2019/08/15

世附 赤沢の大桂と白石沢・桃ノ木沢

3か月ほど前、AYさんと赤沢にあるという桂の巨木を探索しに行きましたが、見つけることができませんでした。
今回はそのリベンジ探索です。
AYさんと一緒に、大桂を見物した後、ウォーターウォーキングを楽しんでこようって計画です。

 

今回は道志の水晶橋からのアプローチです。

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7:50 水晶橋を出発。

今日はおとなしく登山道で城ヶ尾峠へ上がります。

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城ヶ尾峠に8:45到着。一服した後、さかせ古道に入ります。

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すぐに最初の崩壊箇所。
数年ぶりに来たけれど、少し崩壊が進んでいるかな。
V慣れしている人なら普通に通過はできるけれど、ルートを慎重に見極める必要あり。

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P1084でさかせ古道を離れ、赤沢出合へと降りる尾根に入ります。
自然林でブナの多い、気持ちの良い尾根です。

尾根の下部で左の方へ進路を変えて、先日、探索を中止した枝沢付近へ降り立ちました。

実はあの後、レガーさんから詳しい情報をいただいて、大桂のおおよその位置は把握していたのでした。

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で、今回はあっさりと見つけることができました。噂の通り、見事な巨木です。
以前、やはりAYさんとカワゴノ沢でも桂の巨木を見つけたことがあります。それも相当な巨木だったけれど、これもまた立派だね。

大桂の探索はすんなりと終わり、とりあえず地蔵平を目指すことにします。

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先日辿ってきた、地蔵沢左岸経路を今度は逆にたどります。
3か所ほど気を付けなくてはならない崩壊箇所がありますが、廃道のわりには歩きやすい経路です。

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11:35 地蔵平に到着。
ここで早めの昼食をとりながら、この後どの沢をウォーターウォーキングするか相談。
白石沢から桃ノ木沢を遡行して、水晶橋に戻ることにしました。

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林道をてくてく歩き、白水沢出合付近で荷干沢へ入渓します。

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やっぱり沢の中は涼しい風が流れているので、気持ちがいいです。

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白石沢の出合いまで来ました。荷干沢から別れ、右又の白石沢へ入ります。

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白石沢は歩いているはずなんだけれど、何故か光景を何も覚えていない。
だからけっこう新鮮な気持ちで歩いています。

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あっという間に標高840m、桃ノ木沢出合までやってきました。
ここまで白石沢は、ほんの短いナメがあっただけで、緩いゴーロの何もない沢でした。だから印象に残ってなかったんだね。
(後で思い出しました。ここまでは単調なゴーロ歩きだけれど、この先に4~5mのけっこう厄介な滝があったんだ。)

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桃ノ木沢に入って遡行を続けます。

この桃ノ木沢は以前、城ヶ尾山から下降したことがあります。
城ヶ尾山直下で20mほどの涸棚を巻き降りた記憶がありますが、他に悪場は無かったはず。
気楽な気持ちでウォーターウォーキングを楽しみます。

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高度を上げるにしたがって、だんだん傾斜も立ってきます。

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水もすっかり涸れて、1010m二又。
以前、降りてきたのは右又。今日は左又を詰めることにします。

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沢はゴロゴロの急斜面になりました。ザレ斜面だと登れないくらいの傾斜角はあるけれど、岩を足場にして登って行ける。落石の危険はあるけどね。
AYさんが「shiroさんとは一緒にこういう場面を歩くことが多いよねェ。」と言ったが、確かにそうだ。AYさんと一緒に、こういう沢へ突入することが多い。何故だろう・・・二人ともこういうのは嫌いじゃないんだろう。

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プチクライミングもあったけど、最後の詰め上げは薮漕ぎもなく、四つ足歩行もなく、比較的楽でした。

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14:45 甲相国境尾根の登山道に飛び出しました。

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そのまま国境尾根を乗り越して、反対側の枝尾根下降でショートカットを図ります。

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最後はこんな法面を降りて、15:20水晶橋へ帰着しました。

 

これと言って見どころのないウォーターウォーキングでしたが、真夏の山歩きとしては涼しくて良かった。
危ない場面もなく、のんびりと楽しめました。
大桂も見つけることができたしね!

