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2006/01/07

信楽焼きの狸

tanuki

子供の頃、近所のそば屋の店先に、狸の置物が有りました。自分の背丈より大きいその狸の頭を、何百回叩いたことでしょう。前を通るたびにポンと。それだけ親しみを持っていたんです。

それが、信楽焼きの狸で、縁起物だと知ったのは大人になってからです。いつの頃からか、自分の家の玄関にも狸を置きたいと思うようになっていました。

数年前、関西に出張した帰り、信楽に寄って小さな狸を買ってきました。それが1番上の写真の狸です。マンションの玄関脇の花台に置いてあります。

tanuki1 ところが、アイカタ(奥様)は、この狸の事を快く思っていない。『かっこ悪い』とか『変』とか言います。時々、『もう捨ててもいい?』とも言います。

アイカタの言う事はわかります。マンションの玄関に狸は似合わない。そのとおりです。マンション暮らしに、とりたてて不満は有りませんが、狸が似合わない事が不満と言えば不満。

tanuki2 私だって、こんな小さな、かわいい狸を置く事は本意ではないんだ。本当は、2枚目以降の写真の様な、ド~ンと大きくて、ちょっと牙を見せているような狸が置きたいんだ。

でも、そんな狸を買ってきたりしたら、家庭内騒動は必至。だいいちマンションには似合わない。悪趣味になってしまう。わかっています。

tanuki4 街を歩いていて、信楽焼きの狸を見かけると、ついつい足が止まってしまいます。『こいつはいい表情をしているね』とか『色の付け方がいいな』とかつぶやきながら、なにげなく写真を撮ったりしています。

大きな狸を置く事を、諦めているわけじゃないんです。

tanuki5 将来、なにかの拍子に家を建てるかもしれない。その時には・・・。でも、普通の玄関には、狸は似合わない。やっぱり格子の引き戸じゃなきゃ。門構えも数寄屋造りとかで・・・。

いや待て、自分がもし家を建てるとして、そんな家を作るだろうか? 住まいの好みは、どちらかと言うと洋風なんだ。そうすると狸は・・・

いやよそう。深く考えるのは。『玄関の脇に大きな信楽焼きの狸を置きたい』 それが私の夢なんだ。

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コメント

shiroさん、お早うございます♪
先日この記事を読んだ後に出かけた和食屋さんで、それはそれは立派な狸の置物を見ました!
裏に山を背負っている、隠れ家的な田舎家なんですけど、広い庭に大人の背丈ほどもある狸さんが5、6体点在していました。
思わず、「おぉ、これはshiroさん、気に入りそう!」って思いました♪
中に入ると、お玄関では妖艶な女狸の置物が
お出迎え。
これも大人くらいの大きさで、夜見るとちょっと
怖いかも…。(化かされて帰れなくなる?)

夢を持つことって、いいことですよね~。
それが無い人生なんて、つまらないですよ~。

投稿: NOKO | 2006/01/15 08:08

NOKOさん、こんばんは。
和食屋に狸は、よくある組み合わせですけど・・・。庭に5、6体ですか! それはすごいですね。そこのご主人、よっぽど狸好きなんでしょうね。話が合いそうです。
女狸も見た事は有りますが・・・。妖艶なヤツですか?ちょっと見てみたいなあ。
確かに夢を持つ事は、いいことです。が、こんなくだらない夢でもいいのでしょうか?私にとっては、面白い事なんですけど。NOKOさんのように、面白がっていただけると、救われます。

投稿: shiro | 2006/01/15 21:56

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