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2006/06/26

ワルとブタ

いきなり過激なタイトルで初めてみましたが・・・。今日は2つの雑草を紹介します。

Waru1_1

まずは、この花。

去年初めて見つけてから、妙に気になっています。正確に言うと、図鑑でこの花の名前を知った時から。

この花の名は、ワルナスビ(悪茄子)。この名を知った時、軽い衝撃が走りましたね。

雑草のネーミングの世界は無法地帯。とんでもない名前の草がたくさん有ります。でも、私の知る限り、ワル(悪)と名付けられた草はこれだけです。

Waru2

花びらをのけぞらせちゃって、ツッパッてます。茎には鋭いトゲが生えてます。「俺に触るなよ。ケガをするぜ。」 そう、こいつらはワルなんだ。でも、たいしたワルじゃあない。今、はやりの“チョイワル”ってとこか。なんだか可愛いもんです。

 

次の花はこれ。

Buta1

タンポポ? いいえ、ブタナです。

今の時季、「なんだかヒョロっとしたタンポポだなア」と思ったら、それはきっと、ブタナです。

この名を聞くと、「エ゛~、私それダメ。花粉症だから」 という人がいるんです。それは違うって。それはブタクサ。ブタクサは目立たない花だから、花粉症の悪名ばかりが有名で、その姿を知らない人が多いんです。(セイタカアワダチソウをブタクサと勘違いしている人も多いです。何故か。) そして、ブタナはよく見かけるけど、タンポポだと思われているから、その名は意外と知られていない。

Buta2

見れば見るほど、タンポポそっくり。でもその黄色は、タンポポよりも透明感があって綺麗。こんなに可愛い花なのに、何故“ブタ”と名付けられたのでしょう? どうやらフランスでは“ブタのサラダ”と呼ぶらしいのです。(それをフランス語でなんと言うのか、知りませんが) ブタが好んで食べる草らしいのです。 それが名前の由来。 なんだか、フランス人のセンスの良さと、日本の学者のセンスの悪さを感じてしまいます。

どうです?雑草の世界もなかなか奥が深いです。

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2006/06/24

マンネングサ

Tu

もう大昔の話ですが、中学の入学祝に親戚から万年筆を貰いました。昔はそういう習慣がありましたよね。入学祝と言うと、万年筆という。結局使った記憶は無いですけど。今じゃ、万年筆なんて滅多に見なくなりましたね。絶滅危惧種と言っていいのじゃないでしょうか。

今日も唐突かつどうでもいい話で始まりましたが、今日の話題はマンネングサ(万年草)です。

今の季節、綺麗な花を咲かせています。野山の野草と言うより、街中の雑草ですね。コンクリートの隙間や、道端のちょっとした土の部分とかに、逞しく生えています。強い植物なんですね。でも、そうやたらに生えているわけでもないから、繁殖力はそれほど強くは無いのかも。

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このマンネングサは、太陽がとても似合う。梅雨の晴れ間の陽射しを浴びて、キラキラと輝いています。道端で黄色く光る塊を見つけたら、それはきっとマンネングサです。梅雨のこの時期に、もっとも美しい雑草の一つだと思っています。

でも、輝きが強すぎて、写真を撮るには難しかったりするんです。曇りの日の方が、ちゃんと撮れたりするのですが、なんとか強い陽射しを受けて光り輝く姿を撮れないものかと、日々苦戦しています。

Ko

さて、マンネングサにはたくさんの種類が有るのです。今日の写真、1枚目はツルマンネングサ。2枚目はメキシコマンネングサ。3枚目はコモチマンネングサです。違いがわかりますか? ほとんど見分けがつかないくらい、そっくりでしょう。私最近、ようやくその違いがわかるようになりました。これは私にとっては、かなり大きな事です。ちょっと自慢です。ところが悲しい事に、自慢する相手が回りにいない。「マンネングサの違いはね~」なんて言っても、相手にされません。そりゃ、そうか。雑草の事ですものね~。

そんな事にもメケず、雑草探求の道を進みますよ~。

マンネングサ、本当に美しい雑草です。

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2006/06/19

梅雨の情景

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ウチのアイカタ(奥様)は、雨が大嫌いだ。いつも天気を気にしている。こんなに天気予報を気にする人も滅多にいないのではないかと思う。あ、これは言い過ぎです。実際、天気を気にする人はたくさんいるし、仕事が天気に左右される人も多いでしょう。ところが、アイカタは専業主婦で、スゴイ出無精なのであまり外出しない。なのに天気の事をいつも気にしている。「洗濯物が乾かないの!」と彼女は言う。エ~、それだけの理由で?乾燥機だってあるのに? いや、止めておこう。きっと彼女にとっては、重要な事なんだ。