 

 

 

 

 

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2019/08/07

早戸川本谷沢

もうずっと、何年も実行できていない計画がある。
夏真っ盛りの時に、丹沢山~蛭ヶ岳間の1600mの稜線を散歩するという計画だ。
別にたいして難しいことでは無いのだが、何故かずっと実行できずにいる。
毎年、この時季に仕事が立て込んでいて休みが取れないこともあるし、クソ暑い時に高低差の激しい歩きを避けてしまう気持ちもあるし。

でも、今年こそはこの計画を実行しようと思った。
あれこれとルートを考える。先週、ショートコースの山伏沢でもバテバテになってしまったことが頭をよぎる。
この暑さの中、大倉や塩水橋基点のロングコースでは体力的に不安。やっぱり魚止橋基点だな。ちょっとでも涼しい沢沿いに登って行こう。

という事で、早戸川の本谷沢から稜線に登ることにしました。

 

2019年8月4日

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7時15分に魚止橋を出発。

いつも通りのルート。伝道から登山道に入り、造林小屋を通り過ぎて水平経路を行く。もう数えきれないくらい歩いている。早戸川の奥へ入るには、このルートしかないのだから。早戸川の水流際を歩いていく手もなくはないが、途中にある雷淵は深く、ヘツリもできず、泳いで通過するしかないのだもの。

そんな道だが、途中の木桟橋も怪しくなってきている。
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そろそろ腐り落ちるかな…と思っていた橋。とうとう3本のうちの真ん中の1本が落ちてしまった。(渡り終えてから振り返って撮影)
まあ、2本あれば普通に歩いて渡れるが、「この2本も腐ってるかも」と思うと気持ち的にすくんでしまう。
でも、タルンタルンだった手すり代わりのロープを、誰かが張りなおしてくれたらしく、それだけでもだいぶマシ。

恐る恐る渡ってみた感じでは、まだしばらくは大丈夫かな・・・。

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水平経路が終わり、早戸川へと降りてきました。思っていた通り、ここから雷平までの3つの渡渉地点の木橋はすべて流されてしまっています。水量は平水で、ひざ下くらいで渡渉できる。特に多いわけではないが、例年、今の時期は渇水期で水が少ないはずだから、その頭でいると水量の多さにビックリする。

雷平で右手に原小屋沢を分けて、本谷沢を直進します。

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8:35 出発から1時間20分で大滝沢出合までやってきました。

冬ならば、ここからでも早戸大滝の雄姿を拝むことができますが、樹々が茂った今は無理。でも、体力の温存を図って、今日は大滝へ寄り道するのはパスして、本谷沢を直進します。

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魔法のロープ取り付き点を過ぎて、沢を遡ります。
この沢を歩くのは3回目かな。でも久しぶりです。久しぶりすぎて、全ての風景が新鮮です。

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けっこうな傾斜角を流れ落ちる沢。2mクラスの小滝が連なっていていい感じ。

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10mの滝。どこから登ろうかと眺めていて、「ああそうだ、右手の岩に残置ロープがあったはず。」と思い出した。
が、近づいてみたが無い。もう6年も前の話だ。腐り落ちたかな。仕方ないと、水流右手の岩を登り始めたが、ヌメル、ヌメル。3歩ほど登ったところでやめた。水流の左際が階段状になっていて登れることも思い出したが、今日の水量ではずぶ濡れ必至。理由があって水濡れを嫌うオイラとしては、できれば避けたい。
ふと右手斜め後ろを見ると、ルンゼ状の斜面にトラロープがぶら下がっている。こんな巻きルートもあるんだ・・・とロープを掴んで上へあがり、落ち口に向かってトラバースするが、これが悪い。そして沢へ戻るためには、3mほどの崖を降りなくてはならない。ロープを出すか迷ったが、木を掴んで降りることはできた。
結果、滝は巻けたが、巻きルートとしてはお勧めできない。何のためのロープなのか理解に苦しむ。
ここはずぶ濡れ覚悟で水流左手を登るのが一番簡単か。それが嫌なら、右手のヌメヌメ岩を我慢して登るかだ。

