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2007/09/24

ツルニンジンとスズメバチ

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ずっと探していた野草、ツルニンジンをようやく見つける事ができました。

『山野に普通に生えている』とされている野草達でも、見つけるのに苦労する花達はたくさん有ります。多摩丘陵は自然がたくさん残っているとはいえ、やはり大都会近郊の山野。“普通”のものが普通でなくなっている事実は否めません。

それはさておき。ツルニンジンを初めて見つける事ができたのですから、とても嬉しい1日でした。

何度も読んでいた図鑑によると、ツルニンジンはスズメバチの大好物だという事なので、気をつけながら近づいてみたのですが・・・。やっぱり用心して良かったぁ。スズメバチがブンブン飛んでいました。

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野山歩きが趣味の私として、この季節一番怖いのが蛇とスズメバチです。

まあ、蛇の方は生理的に嫌いなだけであって、実際咬まれる事は滅多に無いだろうと思っていますが・・・。スズメバチは本当に怖い。命にかかわりますからねェ。しかも今の季節、よく遭遇するんですよねェ。

『スズメバチは黒い色に対して、攻撃的になる』という事なので、なるべく白いシャツを・・・と思うのですが・・・。持ってないんですよねェ。持ってるシャツが全部ダーク系。ウ~ン、確かにこれは、私の好みではあるけれど。(センスの良し悪しは別として)黒とか、濃い色の服が好きなんです。

でも、ちょっと白いシャツを買っとこうかなぁ。命にかかわるからね。

せっかく見つけたツルニンジンも、スズメバチのおかげで近づく事ができず。離れたところからズームで狙った写真しか撮れませんでした。

手触りを確かめたり、匂いを嗅いだりもしたかったんだけどなぁ・・・。

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そして嬉しい出会いをもう一つ。

なんと!! カワセミに出会いました。

千載一遇のチャンスだったというのに・・・なんだこの写真は・・・。(涙)

カワセミを横切る葉っぱの影・・・。カメラセンスの無さを痛感してしまった。

そして、撮れた写真はこの1枚だけ。2枚目のシャッターを押す前に、逃げられてしまいました。

 

この連休は、ひたすら野山を歩き回っていました。残念ながら秋晴れの空とはいきませんでしたが、曇りの日の方が花の写真には都合がいいんです。花色が綺麗に撮れるから。2日間で撮った写真が、野草を中心に約600枚。整理整頓が苦手な私にとっては、写真の整理が大変です。

なにはともあれ、充実した秋の連休でした。

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2007/09/20

キバナコスモス

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2週間前、関東地方を台風が直撃した。あの時の多摩川は凄まじかった。いつもは優雅でたおやかな多摩川が、おそろしい形相を見せていた。水位は土手のすぐ下まで上がり、広大な河川敷は濁流が渦巻いていた。

今朝、久しぶりに多摩川の土手を自転車で走りながら仕事場へ向かった。2週間が過ぎ、水位も元に戻っている。流れも穏やかさを取り戻したようだ。でも、水は相変わらず濁っている。いつもは流れの中で魚を狙っている白鷺や川鵜も、所在無さげに中州にたたずんでいる。「鮎たちもいなくなってしまったのだろうか?」フとそんな事を思った。

そして河原の光景もだいぶ変わった。砂利がむき出しの河原が広がっている。そうだ、いつもは砂利の河原を雑草が埋め尽くしていたんだ。河原から、緑色が消えてしまったんだ。きっと濁流にもまれて、根こそぎ流されてしまったんだろう。

そんな時、砂利の一角にオレンジの塊が見えた。キバナコスモスだ・・・。引き寄せられるように、土手から河原へと降りてみる。そこには20株ほどのキバナコスモスが咲いていた。

ここだって水に浸かっていた場所なのに。濁流の中で、必死に耐えていたんだろう。そう思うと無性にいとおしくなった。

なんて鮮やかな花なんだろう。抜けるような秋の青空に、なんて似合う花なんだろう。

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ささやかな出会いだったけれど、妙に清々しい気持ちになれた。ここのところ塞ぎ気味だった気持ちが、少しだけ開かれたような気がしたんだ。

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2007/09/09

野草にまつわるあれこれ④ ~趣味の事~

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クズ  秋の七草の一つです。

「休みの日には、何をしてるのですか?」

なんて事を時々聞かれます。

「たいてい雑草を見て回ってます。」

なんて答えると、たいてい「はあ?」と言われます。このままでは引かれてしまうので、私も説明しようとします。

「河原とか里山とかを歩き回ってですね、雑草とか野草とかの花を見て歩くんですよ。」

だけど大概の人は、これ以上突っ込んできません。興味も無いし、突っ込みようも無いのでしょう。私もめんどくさいので、これ以上の説明はしません。

これが私の趣味です。もちろん、“人に引かれる事”ではなくて、“雑草を見て歩く事”ですよ。

・・・どっちにしても変か?

