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2007/05/17

野草にまつわるあれこれ② ~季節の事~

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待宵草(マツヨイグサ)

今日は旧暦の4月1日です。旧暦では4・5・6月が夏とされていますから、今日から夏になったというわけです。日本にはもう一つ二十四節季という季節の考え方があって、立夏から立秋までが夏になっています。今年の立夏は5月6日でしたから、こちらの考え方ではもう10日以上前に夏になっています。

季節の事はいつも気にしているんです。やはり季節と野草は切っても切れない関係にありますから。花が好きで季節を気にするようになったのか、季節を感じていたいから花も好きになったのか、どちらかわかりませんが、両方のような気もします。

季節を感じるって、すごく重要な事なんです。「あっちの林ではユキノシタが咲く頃かなァ」とか「もうそろそろ山のナルコユリが咲いているんじゃないだろうか」とか、年中そんな事ばかり考えている私にとっては。野草はとても花期の短い物も多いし、その短いタイミングを感じとって山へ見に行かなければならないわけですから。

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赤花夕化粧(アカバナユウゲショウ)

それでも、春の花だとか初夏の花だとかって分類する事は気にしていなかったのですが・・・。

今、ホームページの方で野草図鑑を作っているもんですから、どうしても気にせざるをえません。でもそうなると、いろいろと迷ってしまうんです。

たとえば待宵草。連休前から咲き出すから、これは晩春の花だろうか。でも待宵草を春の花にするのはどうしても抵抗がある。私のイメージでは夏の花なんです。

同じような時期に咲く夕化粧は?こちらは気分的には晩春でもいいのだけれど、待宵草が夏なら、こっちも夏か?

ちょうど今が盛りの黄菖蒲はどっちだ。晩春と初夏の境目くらいに咲くんだよなあ。

なんて事を考えだすと、止まっちゃうんですよね。図鑑作りが。

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黄菖蒲(キショウブ)

あまり物事を深く考えない私としては、メンドクサクなってしまって、「別にどっちだっていいや」となってしまうわけです。「わからないのはテキトーに分けちゃえ」と。根がテキトーな人間ですからね。

が、ここで「ちょっと待て」と。自分が野草の名前調べで苦労している経験を基に、『野草調べをしたい人に親切な図鑑を作ろう』というコンセプトはどうなった。そんなテキトーにやっていいのか。なんて事も思ってしまうわけです。

そこでもう一度考えたりするのですが、結局はテキトーに分けてしまう。だって考えてもわからないんだもの。

そんなわけで(どんなわけだ?)、そろそろ図鑑の方も、初夏の部に入っていきます。晩春の部もまだ完成には遠いのだけれど、しょうがないでしょう。もう初夏なのだから。

でもね、ずぼらな私にしては、意外とキッチリした図鑑になってきているんじゃないかと思っているんですよ。意外とね・・・。また図鑑の方も覗いてみてください。

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庭石菖(ニワゼキショウ)

それにしても、今日は1日中雨で、肌寒かった・・・。思わずストーブを点けちゃったものなァ。とても夏になったとは言えないよね。

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コメント

こんにちは。
先週2日ほど家を空けていたら、
花の新旧交代というか、
セッコクとかが散っていて、
かわりに他の花々が咲いていました。
特に、今年は、暖冬の影響なのか、
開花時期が変則的なものが多いですね。
野草って見ていてもなかなか名前が出てこないだけに、
shiro様の図鑑はとても重宝しています。
これからの季節も楽しみにしています。

投稿: どてかぼちゃ | 2007/05/20 11:10

どてかぼちゃさん、こんばんは。
今の時季は、植物の成長が早いですね。
ちょっと目を離すと、咲いていた花が散っていたり、別の花が咲いていたり。
どてかぼちゃさんがおっしゃるとおり、今年の気候はなんだかちょっと変です。
図鑑の方も、ちょっとづつ充実させていきますから、これからもよろしくお願いします。

投稿: shiro | 2007/05/20 22:59

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