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小滝を超えながら気持ちよく登って行く。

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1200mの二又までやってきました。
右又は、8年前にM-K師匠、AYさんと登っている。左又は、6年前にAYさん、はっぴーさんと登っている。
右又はこの先にゴルジュと滝があるが、その上はすぐにガラガラの沢になって崩壊地を鬼ヶ岩ノ頭へ詰めることになる。
左又は出合のナメ滝を上がれば滝らしい滝は無いが、深山幽谷の雰囲気で不動ノ峰の東へ詰める。
どっちかって言うならば、左の方がお勧めだ。

今日は中間の尾根を登ることにする。理由は、まだ歩いたことが無いから。

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尾根の取り付きを探るが、楽に上がれそうなところがない。
突端の岩崖を這い上がるが、結構しびれる登りだった。

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何とか這い上がったが、ホッとする間もなくキレット。
通過はできるが、「この先大丈夫か?」と不安になる。今登ってきた崖を引き返すなんてことになったら、それはそれで大変だ。
でも、確か・・・M-K師匠がこの尾根を登っているはず。記憶の片隅に残っている。だから行けるはずだ…と信じて先へ進む。

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ワイルドな尾根だった。両側とも切れ落ちているガリガリのヤセ尾根に、樹や下草がびっしりと生えている。緊張感が高まる。

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ようやく尾根が太くなって一安心。でも傾斜はきついまま。

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傾斜はきついが、自然豊かな尾根だった。こんなに下草が豊富な尾根は滅多に無い。
ほとんど人が入り込まない尾根なんだろうと思うと、その場所を歩いている自分に嬉しくなってくる。

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標高1630m付近で裸地。丹沢を歩いていると、いたるところに裸地があるが、ここは傾斜がきつくて表土が絶えず流れ落ちているんだろうと想像する。

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稜線が近づいてきた雰囲気を感じ始めると、笹原になる。腰までの笹をかき分けながら歩く。

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11:45 不動ノ峰頂上付近で稜線登山道に飛び出した。

ああ・・・ようやくこれた。鬼ヶ岩へ向かってのんびりと歩きながら、稜線散歩を楽しみます。

でも、もうバテバテです。太ももも攣り始めている。
余裕があったら蛭ヶ岳まで行ってみようと思っていたが、すでに余裕は無い。

鬼ヶ岩から白馬尾根で降りることにします。

 

半年ほど前にAYさんと白馬尾根から魔法のロープルートを歩いたが、魔法のロープルート分岐から下は本当に久しぶりです。もう、ほとんど記憶に残ってないくらい。

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どんどん降りて、植林地に入ると、立派な仕事道が整備されていました。
枝打ちした小枝も、散らばせずにちゃんと整理されていて、歩きやすいことこの上ない。疲れた足にはありがたいね。

 

本谷沢まで下りてきて河原で一休みしていると、ズボンに付いている1匹のヒルを発見。きっと、白馬尾根最下部のジメジメした窪地で付かれたんだな。こんな暑い日にはヒルは出てこないと油断していた。

その後は登山道をのんびりと歩き・・・というか、もう疲れ切ってのんびりとしか歩けなかった。
そして15:25魚止橋へ帰着。もうヘロヘロでした・・・。

 

さて・・・。
このクソ暑い中、ヘロヘロ覚悟で何故、1600mの稜線に登りたかったかというと・・・。
丹沢の稜線に咲く夏の花を見たかったからです。
もう10年以上前になりますが、あの稜線でクガイソウを見たことがあるんです。それをもう一度見に行きたかった。

残念ながらクガイソウは見つけられませんでした。でも、絶滅したと言われていた丹沢のクガイソウも、また復活し始めているとも聞きます。真夏の稜線散歩を続けていれば、きっとまたいつかクガイソウを見れる時も来るでしょう。