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今、山林の中で1番目立つのは、このツリガネニンジンでしょうか。ツリガネ型の花って、何故か可愛らしく見えるんですよねェ。

こんな趣味ですが、すごく楽しいんですよね。私にとっては。

仕事が休みの日は、まず歩いています。カメラを持って。歩き出すと4~5時間は歩いています。5時間といっても道々雑草を見て、写真を撮ってなんてしてますから距離はたいした事無いんですけど。それでも10km以上は歩いていますね、きっと。

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ゲンノショウコも咲き始めました。この花が咲き出したら、いよいよ秋です。

私の趣味を理解できない友人達は、「それならゴルフに行こうよ。緑の中を歩いて、気持ちがいいよ。」なんて言ってくれます。

が、ダメダメ。緑って言ったって、芝しか生えていないんでしょう? 除草剤で雑草とか、枯らせてしまうんでしょう? そんな所歩いたって、面白くないですよ。雑草がいっぱい生えていなくちゃね。

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ミゾカクシ  最近は、有機農法の田んぼが増えてきたせいでしょうか。ミゾカクシやオモダカのような田んぼの雑草もよく見かけるようになってきました。

そして、9月~10月前半くらいは、野草達の様子が目まぐるしく変わる時季なんです。ちょっと目を離すと、野原の様子なんて一変していますから。私のソワソワも止まらなくなる季節です。

本当はもう、仕事どころじゃないんですけど。そういうわけにもいきませんのでねェ。休みが待ち遠しい季節です。

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今日、アキノノゲシを見つけました。今秋では初めてです。このやわらかいクリームイエローがとっても好き。大好きな秋の花の一つ。

だらだらとした事を書いてきましたが。

要するに、私が今、1番お気に入りの趣味は“雑草を見る事”です。と書きたかったわけで。

なかなか良い趣味ですよ。・・・と自分では思いますよ。

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2007/09/03

消えた文字は何だ? その1初級編

職業として色を扱うものなら、『赤と黄色の塗料は紫外線で退色しやすい』事は常識として知っているでしょう。看板などに赤や黄色を使う時には、それなりの処理をしたりコーティングをしたりしなければなりません。

にもかかわらず、すっかり退色している看板をよく見かけます。なかには肝心な文字が消えてしまって、何の看板だかわからなくなってしまった物さえあります。適正な作りをしていないのでしょう。

まあ私にとっては、そんな事はどうでもいいんです。今の流行で言うと「でも、そんなの関係ねェ」。

私はただ、文字が消えてしまった看板の前に立って、「消えてしまった文字は何だったのだろう?」と考えるわけです。趣味として・・・。

ヒマ人だって? ・・・ホントはそんなにヒマ人でもないんだよぉ・・・。

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まず今日は初級編から。高圧鉄塔の柵にかかっていた看板です。

危ないからはいってはいけません

まあ、こんなところでしょう。でもこれじゃあ面白くないわけです。もう少しひねって考えてみたくなるわけです。

ライオンがいるからはいってはいけません

見たまま言ってみました。

「いるわけ無いだろ!」ですって?

わかってますよ。でも面白いかも。高圧鉄塔の柵の中で、ライオンやトラやカバとかを飼う。街中の無駄な空間(少なくても私にとっては)が、とたんにワンダースペースに! どうです?このアイディア。

片っ端からはいってはいけません

そんなに次々と入らないで! というニュアンスで・・・

からはいってはいけません

何回も言ってるでしょ!! というニュアンスで・・・

もしかしたら“入って”では無いのかもしれない。

ここからはいってはいけません(ここからは、行ってはいけません)

「どこにも行かないで、ここに居て」 みたいな・・・

しおからはいってはいけません(塩辛は、炒ってはいけません)

「塩辛は生の方が美味しいよ」 みたいな・・・

え~・・・

だんだんわけがわからなくなってきましたので、この辺で・・・。

 

皆様はどう考えます。

思いついた方は、是非教えてください。

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