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2008/03/12

山茱萸

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今日の花は山茱萸です。難しい漢字ですね。見たことも無い字です。カッコつけて漢字で書いてみましたが、この字を呼び出すのが大変なので・・・以後カタカナで書きます。サンシュユです。

たまにしか見かけませんから、そうあちこちで咲いている花ではないかもしれません。サンシュユの花をはじめて見たのは、5年ほど前でした。自宅から少し遠い公園でした。最初見た時、思わず「おお・・・!」と歓声をあげてしまいました。めちゃくちゃ綺麗だったんです。陽射しを浴びてキラッキラッと輝いていたんです。金細工のように。

それ以後、毎年この時期になるとこの花を見に行きます。「おお・・・!」と言うために。何回見ても、やっぱり見るたびに「おお・・・!」と言ってしまいます。・・・言いたいだけかもしれないけどね。でも毎年3月になると、この花を見るために、わざわざ出かけていくのは事実です。

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サンシュユの花を見るなら、絶対晴れた日。曇りの日ではこの花の本当の美しさはわかりません。できれば午前中の早い時間がいいです。日が高くなってからよりも、横からの陽射しの方がいい。そして逆光で見るのがオススメ。

本当に金色に輝いているんです。それをカメラに収めたいのだけれど・・・。毎年毎年、写真を撮るのだけれど・・・。どうしてもキラッキラッと輝く姿が写らないんだよね・・・。

難しいね・・・写真って。

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コメント

 山朱萸の花の数ほど雫ため     
                ー今井つる女
 山朱萸の花のこぞりて黄を凝らす 
                -塩川雄三

こんなに難しい漢字の花ですのに、素敵な句が幾つもあります。「春黄金花」とも。勿論春の季語ですが、秋は赤い実から「秋珊瑚」です。
確かに、写真にも絵にも、その美しさを捉え難い花ですね?

いつも、「うんちく屋」みたいなコメントでごめんなさい。
shiroさんの写真が「日本の四季ここにあり」と語っているので、ついつい言いたくなるのです。

投稿: NINGYO | 2008/03/14 10:34

NINGYOさん、こんばんは。
サンシュユも季語でしたか! 
さっきから教えていただいた二つの句を、何回も読んでいるのですが・・・さっぱり汲み取れません・・。despair 何の雫の事だろう? 黄を凝らすって? スミマセン・・無学で。
いつも、その花にちなんだ句を教えていただいて、嬉しいです。
植物を好きになったのは、一番四季を感じられるからだったのです。『俳句』ってまさに四季を感じて表現する事なんですね。

投稿: shiro | 2008/03/14 21:05

「♪庭のサンシュョの木~♪鳴る鈴かけて~エ~エ~♪オ~ォ~ォ~♪」と謳われていますね、父や伯父達が酔うと歌う中に必ずと言っていいほどこの歌が入っていました。
秋になれば真っ赤な実がつきそれもまた美しく10年ほど前からこの山茱萸の木が庭に欲しくて、しかしもう、大木を植える場がないのです。sweat02ホーリーなどを抜いてしまおうかとも考えましたが植物とて命あるもの、そんな簡単な解決はできない、と悩みshock、でも今も諦めてはいません。蝋梅はさほど好きではないのに山茱萸の木、マンサクも好きで…旅館などのお庭によく見られますねー。


投稿: ちょも | 2008/03/14 21:59

ちょもさん、こんばんは。
その歌、知りませんでした・・。coldsweats01
庭に欲しい気持ち、スッゴクわかります。私も庭を持っていたら、絶対に植えたい木だもの。もっとも好きな木はいっぱいありますけど・・・。でもサンシュユは、その中でも上位にはいるなぁ。
あの金色の輝きを、家の中から、毎日眺められるなんて! そう考えると、絶対に植えたくなりますよね。
マンサクも良いですね♪ マンサクもまた、ウチの近所じゃあまり見かけない木なのですが。ちょうど今頃、咲いているはずですね。うん、マンサクもいい花だなあ。散歩中に見つけたら、このblogにUPしますから。
 
ホーリーは魔除けの木。それに、冬に咲く白い花もなかなか良いです。大事に育ててくださいhappy01

投稿: shiro | 2008/03/14 22:40

そっかあ・・・。解りませんでしたかあ。
光り輝く山朱萸の黄金色を写真にし難い。とおっしゃっていたので、光りや色を感じさせる句を選んだのですが。
「つる女」の句は、たぶん今朝のように雨上がりの景でしょう。(春は以外に雨が多いので)たぶん朝日が当たる頃。細かい花のひとつひとつに雫がついて光り輝いている様子を美しく、見事に捕らえた句と思います。作者の気持も春の息吹を感じ明るく輝いていたのでしょうね?次の一句は、山朱萸の花が争うがごとく黄色を凝らす、つまり、すごい黄色で咲いてるよ。と詠んでいるのです。「黄色を凝らす」と花の立場からの表現が素晴らしい。「つる女」は繊細に詠んでますが、この句は寒い冬を耐え、芽吹いた力強い春の喜びを感じませんか?景色を切り取り、表現する俳句は、絵や写真と同じです。観察、写生、省略、デフォルメ、リズム、流れ、自己表現。ね?同じでしょ?ゴメンナサイ長くなって。

投稿: NINGYO | 2008/03/15 08:34

NINGYOさん、こんばんは。
解説ありがとうございます。
解説していただくと、すごく良くわかりました。
『花の数ほど雫ため』の光景が目に浮かんできました。
雨上がりの朝、雨露をためたサンシュユの花が朝日にキラキラと光って・・・。
想像しただけで、ドキドキするような光景です。いや~、是非見てみたい。
解説に納得しながら、改めて句を読んでみると、本当にその光景が目に浮かびます。
>観察、写生、省略、デフォルメ・・・
納得です。俳句も絵や彫刻と一緒ですね。特に俳句なぞは、省略美を追求しているのでしょう。(素人考えですが) 
表現の中で、“省略”が最も難しい。これは私がいつも実感している事です。

投稿: shiro | 2008/03/15 20:37

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