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2009/09/12

私はウソが嫌いだ

などと書くと、真っ直ぐな人間のように聞こえるかもしれませんが、全くそんな事はありません。

どちらかというと、グニャグニャとした人間です。   が・・・正直に生きているという自負は有る。ウソをついたりするのは嫌なんです。

・・・本当は。

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アイカタ(奥様)とは、もう20年くらい一緒に連れ添っていますが、お互いに『偽る事無く、隠す事無く』を心がけてきました。そんな信頼関係でやっています。

ですから、勝手気ままにやっていても許されているのかもしれません。

実際、毎週毎週、休みのたびに、家事の手伝いもせずに山歩きをしています。仕事のストレスを野山歩きで発散することで心と体の健康を保っている事は、アイカタも理解してくれています。から、あまり文句も言わずに送り出してくれるのですが、一つだけ約束事があります。

『山奥へは行かない事』

出かけるたびに、「山奥へは行っちゃダメだよ」と言われるので、「ハイハイ」と答えるわけですが・・・

山っていうのは、どの辺からが“奥”になるのだろうか・・・。それはアイカタに問いただした事も無いですし、聞いたところで山の事を全く知らない彼女もわからないに違いありません。でもきっと、彼女の頭の中では人がいっぱい歩いているハイキングコース以外は“山奥”になるのかもしれません。

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最近、バリエーションルート歩きにはまってしまっている私ですが、アイカタとの約束を守っていないという事を心苦しく思っているのです。

どうしたらいいんだろう。誰もいない、道すらない山を歩き回っている事を彼女に言えば、絶対に反対するに決まっています。

ウソをつくのは嫌だけど、山歩きを止める事はできない。

どうしたらいいんだろう。どうしたら彼女に理解してもらえるだろうか・・・。

バリエーションルート歩きをしていて、ただそれだけが悩みの種です。

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さて

明日は丹沢の秘境、椿丸へ行ってくるつもりです。

この後、山支度を始める私に、きっとアイカタは聞くでしょう。「明日はどこへ行くの?」

そして私はこう答えるでしょう。「椿丸っていう山へ行ってくる。低い山だよ。里からも近いしね。」

決してウソではない。椿丸は902mしかない低い山だし、浅瀬の集落からもそう遠くは無い。そしてこう言えば、彼女も安心するのだから。

でも、この椿丸一帯は、登山道が全く無い山域。それゆえに丹沢の秘境と呼ばれている。

先ほど、1/25000の地形図に、歩くべき尾根筋を赤マーカーで線を引きました。尾根が複雑に入り組んでいて、いかにも迷いそうな山域だ。地図読みを間違えると大変な事になるぞ。ネットで下調べをしてみると、踏み跡は全く無いか、有っても薄いって。ヤブもボーボーでダニもいるって。

ウヒャア!

なんだか、ワクワクしてくる。

アイカタ、ごめん。とにかく危ない事はしないから。

今日は早く寝よう・・・っと。

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