車の通れない廃林道のようです。

どうやらこの辺の山域、林業が盛んだった頃の仕事道や林道が縦横に入り組んでいるようです。

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進路を東に変え、丸尾山の稜線に乗ります。厳しい斜面も無く、藪も無く・・・。出発から2時間半ほどで、丸尾山へ到着しました。

ところでこの丸尾山、三角点の有るP1007を丸尾山としている資料もあります。どちらが正解かはわかりませんが、私がいつも参考にしている『西丹沢頂稜河川土地名称図』ではP1007を橡ノ丸、その西のピークを丸尾山としています。

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丸尾山山頂で、倒木の陰に隠れている仔鹿をAYさんが見つける。皆、脅かさないように遠巻きにするものの、一斉にカメラを構えてパシャパシャ。さぞビックリしただろうね。

それにしても可愛い~!

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丸尾山から橡ノ丸までは15分ほど。

三ノ沢からここまで、VルートはVルートなんだろうけど、まあお散歩コース。おしゃべりしながら のんびりと歩いてきました。ちょっと拍子抜け感もあるけれど、たまにはこんな山歩きもいいでしょう。

が・・・

M-K師匠の計画ルートが、そんな甘かろうはずが無い・・・よね、やっぱり。

ここからは世附川本谷の土沢出会いへ向かってズズーっと降りている尾根を下降していきます。M-Kさん、AYさんでさえ未踏の尾根だって。ハッピーさんは途中の林道から登ってきた事があるとか。

さて、どんな尾根なんでしょう。地形図を見る限りは、そんなに厳しそうな感じは無いけれど、こればっかりは歩いてみないとわからんからねぇ。

下降を始めてすぐにヤブが出てきたよ。が・・・、刈り払いされたトレースがついている。きっと山仕事の人が歩いているんでしょう。

ハッピーさんは「以前歩いた時にはヤブ漕ぎで、こんなトレースは無かった。」と不満そう。歩きやすいのが不満って・・・ハッピーさんも相当病気だ。

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P819を過ぎて進路を東へ変えた所で、みんなお待ちかねの激ヤブの登場だ! 今度はトレースが付いていないゾ!!

まずはミックスナッツさんがヤブへ突入する。「シメた!」と後に続く。ミックスナッツさんの背中にくっついて、楽しようって魂胆だ。が・・・快速のミックスナッツさんは、ヤブの中でも早い早い。みるみる離されて、結局はガサガサとヤブを掻き分けるはめに。ク・・・。

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5~6分激ヤブを泳いで、林道へ飛び出しました。林道への降り口は崖斜面でしたが、ヤブの笹を掴んで降りることができました。ヤブじゃなかったら、ロープを出しているところだ。崖斜面では笹もありがたいネ。

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林道でランチ休憩をとった後、土沢出会いへ向かって再びヤブ尾根に突入。

林道からほんの少しだけ刈り払いがされていたけれど、その先はほとんど人の歩いた形跡無し。ヤブがひどい上に、尾根の分岐もけっこう複雑。こりゃホンマもんのVルートだ。

地形図で見る以上に実際の地形は難解で、RFで悩む事しばしば。でも、AYさんとミックスナッツさんがいるから、間違う事無く土沢出会いへ向かっていく。

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無事、土沢へ降り立ちました。皆、満足そうです。

いや~、楽しい尾根でした。

さて、ここからは沢歩きです。

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岸を歩く人、わざと水の中を歩く人。各々が歩きたいようにルートを探しながら歩きます。それがM-K隊の特徴でもある。だからこの人達と歩くのは、気楽で好きなんだ。

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それにしても美しい沢です。ホント、気持ちが良い。

ただし、水量が多い沢なので、ひざ上まで濡れる覚悟じゃないと歩けない沢です。冬場はちょっと無理か・・・。

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しばらく歩いたところで滝出現。高さはそれほど無いものの(10m弱)、轟々と飛沫をあげて見事な滝。『入道滝』という名前だそうです。

皆でしばし見とれていました。

さて・・・時間ももう3時近くになっていました。滝を巻き上がったところで、林道へ登って帰路につく事にしました。

 

今日もまた、楽しい山歩きができました。

最初はのんびりハイキング。そして激ヤブ歩きと難解RF。後半はジャブジャブ沢歩き。

盛り沢山ですね~。

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大好きな花、ムシカリが咲いていました。

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コメント

shiroさん、こんばんは。

山名ですが、「第3次国有林野施業実施計画図」では、
1007.4の上に「丸尾山」と書いてありますね。

でも、昭和16年版ハイキングペンクラブ作成「丹澤山塊全図」では、
1007.4は「丸尾(トチノ丸)」となっています。
ここも地名がいろいろ変わってしまったのでしょうね。

それから、実施計画図には「入道歩道」というのが書いてありますよ。
そう、これは「入道滝」がルーツですよ、きっと。
こういう発見は楽しいですね~!