クガイソウは見れませんでしたが、稜線は花盛りでした。

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大好きなシモツケソウは花盛り。

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ヤマオダマキもチラホラと。

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ヤマハハコ

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オトギリソウ

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そしてなんと! ウバユリが咲いていました。
シカの管理捕獲と植生保護柵の成果で、丹沢の植物が復活し始めている事を実感しました。

 

今日もまた、いい山歩きができました。
ほんと、バテバテだったけど・・・。

 

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2019/07/29

山伏沢

特段珍しいことでもないが、実に2か月間も山遊びを開けてしまった。
この2か月間、それほど忙しかったというわけでもないのだが、日曜日のたびに天気が悪く、山へ行く気になれなかったのだ。梅雨だったしね・・・。
テンションが上がっている時ならば、小雨ぐらいなら平気で山へ行くのだから、モチベーションも低かったのだろう。

しかし、28日の日曜日には久しぶりにモチベーションが上がっていた。台風も28日の早朝には通り抜けるらしい。久しぶりに荷干沢の上流部あたりをうろついてみたくなっていたんだ。

が・・・。朝5時に起きて窓を開けると雨降り。そのまま二度寝した。

次に起きたのが7時半。どんよりした空だが、雨はやんだようだ。天気予報をチェックすると、もう雨はなさそう。
せっかく行く気になっていたんだから、山へ行くか。が・・・どこへ行くかだ。時間的に出遅れたから、あまり奥には行けない。かといって比較的近い東丹沢は、雨上がりに行くなんてトンデモナ イ。ヒル地獄になっているのは明らかだからね。
ヒルがいなくて短時間で回れる気持ちの良い沢っていうと・・・で思いついたのが山伏沢。
ああそうだ。久しぶりに山伏沢を歩いてこよう。

2019年7月28日

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8時過ぎに家を出て、山伏トンネルに到着したのが10時過ぎ。東名も空いていて、割と早くこれた。
いつも数台が停まっているトンネルの山中湖側の側道にも、今日は1台も停まっていない。

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10:20出発。側道の奥の廃墟のホテルの敷地内に登山口がある。
トンネルの道志側にも登山口はあるし、ここは私有地内だから入るのはどうか・・・という声もあるが、この登山口からが一番近いのだから、いつもここから登らせてもらっている。確かに廃墟の入り口には『関係者以外立ち入り禁止』とは書かれているが・・・。

一度、敷地の奥で関係者らしき人物が二人話している場面に出くわしたことがあった。何か言われたら、「通らせてください」と丁寧に頼もうと思って敷地内に入って登山口に向かった。彼らはチラッとこちらを見たが、別段気に留める様子もなかったので、会釈だけして黙って通り過ぎたことがあった。だからと言うわけではないが、そこに登山口があるのだから、少し通らせてもらうくらい別にいいんじゃないの…と思っている。

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甲相国境尾根まで登って、大棚ノ頭下の展望地。朝の曇天が嘘みたいに晴れ渡っている。
ああ・・・気持ちがいい!と言いたいところだが、ここまでのちょっとした登りで、もうハアハアしている。
2か月のブランクって、思ってた以上かも。

普通、山伏沢出合へ行くのならば、要所小屋ノ頭で右折して西丸の東尾根を金山沢へ向かって降りていくのがセオリーだ。
が、そんな何度も歩いている道を行くのもつまらないので、石保土山の少し先から山伏沢出合へ続く枝尾根を下降してみることにする。

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石保土山から300mほど進んだ地点に立つ道標。どうやらこの道標の裏が目指す尾根のようだ。

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しばらくは枯れた薮をかき分けて進む。

地形図からはのっぺりとした斜面のように読み取れるが、実際はとんがった尾根がいくつも枝分かれし、その間には深い谷がある。皆、同じ方向を向いているから、コンパスをあててもどれが正解なのだかわからない。たまらずGPSを見てみるが、もともと地形図と実際の地形が違っているのだから、GPSで地形図上の現在地が分かったところで進むべき尾根がどこなのかはわからない。カンを頼りに進むしかない。
隣に今いる尾根よりも高い尾根が見えたので、あっちが正解だと思った。理由はうまく説明できないが、今までの経験上、そういうことが多かった。急斜面を慎重にトラバースして尾根を乗り換える。そんなことが3度ほどあった。

