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2009/12/03

ホソノノ尾根~塔ノ岳~源次郎尾根 前編

11月29日

この日はお馴染みの塔ノ岳登山ですが、一味つけて登りはホソノノ尾根(木ノ又新道)を、下降は源次郎尾根をと歩いてみました。

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朝7時半 戸沢林道の終点の河原に車を止めて出発です。

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朝の陽射しを浴びて、山が燃えているよう。良い山歩きを予感させます。

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書策新道の入り口は、あいかわらず通行止めのテープが。テープをくぐって書策新道へと入ります。

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本谷の滝が見えるあたりでの崩壊箇所。(通過後に逆から撮影)

おそらくここの崩壊で通行止めのテープが張られているのでしょう。前回来た9月よりも崩壊が進んでいるかな・・・。あまり山を歩きなれていない人は、もう通らない方が良いかも。っていうか、通行止めのテープが張ってあるんだから、そういう人は入ってこないか。

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水無川本谷を渡る。

ここは大好きな場所。なんか開放感が有るんだよなァ。ここでは必ず休憩を取ります。岩の上に腰掛けて谷間を眺めるのが好き。

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そしていつも気になる、ここに立っている道標。

『林道まで1197米』と記されています。何故『1.2km』じゃダメなんだ? この3mのこだわりは何だろう。

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あ!石積みの壊れた堰堤だ。どうやらセメントを使わず、自然石を積み上げただけの堰堤だ。しかも涸れ沢に。相当古い時代の物なのだろうか。今度、堰堤博士のT.Iさんにお会いしたら聞いてみよう。

・・・と、先日T.Iさんにお話を伺ってから、今まで興味の無かった堰堤にも目が行くようになりました。

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標高1000m付近。 手書きの小さな道標の裏の笹薮の中に、くっきりとした踏み跡があります。前々から、ホソノノ尾根の入り口じゃないかと目を付けていた場所。地形図で確認しても間違い無い。この踏み跡の有る尾根は、木ノ又大日へと続いています。

書策新道から離れて、いざ突入!

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入ってしばらくは急斜面を登ります。ほどなく、こんな気持ちの良いなだらかな尾根が現れたりもします。

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かと思えば、こんなワイルドな険しい尾根道になったり。

なかなか変化にとんでいて、楽しい尾根だゾ。

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手足をフルに使わなければ登れない急斜面や、小崖も随所にあります。でも、そんな場所にはお助けロープがぶら下がっています。

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ホソノノ尾根に入ってから約1時間。 霧の中に木ノ又小屋が見えてきました。木ノ又大日の山頂です。

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木ノ又大日からは、表尾根を塔ノ岳に向かいます。

そしてここでは素晴らしい霧氷を見ることができました。気温が上がってきたせいでしょう。霧氷が木からはがれて、パラパラと降り始めたのです。ちょうど霧が晴れ、陽射しが当たり始めました。降り注ぐ霧氷が陽射しでキラキラと光ります。本当に感動の光景でした。

まだ 時間が早いせいか、銀座通りの表尾根にもほとんど人が歩いていません。この美しい世界を独り占めにしながら、塔ノ岳へと歩きます。

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10時すぎ頃。 塔ノ岳山頂へ到着。いつもは人でごった返しているこの山頂も、今日は人もまばら。この時間だと、大倉着の1番バスの人達がポツポツ到着し始める頃なのかな。ヤビツ峠から登ってくる人達はまだまだなのでしょう。

さすがに山頂は寒いので、尊物山荘に入って休憩します。コーヒーが美味しい・・・。

それにしてもホソノノ尾根は面白い尾根だった。そして表尾根の霧氷。今日もいい山歩きができたなァ。

30分ほど休憩をして出発だ。下りは源次郎尾根を使います。今日もまた未知のVルート尾根の下降だ。

さあ、お立会い。 はたして今日はすんなりと下降できるのか!

続きは次回のお楽しみ!!

