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2006/04/26

春の野草(その3)~ドキドキ編~

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また野草の記事です。

このところずっと、野草の写真ばかりですが・・・。最近ヒマを見つけては、野草の写真を撮りまくっているもので。

でも、野草はこのblogの3大テーマの一つですから。(おやおや、またテキトーな事を言い出したゾ) ちなみに残りの2つは猫と空です。とは言え、空の写真などたぶん半年以上upしていない。で、意味も無く“今日の夕陽”を1枚目に入れてみました。

今日、紹介する花たちは、『ちょっと珍しい、あまり生えていない野草』です。その中でも、私がこの春、初めて見つけた花たちです。もう、初めての花を見つけるとドキドキです。ホントに嬉しいんです。青春の頃のように、何かにトキメク事ってあまりなくなっちゃいましたから。もう、貴重なトキメキですね。

で、ドキドキしながら撮った花たちを見てください。

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まずはこれ。 タチキランソウ

他の雑草に埋もれるように、ひっそりと咲いていました。花はキランソウそっくり。最初は、「変なキランソウを見つけた」と思ったんです。でも写真を撮りながら、「こいつは初めての花だ」と。後で調べてみたら、タチキランソウらしい。(確証は無いけど・・・) かなり稀少な野草らしいです。

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これはビックリでしょう。ミズバショウです。

我が目を疑いましたね。ミズバショウなんて、尾瀬に行かないと見れないと思ってましたから。まさか川崎にミズバショウが生えているなんて! 林の奥の小川のほとりに1株だけ生えていました。

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ヤブニンジン

この野草も、地方によってはたくさん生えているのでしょうが・・・。とにかく初めて見ました。初めての花は名前がわからないから、調べるのに苦労します。図鑑とかを見ても、なかなか同定できないんですよね。ネットであちこちを調べながら、やっとツルニンジンという名前にたどり着きました。

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ツタバウンラン

石垣の隙間から生えていました。この花は、特徴が顕著なので、比較的調べやすかったです。今まで、あまり検索とかしていなかったんです。過去の野草の写真フォルダの中は、名前不明の花たちでいっぱいです。追々この花たちの名前も、調べていかなきゃ・・・。

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最後はこれ。 カワヂシャ もしくは オオカワヂシャ

2週間前に多摩川の河原の水際で見つけました。2週間調べて、ようやくカワヂシャという名前にたどり着きました。でも、オオカワヂシャかもしれない。どちらなのかが、わかりません。もしカワヂシャだったら、かなり稀少。レッドデータブックの野草らしいです。オオカワヂシャだとしても、数は少ないようですよ。

 

まだまだ野草の花写真の在庫がたくさん溜まっているので、近々(その4)が有ると思います。どうぞ、飽きませんように・・・。

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2006/04/21

サクラソウ

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以前、ブログのお友達のすももさんから、「さいたま市にサクラソウの自生地があるよ」と教えていただいてから、ずっと気になっていたんです。野生のサクラソウをひと目見たいと。

ちょっと調べてみたら、さいたま市の田島ヶ原という所に自生しているらしいのです。野生のサクラソウの群生は、もう日本でもここだけで、天然記念物に指定されているそうです。

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ちょうど今がサクラソウの咲く時期ですから、次の休みにでも行こうかどうしようかと思っていたんです。そしたら昨日、さいたま市の取引先から電話が有ったんです。「仕事を依頼したいのだけど、打ち合わせに来れますか?」と。

おおッ!なんというタイミング! サクラソウ自生地のそばじゃん! 「行きます、行きます。明日行きます。」と二つ返事でした。 真面目にやってれば(ホントか!?)、神様はちゃんと見てくださってるんだね。

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で、今日は早めに出発したのだけれど、金曜で道が混んでいて、田島ヶ原に着いたのが12時半。取引先との約束は2時だから、昼食どころじゃない。とにかくサクラソウ、サクラソウ・・・。