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その時のGPSの軌跡がこれだ。迷走しているのがわかる。
わけのわからん薮尾根だった。
でも、久しぶりに真剣に地形と向き合ったし、頭も使ったし、終わってみれば楽しい尾根だった。

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なんだかんだで、無事に山伏沢出合に降り立った。12:25。予定よりも30分ほど遅れている。この尾根が思った以上に手強かったからだ。
F1 4m。今日は水量も多くてひと際見事だ。
10分ほど休憩をして、遡行開始。

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この沢は、過去に登りで1回、下降で1回歩いているから3度目という事になる。
しばらくはゴーロ歩きだが、緑の苔むした岩の気持ちがよいゴーロだ。

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すぐにナメが始まる。

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ぬめりもなく、気持ちの良いナメ歩きだ。

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F2 10m。
記憶では左岸にトラロープが残置してあったはずだが、見当たらない。
まあ、残置ロープ無しでも巻けそうだ。
左岸の斜面に取り付いて、落ち口に向かってトラバースしている途中に短いトラロープ残っていた。千切れてしまったのかもしれない。

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続いてF3 3段で15mくらいか。ここは下段の左岸にトラロープが残っていた。でもここも残置ロープ無しでも登れる。念のためにくらいで、残置に軽く手をかけて登る。中段と上段は、水流でも脇でも、好きなところを登れる。

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その後も小滝が次々と現れて飽きることがない。

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そしてこの、丹沢で一番といわれているナメ床。

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どうよ!このナメ床。
本当に気持ちの良い沢だ。

詰めのルートはいくつかあるが、今日は要所小屋ノ頭へダイレクトに詰めあがってみようと思います。

沢の分岐のたびに地図読みをして、要所小屋ノ頭へ向かう枝沢へ入りました。

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すると前方に10mほどの棚が見える。
下から見る限り、登れそうもない。左のルンゼも両岸も巻けそうな気がしない。
とりあえず、滝下まで行って写真を撮ったら、ここまで戻って尾根に上がろう。そう思った。

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が、滝下まで行ってみたら「あ、登れそう」って気がして、取り付いた。

下の方は簡単だったが、最後の2~3mはけっこうギリギリだった。これまでと違って、ここの岩は少しぬめりがあったので、緊張感は半端なかった。
結果的には登れたんだが、単独行のリスクを考えたら登るべきでは無かったか・・・。
単独の時にはリスク管理を肝に銘じているオイラとしては、ちょっと反省した。

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滝の上は途端に水がチョロチョロとなる。

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ついに水も枯れ、ここが最後の二又か。
オイラ的にはここまでくれば、『沢筋を最後まで』にはこだわらない。いかに楽に稜線に上がれるかだ。
周りの尾根筋・沢筋を品定めして、写真真ん中の小尾根に取り付く。

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やっぱり最後はきつかった・・・。
先ほどの滝登りで残っていた体力を使い果たしてしまったみたい。蒸し暑さと体力不足が重なってヒーヒです。
数m登っては立ち止まってハアハア・・・を繰り返し、ようやく要所小屋ノ頭へ詰め上げました。

 

14:45。山伏トンネルへ戻ってきたときには、バテバテ状態でした。
2か月ぶりの山歩きはきつかった。
わかっていたから、簡単で短い周回ルートを選んだのに、それでもこんなにバテてしまった。
悔しいけど、体力の低下は否定できない。

でも、久しぶりの山伏沢の美渓っぷりは、たっぷりと堪能しました。
何度行っても美しく気持ちの良い沢だ。
下降で使った変な尾根も、それなりに楽しかったしね。

 

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2019/05/30

モロクボ沢 ~落とし物を探しに~

今年の1月にジャガクチ丸西方の変な尾根からモロクボ沢へ向かって下降中にデジカメを落としてしまいました。(その時の記事はこちら
暖かくなったら拾いに行こうと思いながらも半年近くが過ぎてしまい・・・。
ようやく重い腰を上げて、回収に行くことにしました。
デジカメの事は諦めていますが、山中にゴミを残すのは嫌なので・・・。