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私は、雨はそれほど嫌いではない。そりゃ、「晴れた日と雨の日と、どっちが好き?」と聞かれれば、晴れと答えるだろう。でも、別に雨が嫌いなわけではない。雨に濡れるのも、あまり苦にはならない。小雨くらいなら、傘だってささない。だから雨の日だって散歩に行くさ。昨日も小雨の中、カメラ片手にブラブラ歩いてきました。

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アイカタにとって天敵の雨も、植物たちには天の恵み。だからいつもと違った、植物達の姿を見れるかもしれない。そう思いながら。

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さて、雨の似合う花ってなんだろう。真っ先に浮かぶのは、やっぱりアジサイ。アジサイか・・・そりゃそうだ。雨にアジサイは、定番だもの。定番すぎる。もっと他にも有るんじゃないの?

実は花菖蒲が雨に似合うんじゃないかと、密かに思っていたんだ。だから近所に有る小さな菖蒲田目指して、歩いてみました。

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ところが菖蒲田に着いて、ちょっとガッカリ。雨に濡れた花菖蒲達は、その華やかな衣装も萎れさせ、鮮やかな色彩も少し褪せ気味。やっぱり花菖蒲は、晴れた日の方が艶やかだなア・・・。

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チッ!やっぱりアジサイか。

いやでも、きっと他にも有るはず。雨に似合う花。

まだ当分、梅雨は続きます。また今度探してみよう。そう考えると、雨だってそれほど悪くはないさ。

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2006/06/15

気になる看板

ええ・・・お久しぶりです。

しばらくblogの更新をサボっている間に、いつの間にか梅雨入りし、ワールドカップが始まり、日本は負け・・・。時の流れは速いものです。

風邪をこじらせていました。咳は出るは、鼻水は出るは、熱は出るは、涙は出るはで、もう出しっぱなしでした。そんな状態なのに仕事が忙しく、休めないどころか夜遅くまで働き、ワールドカップファンとしては、深夜までTVを見ないわけにいかず・・・。「体調を取るのか、サッカー観戦を取るのか」の選択でサッカーを選んでいるのですから、しかたない事です。

そんな事でしたが、だいぶ体調も良くなってきました。が、しばらく写真も撮っていませんので、今日は在庫ネタです。

当blogでは、『犬のフン看板』を追求していますが、他にも気になる看板は多いものです。世に看板がある限り、“変な物ウォッチャー”のネタはつきません。

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歩きタバコ?歩くたばこ? 頭から煙を出しながら歩いています。でも、歩きタバコはホントに止めて欲しい。私も愛煙家ですが、歩きタバコは大嫌い。

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なんだかイラスト全体から“変”なオーラが出ています。看板の前でしばし絶句していました。この頭は何?

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とりたてて“変”というわけではないのですけど。ネコ好きとしては、押さえておきたい作品。

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これもネコ好きとして押さえておいた看板。ネコがシュンとした時は、こういうポーズをするんですよね。でも本当に、犬猫を捨てないでください。

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おとうふやさん、いったい何を捨てた? 気になる・・・。

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よ・・・読めない・・・

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何故アザラシ?しかも寅さん? そのココロを読み取ろうと、しばし立ち止まって考え込みましたが・・・いまだに判らず。

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怖い・・・。これを見た幼子が、泣き出さないかと心配。

最後は気になるというよりも、気に入っている作品。

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いいなア、このイラスト。好きなんだなア、こういうイラスト。最近見た看板の中では、1番ですね、私的には。

 