いやはや、綺麗でした。月並みな言葉しか出てこないけど、とにかく綺麗でした。

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見慣れている園芸種のプリムラ・マラコイデスと似ているけど、どこかちょっと違う。なんていうのかなァ・・・。やはり、野の花には園芸種とは違う美しさが有るんですね。プリムラも大好きな花だけど。

そしてこの田島ヶ原には、サクラソウだけでなく、色々な野草が咲き乱れていました。

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左はシロバナタンポポ。関東では珍しいんです。右はノウルシ。初めて見る野草です。

他にもアマドコロ、ミツバツチグリ、ムラサキサギゴケ、カラスノエンドウ・・・etc。ああ、いい所だなァ・・・、と夢中で写真を撮っているうちに、あっという間に1時間が経ってしまいました。

「約束の時間に遅れちゃう」と、後ろ髪を引かれながら後にしました。是非また来たい場所です。今度はゆっくりと時間をとって。

この後、ちゃんと仕事の打ち合わせもしてきましたよ。どうやら今年も、ゴールデンウィークは無しになりそうです・・・。

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2006/04/16

イチリンソウ

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朝起きたときから、決めていたんだ。『今日はイチリンソウの花を見に行こう』と。小雨模様の天気だが、かまわないさ。朝食を食べながら、アイカタ(奥様)に言ってみました。「小山田緑地に行くんだけど、一緒に行く?」 アイカタはちょっと考えて「ウ~ン、行こうかな。」

予想外の返事にちょっとビックリする。歩くのが嫌いなアイカタが、一緒に行くとは思わなかったんだ。 『一緒に行く?』は社交辞令。一応言っとかないと、『また一人で勝手に出かけて!』とブーブー言われるからね。

まあいいや。一緒に行くなら行こう。というわけで、町田市にある小山田緑地に行ってきました。我が家から車で30分ほどの所です。

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行ってみたら、イチリンソウが満開でした。初めて見る光景に感激です。林の中に咲き乱れる清楚な花、花・・・。ウットリします。

ここにイチリンソウが群生している事は知っていましたが、花を見るのは初めてです。この手の山野草は意外と花期が短いので、満開の花を見るのは、タイミングを合わせるのが難しいんだ。小雨の中、今日来て良かった。今日あたり満開のような気がしたんだ。こういう事にだけは、カンが働くんです、私。

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イチリンソウを見終わって歩いていると、キランソウも見つけました。これもウチの近所には無い花です。

ところが、30分も経たないうちにアイカタがグズグズ言い始めます。「もう帰ろう。雨の中歩くのイヤ!」  モ~~~! もっと奥に行けば、他の花も咲いているかもしれないのに。

そして、車に乗った時に、アイカタが一緒に来た理由がわかりました。

「買い物したいから、町田へ行って。」

エーー。・・・・・嫌なんだよなァ、アイカタの買い物、長いから・・・。

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2006/04/12

春の雑草

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姫踊子草(ヒメオドリコソウ)

『雑草と言う名の草はありません』

これは、昭和天皇のお言葉。いい言葉ですね。本当に名言だと思う。

でも私は、あえて“雑草”と言おう。いいじゃない、雑草と呼ばれたって。なんだか親近感があるんだ。雑草のような人間としては。

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オランダ耳菜草(オランダミミナグサ)

雑草と野草。その違いは、私にはわかりません。ちやほやされる“野草”もあれば、嫌われる“雑草”もある。でも、私にはどちらも同じ。どこにでも生えている雑草だって、よく見れば美しさを持っているんだ。

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タチイヌノフグリ

今日の写真は、誰もが雑草と呼ぶ、道端や空き地にフツーに生えている花たちです。

小さな小さな花たちだから、気にも留めない人が多いでしょう。

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蚤の綴り(ノミノツヅリ)

でも、誰もが見たことはあるはずです。どこにでも生えている草ですから。今、ちょうど花を咲かせている草たちです。

ちょっとしゃがんで見て欲しい。ホラ、意外と可愛かったりするでしょう?