2019年5月26日

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朝7時15分頃に西丹沢ビジターセンターへ到着すると、もう車が溢れかえっていた。シロヤシオが咲くこの季節は、西丹VC付近が一番混雑する時季なのは知っていたが、7時頃ならまだ車を停めるスペースは空いているさ・・・と甘く見ていた。すでに路上まで溢れていて、車1台を潜り込ませるスペースは全く無い。
ウェルキャンプ場の駐車場を使わせてもらうかな・・・と覗いてみたが、そっちもすでに満車状態。
この分なら用木沢出合も満車だろう。行ってみてダメだったら、もう今日は諦めるかな・・・と、少々げんなりしながら用木沢出合へ行ってみると、なんと、3台しか停まっていない。ラッキー!
いやア、こんなこともあるんだねぇ。ここは釣師が早朝から車を停める場所なんだけど、この人の多い時季は釣師も敬遠するのかな。

のんびりと支度をして、7:45に出発。

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40分ほどでモロクボ大滝へ到着。

今日は水量もそこそこ多く、なかなか見ごたえがある。

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久しぶりの大滝をまったりと観賞したら、右岸から巻きにかかる。

いつも泥が堆積している右岸のルンゼが、今日は岩肌がむき出しでチョロチョロと水流もある。
きっと数日前の大雨で泥が流れたんだなぁ。などと眺めていると、ルンゼの上方右手に何となく踏み跡のようなバンドが続いているのが見えた。巻きルートである岩棚へ向かうバンドよりも10mほど上だ。
昔、M-K師匠から聞いた、岩棚ルートの手前にも大滝の巻道があるという話を思い出した。あれがそうだろうか・・・。
なんだか引き寄せられるようにルンゼを登り、そのバンドに入ってみた。踏み跡はさらに上へと続いている。けっこうな急斜面だが、樹を伝いながら、はっきりとルートが見える。
登りきると、大滝の落ち口よりも5m程高い位置に出た。

大滝の落ち口へ降りるためには、5m程の岩崖を降りなければならない。
一瞬、どうしようかと思ったが、よく見れば降りるルートがあった。

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この5mの岩崖を降りた。
セイフティーファーストでロープを出して降りたが、ロープ無しでも降りられたな‥と思った。

岩棚をよじ登るルートと、こっちのルート、どちらが楽だろうか?
岩棚をよじ登るのも、それなりに大変だし危険も伴う。
こっちのルートは最後の崖下りが無ければとっても楽だ。崖下りも初見だからちょっとビビったが、慣れればそれほど大変ではないかも。
まあ、でも、危険がともなう事は事実だし、どっちもどっちかな。

なんにせよ、大滝のもう一つの巻ルートを見つけた事にちょっと満足感。

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さて。大滝の上はモロクボ沢で一番の見どころ。深い釜と小滝がいくつも連なります。

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久しぶりに来たけれど、やっぱりいい沢だなぁ。

でも、美しい渓相はほんの100mほど。
その後は延々とゴーロ歩きになります。

水晶沢出合を過ぎ、越場ノ沢出合を過ぎ、滑棚沢出合を過ぎると・・・

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再び気持ちの良いナメ床が現れ、第一目的地の大塩地沢出合はまもなくです。

10時。大塩地沢出合に到着。1月には左岸の急尾根からここへと降り立った。
だから今日は、ここから左岸の尾根へと上がる。

まずは休憩しながらチェーンスパイクを履き、急尾根登りに備える。

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さあ、行くか!と尾根を眺めてゾッとする。
尾根っていうより崖だなこりゃ。よくこんなとこ下降したもんだ。登りたくねぇなぁ・・・。
と思ったが、この尾根のどこかにカメラがあるんだ。登らざるをえない。

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先日、ホームセンターで見つけたこんなカード型傾斜計で斜度を計ってみた。
46~7度ってとこか・・・。
樹を掴み、根を掴みでなんとか登れるが、ほんと、ギリギリだ。