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コメント

確かに、道を間違えても、
引き返せばいいですけど、
熊さんとの遭遇だけは避けたいところですね。
霧氷という現象も実に幻想的ですね。

投稿: どてかぼちゃ | 2009/12/03 05:04

どてかぼちゃさん、こんばんは。
本当に、熊にだけは会いたくありません。熊がいそうな山では熊鈴を鳴らしながら歩いていますが、「鈴なんて役に立たない」という人もいますし・・・。
実は熊だけじゃなくて、スズメバチやヘビも嫌だし(こいつらには何回も遭遇している)、ヤマビルなんて卒倒するほど嫌いだし(実際に吸血された経験あり)、「それなのになんで奥山へ入るの!」という感じなのですが、それでも行ってしまうところが、山の魅力なんです。
霧氷は本当に幻想的で美しい光景でした♪

投稿: shiro | 2009/12/03 20:49

ページが軽くなったのですか?
それとも僕のパソコンのせいなのでしょうか。

1197mは、道路測量するような道具で測ったのでしょうか?「俺の測量は正しいのだ。」・・、でも道路でもありませんよね。

手書きの道標は熊用だったりして、ちゃんと通るものがいるようで獣道みたい。

シローさんは、マタギになれますね。

投稿: takaryuu | 2009/12/14 19:31

takaryuuさん、こんばんは。
やはりこのサイト、重かったですか?
たぶん、写真を大量にUPしているせいだと思うんです。トップページの表示方法を変えたので、これからは大丈夫だと思うのですが・・・。今までスミマセンでした。
 
>道路測量するような道具で測ったのでしょうか
いつも不思議に思っているのですが、山道の距離ってどうやって測量しているのでしょうか? 沢を越えたりもするから、まともに測れないと思うんです。曲がりくねっているし、勾配もあるし、地図上でも正確には測れないはずだし・・・。そんな場所でのこの妙に細かい表示が、とても気になるんです。なんのこだわりだろう?って・・・。
 
>熊用だったりして
登山道ではないヤブ山を、わざと好んで歩いてはいますが、熊だけは本当に怖いんです。丹沢の熊は冬眠しないらしいんですよ。だから冬でも気が抜けません。
でも、残念ながらこの道は熊の獣道ではなく、山小屋のボッカ道らしいんです。時々ボッカさんがヤブを刈っているらしいです。一般の登山者が迷いこまないように、手書きの道標を設置したのでしょう。

投稿: shiro | 2009/12/14 22:03

shiroさん

近々山トモと、このコースを歩いてきます。
木ノ又尾根は、以前、一人で下ったことがあります。
源次郎尾根も数年前、地図読みのトモと下りました。
今回は、歩いてみたいという山トモのお付き合いなんですが、
私もスッカリ忘れている感じで、楽しめそうです。
shiroさんの軌跡図、プリントしてもとてもクリアーですね!!
参考にさせていただいて、my 地図を作成します。
ダニはどうでしょうか?それが心配です。

投稿: ハッピー | 2010/03/26 16:07

ハッピーさん、こんばんは。
レスが遅れてスミマセン。
木ノ又尾根(ホソノノ尾根)は、木ノ又小屋のボッカ道らしく、踏み跡もはっきりしているしお助けロープも随所にぶら下がっているから、のんびり気分で歩くにはもってこいですね♪ なかなかワイルドな尾根で、私は気に入っています。どうぞ楽しんできてください。
私は、小さな手書き看板の裏から尾根道に入りましたが、s-okさんの記録を読むと本谷の渡渉地点から本谷を50m程遡った地点からホソノノ尾根に登ったと書いてあります。まーちゃんの話では、それ以外にももう一つ(つまり全部で3つ)、取り付き口が有るそうです。そこらへんの探索も是非お願いします。
>ダニ
私の認識では、表尾根にはダニはいないと思いますが・・・認識不足かもしれませんが。
源次郎尾根には笹薮もありますが、迂回するルートがありますので、ヤブ漕ぎはないと思います。逆にヤブに突入してしまったら、間違ったルートであると思います。

投稿: shiro | 2010/03/28 23:09

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