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胡瓜草(キュウリグサ)

この小さな花たちを、どうすれば美しい写真にすることができるのか・・・

今、そんな事を真剣に考えています。

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雀の帷子(スズメノカタビラ)

このスズメノカタビラでさえ「おッ!意外と美しいじゃん」と思ってしまった私は、いよいよおかしくなってきているのでしょうか・・・。

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2006/04/09

春の野草 (その2)

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なんでこんなに、整理整頓ができないのだろう。と、自分でイヤになる事がある。それでも家の中は、アイカタ(奥様)が文句を言いながらも片付けてくれるのでまだいい。パソコンの中はゴチャゴチャである。自分でも、何がどのフォルダに入っているのかわからないんだ。そして問題は写真だ。何千枚(ひょっとしたら万)の写真が未整理のまま、あちこちのフォルダに入っているのだ。それでも時々、整理しようと思い立ち、中途半端にフォルダを作って、中途半端に写真をしまうから、余計訳がわからなくなっているのだ。

3/21の記事で、『野草図鑑の様なものを作ろうと思う』と書いた。これは、本気でそう思っているのだ(私がここに書くことは、ただの思いつきで、本気でない事も多々あるのだが)。そのためには、まず野草の写真を整理しなくてはならない。その時点で、もう挫折しかけているのだ。あまりにもグチャグチャで、手のつけようが無いのだ。そして、写真は毎日確実に増えていく。せめて、これからは、PCに写した画像は、その日のうちに整理しよう。と思いつつ、今日撮った写真はまだ手付かずなんだ・・・。

Onitabirako

オニタビラコ

恐ろしげな名前とうらはらに、可愛らしい花を咲かせる。都市近郊では、数は少ないが、道端になにげなく生えていたりする。

Kusanoou

クサノオウ

皮膚病の薬になるらしい。が、飲むと有毒らしい。

Murasakikeman

ムラサキケマン

この雑に並んだ花。面白いでしょ、茎の先にテキトーにくっつけた感じの花が。なんだか、親近感を持ってます。

Kakidoosi

カキドオシ

Momijiitigo

モミジイチゴ

もちろん苺ではありません。木いちごの一種です。6月頃に黄色い甘酸っぱい実がなります。

Kusaitigo

クサイチゴ

これも、木いちごの一種。赤い実が成ります。本当は木なのに、草のように見えるから、この名がついたらしい。と、今さっき図鑑で知りました。ずっと、草だと思っていた・・・。

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ヤマルリソウ

今日、初めて見つけた花です。初めての花を見つけると、ホントに嬉しい。ワクワクしてしまう。林の中でひっそりと咲いていました。図鑑やネットで調べた結果、たぶんヤマルリソウだと思います。

 

今日撮れたての野草たちでした。

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2006/04/06

菜の花色

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今日は、色の話をしたいと思います。

仕事上で色を扱う者の多くは、色を番号で呼びます。DIC(ディック)○○番とか、日塗工(にっとこう)○○番とかいう風に。これは、実に味気ないですね。でも、いたしかた無いんです。例えば、一番よく使うDICカラーガイド(大日本インキ発行の色見本帳)には、約2500色が収録されています。この一つ一つに名前を付けていたら、大変な事になってしまいますから。

ところが、このDICカラーガイドの中に、“日本の伝統色”という項目があり、約300色が収録されています。この“日本の伝統色”には、番号と並んで、一つ一つに色名が記されています。色名の由来も記されています。我々日本人の先祖が、使いこなし、慣れ親しんできた色たちです。ヒマな時には、よくこの“日本の伝統色”のページを眺めています。猩猩緋、萌葱、利休鼠・・・名前を聞いただけでワクワクしてしまう色が並んでいます。でも、いつも眺めているだけ。実際に使うことはありません。現在市販されている塗料では、調色が難しい色が多いからです。

