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2009/06/08

ヒルとかヘビとか・・・塔の岳

昨日、6月7日の話です。

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まだ梅雨入り前だと言うのに、うっとおしい天気が続いていましたから。久しぶりの晴れの日曜日と言う予報に、いてもたってもいられなく、早起きをして小田急に飛び乗っていました。この日は夕方から用事が有り、早く帰らねばならないので、お手軽な塔の岳にでもと思ったものですから。

7時半頃、大倉へ到着してビックリしました。いつも登山客で賑わう大倉ですが、いつもの10倍くらいの混雑ぶり。イヤ大袈裟でなく。「なんだコリャ?」と思ったら、バカ尾根でボッカ駅伝大会の日でした。

こんな日のバカ尾根はのんびり歩けるはずもありませんから、政次郎尾根を登るつもりで戸沢林道を歩き始めます。

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1時間ちょっと歩いて戸沢に到着。塔の岳はこんな重たい雲の中。ピーカン天気の予報だったはずなのに。

政次郎尾根に取り付いて、前日までの雨で湿った山道を歩きます。おまけにジトジトした空気。嫌な予感がしてたんです。そしたらホラ! 濡れた枯葉の上にうごめく影が・・・。

出た!!!

私の天敵ヤマビルです。今年、初の目撃。もうとにかくヤマビルは大っ嫌い。実際に咬まれた事も有るんです。気が遠くなりましたっけ。

のんびりと歩いていたらヒルに襲われますから、急登を駆け上がるように登ります。やがてご年配のハイカーに追いつく。即行で抜かねばならない。何故なら、『ヤマビルはパーティーの後ろの人に襲い掛かる』というジンクスがあるからです。(真偽の程は判りませんが・・・) 抜きざまに「ヤマビルがいましたよ」と挨拶すると、「ええ。何匹か見かけました」とにこやかに返される。なんてのんきな! と思いながらどんどん急ぐ。休憩もできない。立ち止まると奴らにヤラれるのだ。やがて親子3人のパーティーに追いつく。これも即行で抜かねばならない。でも、今回はヒルの事は言わない。子供をビビらせちゃ可哀相かなと思ったもので。

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そんな感じでぐんぐん登っていると、今度は道の傍らに不吉な影が・・・

ヘビ~!!

これまた天敵、ヘビの登場だ。もうヘビは生理的に無理。立ちすくんでしまった。が、立ち止まるとヤバイ。ヒルに襲われる。さあさあ、どうする、どうする! と、ヘビとにらみ合ったまま長い時間が経った(ような気がするが、実際は数10秒位か?)。やがてヘビは林の中へ消えていく。

勝った・・・!

ヘビとの戦いに勝った。さあ急ごう。靴にヒルが取り付いていない事を確認して、また先を急ぐ。

結局、戸沢から書策小屋まで1時間15分で駆け上がる。これは恐ろしく早いペースだ。ヒルへの恐怖心がこのスピードを生むのだ。恐るべしヤマビル・・・。

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廃墟と化した書策小屋の前でこの日初めての休憩を取りながら、ようやく気持ちが落ち着く。ここまでくれば大丈夫。ヤマビルは1000m以上の高地にはいないはずだ。

さあ、ここから塔の岳まで気持ち良いアップダウンの表尾根を約1時間。・・・のはずだったが・・・。あれれぇ? 足が思うように上がらない。飛ばしすぎたのだ。結局塔の岳山頂まで1時間半かかってしまった。これはおそろしく遅いペースだ。恐るべしヤマビル・・・。

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塔の岳山頂はこんな感じ。晴れていましたが眺望はゼロ。でもこれはこれで、雲の上にいる気持ち良さがありました。

下山路は、バカ尾根に決めました。「人が多いだろうから、ヒルに襲われづらいんじゃないかな。」と思ったからです。そうとう曖昧な根拠ですが。

でもバカ尾根の下りは大好きです。トントン、トントンと気持ちよく下れる尾根です。

この日のバカ尾根は、ボッカ駅伝の競技が終わった選手達が、走りながら尾根を下っていきます。それにつられて、私もちょっと走ってみます。

あ、気持ちイイ!

『山道はのんびり歩く』を信条としてはいますが、ちょっと走ってみるのも意外と気持ちいい。歩いたり走ったりしながら、大倉まで1時間45分で下りてしまいました。いつもは2時間15分くらいですから、驚異的に早い。

結局この日の山歩き、早かったり遅かったりの、めちゃくちゃペースで・・・こんなので筋肉に影響ないわけありません。今日はすごい筋肉痛です。両太ももが痛くて、階段を登るのも一苦労です・・・。

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というわけで、写真を撮る余裕も無いほどの、変な山歩きでしたが・・・。

この日の収穫。初めて見る花です。今名前を調べ中ですが、ヒメマイヅルソウとかいうやつかな? 可愛い花だったぁ・・・。

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コメント

昔のことです。

ヒルに噛まれたことはありませんでした。
友人宅の田植えを手伝ったときのこと、田圃から抜いた自分の足を見て仰天、ヒルが簾のようにぶら下がっています。

「キャー」とはいいませんでしたが、手で引っ張って取ろうとしても離れません。

友人が、「田圃の泥をまぶしてもみとるのだよ」と教えてくれ、そのヒルの尻から棒を差し込んで裏返しにしてしまいました。

「踏んでも死なないのでこれが一番いい退治方だ」と言いました。

残酷な刑を処してしまって罪悪感を覚えますが、虻とかヒルなど刺さずに血を吸う族は気持ち悪・・です。

投稿: takaryuu | 2009/06/10 00:40

ningyoです。
こんばんは!
お久しぶりです。
何もする気になれず、ブログもほとんど書かず、かろうじて家事と仕事をやっている状態で、引きこもりの様な状態になっておりました。
ど~した?わたし・・・と思いながら、2ヶ月も。でも、shiroさんの写真を拝見しながら、季節の変化を楽しませてもらってました♪
今回は特に、可愛い花と、ゲゲ~なヘビさんと、shiroさんの小走りな文章に、元気を頂きました!
ありがとうございます!

投稿: ningyo | 2009/06/10 22:55

takaryuuさん、こんばんは。
>ヒルが簾のように
うわぁぁぁ・・想像もしたくない光景です。
恥ずかしながら私、ニョロニョロ系がダメなんです。
ましてや、ニョロニョロしたのが喰いついて血を吸っているなんて!! もう気を失いそうになってしまいます。
でも、田んぼ仕事をするとなると、そんな事は言ってられませんよね。
『尻から棒を差し込んで裏返しに』なんて言えるぐらいにならないと。
“自然を相手にする”ってそういう事ですよね。ヒルごときにビビってしまう自分が、恥ずかしいです。
私もヒル恐怖症を克服しないと・・・夏山を楽しむために。

投稿: shiro | 2009/06/11 02:03

ningyoさん、こんばんは。
>何もする気になれず
ningyoさんもですか!?
私もです。最近blogもHPも更新が滞り気味で・・・。
もともと気持ちの浮き沈みが激しい性質なのですが、今年は特に・・・。
ですから、気晴らしのために山へ出かける事が多くなってしまいます。
でも、ningyoさんに少しでも元気を感じていただけたら、とても光栄です。
美術系の人間にとっては、とっても厳しい今日この頃ですが、お互いに頑張りましょうネ♪

投稿: shiro | 2009/06/11 02:10

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