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斜度が緩んだところでホッと一息。
カメラを探す余裕なんてなかった・・・。

ここからはキョロキョロとカメラを探しながら登る。
やがて、1070m付近で別の尾根と合流する。
あの時、ここで写真を撮ったのは覚えているから、ここから下である事は間違いない。
無かったかぁ・・・。また探しながらこの尾根を降りるってのも気が乗らない。それほど厳しい尾根なんだ。
急斜面を谷底へ転げ落ちてしまったのかもなぁ。
ゴミを残してしまったことだけが悔やまれるけど・・・『残念!』って事にしよう。

1100m付近の尾根から、再びモロクボ沢へ向かって下降する。
どうせなら、まだ歩いていない枝沢を詰めてみようと思ったから。

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下降に使った尾根は、ヤセ尾根だけどなだらか。
先日のAYさんの言葉が思い出された。「今の時季、冬に生まれた子供を育てる母熊が一番危険。人が入らない枝尾根には巣がある恐れがある。」
まさしくクマの巣があってもおかしくないような、ヤセているがなだらかな尾根だった。しかも人が絶対に入って来ない尾根だ。腰にぶら下げた熊スプレーに手をかけながら降りる。

そんな心配も杞憂ですみ、目論見通りの場所へ降り立った。
1000m付近でモロクボ沢へ合流する支沢の1040m二又地点だ。
この支沢の左又は詰めたことがあるが、右又はまだ未踏なんだ。

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出合からすぐにちょっとした滝。3~4mくらいか。斜度は緩いが逆相だ。
でも、靴のフリクションだけで登れた。

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その上はナメ床。
水流はそれほど多くはないが、良いナメだ。

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再び小滝。3m程だが、直登は無理っぽい。左手の岩に登り、へつるようにして落ち口へ。
滑ったらヤダな・・と恐る恐るだったが、ここもフリクションがバッチリ効いた。

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チョックストンを抱えた斜瀑。
気持ちいいくらいフリクションが効くので、快適に登れる。
きっと数日前の大雨が、苔を洗い流してくれたんだろう。

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稜線も近づいてきたが、ずっとナメ床が続いている。
気持ち良く歩ける沢だ。ここは当たりだったな。

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最後の詰めも厳しいことは無く、わりと楽に稜線登山道へ上がれました。

短い枝沢だけれど、良い沢だった。出合から詰めまで、綺麗なナメ床がずっと続いていた。

さて。今日は白石峠から登山道で帰ろう。
雷木沢左岸尾根も右岸尾根も近道だろうが何度も歩いているし、逆に白石峠の登山道はもうずいぶん長い事歩いていないから。

久しぶりの登山道もなんだか新鮮な気持ちで歩き、14:30頃用木沢出合に帰着しました。

今日は帰りの登山道で1パーティに会っただけ。
今朝、西丹沢VCにいた大勢の人達の興味は檜洞丸だけで、こっちの山域には全く興味が無いようだね。
・・・と、今日も静かな山行でした。
もっとも・・・
シロヤシオが咲いているだろうなぁ・・・と登山道での下山を選んだのだが、一本も咲いていませんでした。
だから、こっちには人がいないのね・・・。

 

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2019/05/04

地蔵平 ~古道三昧~

久しぶりに地蔵平へ行こうと思った。赤沢にあるという桂の巨木も見てみたいしな。

2019年4月28日

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地蔵平へ行くには、いくつかのルートがある。
1.浅瀬から林道をテクテクと
2.細川橋から二本杉峠越えで
3.大滝橋から大滝峠越えで
いずれにしても遠い。その中でも2のルートが一番早いように思う。過去、2時間15分くらいで地蔵平まで歩いている。

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という事で、細川橋からちょっと上がった大室生神社の前に車を停めてスタートです。
時刻は9時ジャスト。何故こんなに遅いのかというと、東名が大渋滞だったからだ。
10連休の2日目だからねぇ・・・。予想はしてたけど、6時台ならまだ大丈夫だと思っていた。甘かった・・・。西丹沢へ来るのに、自宅から3時間以上かかってしまった・・・。