それでは、今日はこの辺で。

次回の記事では、「ニッポン!ヤッタゼ!!」と書きたいですね。

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2006/06/06

初夏の野草 ~日陰の花~

「どうせ私は日陰の花よ」

なんて事を言ったりしますね。もっともこれは、ドラマや映画のセリフ。実際にこんなクサイセリフを言う人はいないか。

何を言いたいのかというと、“日陰の花”というのはネガティブなイメージで使われることが多いですね、という事です。

でも実際、林の日陰に咲く花は、意外と美しい花が多かったりするんですよ。春だったらキンラン、シャガ、エビネ。秋なら、ホトトギスやツワブキなどなど。

彩の少ない林縁の、薄暗い中で咲いていたりすると、なおさら美しさが際立ったりしてます。

ではでは、この初夏の季節に日陰に咲く花たちを紹介します。

Yukinosita

ユキノシタ

可憐です。この花を見つけると、なにか心なごみます。妖精が踊っているように見えるのは、私だけでしょうか。

Okatatunami

オカタツナミソウ

こちらは歌を歌っているよう。爽やかな青のグラデーションが、目をひきつけます。

Narukoyuri

ナルコユリ

清楚ですね。緑がかった白い花が、控えめで、それでいて凛とした姿です。

Seribahien

セリバヒエンソウ

この花を見つけたのは2週間前。始めてみるこの姿にときめきました。あちこち調べてようやく名前がわかりました。“ヒエン”とは飛ぶ燕の事。でも私には、トンボに見えるんですけどね。

Dokudami

ドクダミ

どこにでも生えていて、繁殖力が強いから、嫌われがちな花ですね。でも、この純白の花が群生していると、意外と綺麗だったりするんです。

Tokiwatuyukusa

トキワツユクサ

この純白もまた美しい。透明感のある白ですね。小さな花なのですが、見かけるとハッっとします。

Siran

シラン

初夏の日陰の女王は、なんと言ってもこのシラン(紫蘭)でしょう。やはり蘭の仲間は美しいです。庭に植えているお宅も多いようです。が、これは山で自生しているシランです。

 

日陰は日陰で、けっこう華やかでしょう?

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2006/06/01

初夏の野草 ~土手の花~

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服装には全く無頓着だ。スーツなんて滅多に着ないし、チノパンにポロシャツが多い。それも自分で買うことは、ほとんど無い。だいたいアイカタ(奥様)が買ってきた服をきている。そしてアイカタも、安物しか買ってこない。いつも服を汚したり、破いたりするからだ。だいたい、服なんか汚れてたって、シミが付いていたって、あまり気にしないんだ。極度の恥ずかしがり屋のくせに、人目を気にしない、変な性格のせいだ。

そんな私だが、さすがに今回の服の汚れには『アチャー』と思った。ズボンもシャツもドロドロだ。雨上がりの土手で、はいつくばり、這いずり回っていたせいだ。だって、花の写真は、ネコ目線のローアングルで撮るのが好きなんだ。

家へ帰るなり、アイカタがヒステリックに叫ぶ。

「どうしたら、下ろしたてのズボンを、こんなに汚せるワケ!」

しょうがないから、私も言い返す。

「ズボンなんて、履いてりゃ汚れるさ。」

「こんな子供みたいな汚し方する人、イマセン!!バカみたい!」

ウ~ン、さすがに今回は、「バカみたい」と言われてもしょうがないか。さすがにこれだけ汚しては、自分でも「バカかもしれない」と思う。そして、「バカかもしれない」と思うことが、ちょっと嬉しかったりもするんだ。

だって、「バカみたい」な事って、とっても楽しいんだよね。

Ookinkeigiku

オオキンケイギク

この時期の土手で、一番美しいのがこの花。風に揺れるオレンジイエローは、なんとも綺麗。ずっと眺めていたい。

Hanaudo

ハナウド

白いレースの様なこの花も綺麗です。いつも虫がいっぱい止まっているから、甘い蜜を持っているのかもしれない。が、臭いはちょっとくさい。

Kometubuumagoyasi

コメツブウマゴヤシ

『コメツブツメクサの大きいのがある』と、ずっと思っていました。最近いろんな植物系のサイトを見て、“コメツブウマゴヤシ”という全く別の花だと知りました。ネットの情報力はスゴイ。

Murasakitumekusa

ムラサキツメクサ(アカツメクサ)

これから夏まで、土手の主役はこの花。シロツメクサに変わって、土手いっぱいに咲き乱れます。

Niwazekisyou

ニワゼキショウ

気をつけていないと見落としてしまう程小さいけれど、可愛らしい花です。写真の紫花の他に、白花や青花が有ります。

Matubaunran

マツバウンラン

これもまた、小さな花ですが、蘭の一種です。よく見れば、蘭らしい美しさと気品を持っています。風にゆらゆらと揺れています。

Himejyoon

ヒメジョオン

ハルジョオンが徐々に姿を消しつつあるなか、ヒメジョオンがポツポツと咲き始めました。爽やかな季節から、暑い夏へと変わりつつあるんですね。ハルジョオンも好きだけど、このヒメジョオンは、さらに繊細な感じがして大好きです。

やっぱり土手の花は、風に揺れる姿がいいんだなア・・・。

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