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そしてこの中には、私の大好きな“菜の花色”もあります。この“菜の花色”については、前々から不思議に思っていることがあったんです。実際の菜の花の色は、鮮やかな黄色ですが、この“菜の花色”は緑がかった黄色なんです。改めて“日本の伝統色”を見て、その疑問が解決しました。ここには、こう書いてあります。『花と葉が混ざって見られる緑がかった黄色。菜の花畑の色。』

なるほど、なんとも素晴らしい感覚ではないですか。花の黄色と葉の緑を頭の中で調色して、菜の花のイメージとして表現していたんだ。

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『日本の文化は色彩に乏しい』と、時々耳にします。私は、決してそんな事は無いと思う。それは、“ワビ、サビ”の文化だけが、クローズアップされているからなんじゃないかな。確かに西洋の様なビビットな色は少ないけれど、微妙な色を使いこなしていた、いにしえの日本人の色彩感覚。もしかしたら、西洋人よりも繊細な色感覚を持っていたのではないかと。そう思うふしは多々有るんです。

この話を始めると長くなってしまうので、また別の機会に。

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今、多摩川の土手のあちこちで、自生の菜の花が咲き乱れています。

この、菜の花の群生の色、私にとっては一番印象に残る、春の光景、春の色なんです。

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2006/04/02

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ええ~・・・。毎度バカバカしいブログでございますが・・・。

今日のお題は、『桜』っていうわけでして・・・。

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まったく日本人ってのは、桜が好きなんですな。この時期になると、桜、さくら、サクラってうるさくてしょうがない。猫も杓子も桜で浮かれ出すんですな。

そういう私も、その一人でして。下戸の上に騒がしいのが嫌いなもんで、宴会なんぞは誘われたって行かないんですけどね。花見だけは別なんですね。花見をしないと春が来た気がしない。そういうもんでしょ?

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毎年、仲間で集まってやるんですよ、花見。でも今年はどうしたことか、スケジュールが合わない。私も普段はヒマなくせに、今年はどういうわけか今日しか開いていない。かと思えば、日曜だけはダメだってヤツもいる。

みんな、来週末になれば都合がつく、って言うんですが、来週末には桜なんか散りきってしまっているでしょう。「桜なんざ無くたっていいやね。酒さえあれば。」なんて言い出すヤツまで出る始末。

もうメンドくさいから今年は中止だね、って事になったわけです。

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そうは言っても、花見をしないで春が終わるってのもシャクにさわるんで、カミさんと花見でも行こうかなんて言ってたんですがね。今日はあいにくの雨模様。カミさんも「雨が降ってるから行かない。」なんて言うんですね。「てやんでぇ。雨くれえで花見を中止できるか。」と言ってはみたいが、まあ中止ですね。フツーに考えれば。

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まあ、雨ったって、ポツポツ降ってるくらいですからね。せめて写真だけでも撮ってくらァ、というわけで、行って来ました。宿河原の二ヶ領用水。ここは、この辺りじゃ1番の桜の名所です。用水の両岸2kmにわたって、桜がズラーっと並んでるんです。

桜の時期には、それこそスゴイ人出です。宴会をする人と見物客で、身動きが取れないくらい。写真を撮ったって、人しか写らないんですから。あッ、これはちょっと大袈裟に言ってます。

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ところが、さすが雨の日だ。人なんかほとんどいやしない。ここでこんなにゆっくりと桜見物できるのは、初めてだ。写真も撮り放題。あはは・・・! 雨の桜見物も、なかなかオツなもんだねぇ・・・なんて。

え?負け惜しみにしか聞こえない、って? そりゃそうでしょう。負け惜しみなんですから。

なんて言ってるうちに、長くなってしまいました。

お後がよろしいようで・・・。

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