« ボロ市 | トップページ | 雪 »

2006/01/19

佐野元春

06

最近、70年代・80年代の日本のポップスにはまってます。CDを買ってきては(時には貰う事も)、仕事場で車の中で聴きまくってます。

山下達郎、初期のサザン、大瀧詠一、石川セリ、RCサクセション 等々・・・。懐かしいと思われる方も多いでしょう。でも私としては、懐かしさだけでは無いんです。

当時、ロック信奉者だった私は、これらの音楽をあまり聴いていないんです。ジミー・ヘンドリックスやジャニス・ジョプリンを神様だと言い、キング・クリムゾンやピンク・フロイトこそが音楽だと言い、そして「日本の音楽など聴く価値が無い」などと無謀なバカげた事を言っていましたから。そのくせ、時折ラヂオから聞こえてくる、ポップミュージックも気にはなっていたんです。でも聴かなかった。いや、聴けなかった。他人から「ハードロックとかプログレロックとか言ってるくせに、ポップスも聴くんだね」と言われる事が、許されなかったんです。今から思えば、くだらないこだわりでした。

今は、音楽に対するこだわりは、何もありません。ジャズも聴くし、クラシックも聴く。吉田兄弟の三味線も聴く。最近のポップスでは、エゴラッピンやラヴサイケデリコなんかもいいなと思う。そのくせ、あれほど愛したロックはほとんど聴きません。なんなんでしょうね。

今日一日中聴いていたのは、佐野元春。80年代のCDです。いいですね!聴いていてホントに気持ちがいい。20年も前の曲なのに、全然古さを感じない。むしろ新鮮。(もちろん、この人は、今も現役で活躍していると思いますけど)

佐野元春と同じ時代を生きてきながら、リアルタイムで聴かなかった事を悔やみます。サムデイを大声で歌いながら、歩きたかった。今となっては、そんな事もできません。そんな事が許されるのは、若者だけの特権だから。一児の父親に許される行為では無いでしょう?私が許しても、世間の目が許さないから。そして、(ほんの少しでは有るけれど)世間の目を気にするようになってしまった、自分を寂しく思いました。

|

« ボロ市 | トップページ | 雪 »

コメント

>佐野元春
実はCDも結構持っているファンなんです~♪
「柴田恭兵」似のルックルに独特な憂えた感じの詠い方、そしてあの優しい語り口、いいですよね~。
「小高い山の麓でフト見上げたら山羊が僕をジィッと見下ろしていたんだ。僕は心の中で(山羊さん、おいでよ。一緒に遊ぼう)とよびかけたね」
痺れるでしょう。このお人柄にも^^

>今は、音楽に対するこだわりは、何もありません。ジャズも聴くし、クラシックも聴く。吉田兄弟の三味線も聴く。
同じく同じく。
その時の気分次第で。拘りがなくなってしまうのも年を重ねた証拠なのかしら。

投稿: ちょも | 2006/01/22 13:35

ちょもさん、こんばんは。
佐野元春のファンだったのですか! いいですね~、この人の歌。最近聞いた、昔のPOPSでは、一番良かったですね。柴田恭平似は知らなかったけど。
こんな痺れる歌を作る人なのだから、きっと人柄も痺れるでしょう。
>拘りがなくなってしまうのも年を重ねた証拠
う~ん、どうなんでしょう。年と共に、こだわりが出てきた物も有りますしね・・・。価値観が変わってきたという事なんでしょうか?それが、いい事なのか、寂しい事なのかはわかりませんけど。もっとも、私の場合、価値観が他人とだいぶずれているようなので、変わっても大勢に影響ありません。

投稿: shiro | 2006/01/22 22:46

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/73531/8238520

この記事へのトラックバック一覧です: 佐野元春:

» 「VISITORS 」  佐野元春 [湘南のJOHN LENNONの独り言]
「VISITORS 」  佐野元春 このアルバムは前作「No Damage 」から1年あまり経過して発表されたアルバムだ。前作までの雰囲気とはうって変わり、ヒップポップやラップを取り入れた曲が多い。ラップとは言っても現在のラップとは違うし、元春独自の世界観がある。1984年(昭和59年)発表の作品で小生もバイト先にクルマで通勤しているときに毎日聴いていた。 世間一般?だと、このアルバムで元春の昔のファン離れがあったそうだ。小生は全くそう思わず自然にこの新しいアルバムになじ... [続きを読む]

受信: 2006/02/02 10:26

» 石川セリ [クレイジーポーカー 2 Crazy Poker 2]
2005/08/17記 ↑クリックで拡大されます。 石川セリを取り上げます。セリさんについては、私、あまりにも勉強不足ですが、一時嵌っていて、当時は石川セリの歌なしには生きていけないとまで思っていたものでした。そのライトな感覚の海原をすべるような浮世離れ..... [続きを読む]

受信: 2006/02/05 20:29

« ボロ市 | トップページ | 雪 »