1007.4から819までの尾根は、
道が整備されてしまいガッカリでしたが、
丸尾峠から先は以前(2003年)のようなヤブで嬉しくなりました。
でも、やっぱりお土産が二匹もついてきましたよ(泣)。
ダニがいないヤブを歩きたいなぁ。

投稿: ハッピー | 2010/06/09 00:50

ハッピーさん、こんばんは。
P1007を丸尾山としている資料は、けっこう多いようですね。丸尾沢がP1007に詰めているから、こっちが丸尾山なのかなァ、とも思います。もしかしたら、P1007とその西のピークをひっくるめて丸尾山というのかもしれない・・・なんて思ったりもします。「どっちでもいいじゃん。」と思いますが、やっぱり気になります。
それにしてもハッピーさんは、いろんな古地図をお持ちなんですね! 「丹澤山塊全図」一度見せてもらいたいなァ。
 
>ヤブで嬉しくなりました
これは常人の言葉ではありません。イカレタ人の言葉です。(笑) 私もその気がありますが・・・。
ダニが2匹付いていたって! こわいなァ・・・。(笑) 私は大丈夫だったと思うけど・・・。家の中に持ち込むわけにはいきませんものネ。
ちょっと真剣に、ダニ対策を研究してみませんか? ヒルに対する石鹸のような、秘密兵器があるかもしれません。

投稿: shiro | 2010/06/09 21:05

shiroさん
このところのオバカVのお付き合い本当にありがとうございます!
お陰で楽しくって仕方ありません。

いつもながらお写真が綺麗です。バンビちゃんが可愛い!
ヤブの写真も素晴らしい?!

shiroさんが沢歩きの途中の光景を各沢ごとにファイルして
アルバムになさったら綺麗な「丹沢の沢・写真集」が出来る
でしょうね・・。きっと素晴らしいと思います。
マジ、作ってもらえませんか?

次は伊勢沢をやろうと思っています。よかったらまたよろしく
お願いいたします。(神ノ川支流)

投稿: M-K | 2010/06/10 10:38

shiroさん
「丹澤山塊全図」のコピーを差し上げますので、
どうぞお役にたててください。

ダニ対策は、いろいろ検索してみましたが、
ヒルのように効果的なものはないようですね。
友人は必ずスパッツを着けて歩いています。

そういえば先日の二次会で、
まーちゃんが、ダニは石鹸に弱いとか、
白い色が嫌いとか、言われていたのを
聞いたような・・・
あれは“幻聴”だったかしら(笑)。

投稿: ハッピー | 2010/06/10 13:08

M-Kさん、こんばんは。
私自信がおバカですから、おバカVが楽しくて楽しくて! いつもおバカルートに連れて行っていただいて、本当にありがとうございます。
 
沢の写真集かァ・・・。それ、いいかもです。滝の写真集はゼフィルスさんやイガイガさんがいますけど、沢の写真集はやってる人少ないかも。
・・・ですが。沢を歩くの得意じゃないんです・・・。(汗) 土の上はけっこうサクサク歩けるのですが、岩の上はどうも臆病になってしまって・・・。
沢歩きでは歩くの遅くて、いつもスミマセン・・・。それにしても、M-Kさんの沢での足の早さにはビックリします。
次の計画は伊勢沢ですか! 北丹沢はほとんど行った事が無く、未踏地だらけです。

投稿: shiro | 2010/06/10 20:33

ハッピーさん、こんばんは。
ウワ~! ありがとうございます。『丹沢山塊全図』楽しみにしています!!
 
>スパッツ
ダニもやっぱり足元からなんでしょうか? 足元よりもひざ上辺りに取り付かれるような気がします。ズボンとシャツの隙間からもぐりこまれるような気が。
例えば、ズボンに防虫スプレーを塗っておくとかどうなんでしょう。いろいろと考えてみる余地はあるかも・・と思っています。
>白い色が嫌い
これ、ホントなんでしょうか? だとしたら、一番簡単な対策です。とりあえず・・・「信じる物は救われる」ですから。試してみましょう。
でも・・・白のズボンは泥汚れが目立つんだよなァ・・・。何しろドロドロのおバカルートしか歩かないから・・・。

投稿: shiro | 2010/06/10 20:43

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