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登山道をテクテク歩いて、二本杉峠へ到着。
ここで一休みをして、ヘルメットを装着する。ここからさかせ古道へ入るのだ。
ヘルメットまで必要かな・・・とは思うけれど、気を引き締めるためにね。何しろ荒れた廃道だ。何がおこるかわからんからね。

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歩き始めて間もなく思った。以前よりだいぶ荒れているな・・・と。前回歩いたのは、ちょうど一年前くらいだ。その時と比べて、だいぶ経路が崩壊しているように思えた。

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ほどなく一つ目の崩壊谷筋。
残置ロープも健在だし、難なく通過はできるが・・・やはり崩壊が進んでいるような気がする。

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二つ目の崩壊谷筋。たしか去年は、崩壊斜面をトラバースして渡ったはずだ。
が、今回は踏みだす気になれなかった。一目見て、斜面が不安定なのがわかる。
崩壊崖の上まで登って高巻いた。

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三つ目の崩壊谷筋。
ここは難なく通過した。

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玄沢右又の腐った木桟道。(通過後に振り返って撮影)
もちろんこの橋は渡れないから、やや上流を迂回する。別に何てことなく通過できていたはずだ。
が、通過ルートが不安定で、えらく神経をつかった。

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そしてここ。見たことの無い光景に戸惑った。「え?こんな場所有ったっけ?」
地図を確認すると、やっぱり玄沢の左又だ。石積堰堤があった場所だ。あの石積堰堤が崩れ落ちて全壊してしまったのだ。

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ちなみにこの写真は去年のこの場所。半壊しているが、堰堤がある。そして、この堰堤の上を渡って通過していたのだ。
その渡るべき堰堤が無くなってしまったから、沢床に降りてから2m程の岩壁をよじ登った。細かいが、スタンス・ホールドは有るので、バリ慣れしてる人なら容易だとは思うが・・・。オイラ、横着をしてチェーンスパイクを履いたまま岩壁をよじ登ったので、ちょっと滑って怖い思いをした。こういう場面では、面倒でもチェーンスパイクは脱がなくっちゃダメ。

この先は特に危険個所も無かったが、全体を通して路面が脆くなっている気がした。バンドがくっきりとしている所でも、足を置いた瞬間に「やばい、崩れる」と思って足を引いた場面が2カ所ほどあった。雨が降った後で地面が緩んでいたせいかもしれないが、この古道を歩かれる方は、今まで以上に注意した方が良いと思う。

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ようやく地蔵平へ到着して、まずはお地蔵様へご挨拶。お供えも整えてあるから、いまだに町からはるばるお参りに来ている人がいるんだろうと思う。

時刻は11時45分。大室生神社から2時間45分もかかっている。さかせ古道の荒れ方が激しく、各所で通過に時間がかかってしまったせいだろう。ここまで荒れてしまうと、地蔵平への通勤路としても使いづらくなってくるなぁ。たぶんこの感じでは、二本杉峠から大杉歩道で千鳥橋に抜けた方が時間的には早いだろう。

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この先、赤沢までどのルートで行くか、まだはっきり決めていない。まずは地蔵平の広場でザックを下ろして一休み。すると、屏風岩山側の急斜面を誰かが降りてくる。滅多に人が歩くような尾根では無い。どこの誰だ?…と思ったらAYさんだった。
あいや、奇遇ですねぇ。なんだかとっても嬉しい。
どちらかが誘うというわけでもないが、当然のごとくこの先は一緒に歩くことになる。

赤沢にあるという桂の巨木を見に行きたいんだと言うと、それじゃあ地蔵沢の右岸経路だねという事になった。

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地蔵沢を渡渉して、信玄平へ向かう登山道へ入る。
そして登山道がジグザグに尾根を登り始める地点から直進して地蔵沢右岸経路に入る。この経路を歩くのは初めてです。

歩きながらいろいろなおしゃべりをする。
AYさん曰く「今の時季は冬に子熊を生んだ母熊が一番危ない。人が滅多に踏み入らない尾根筋には熊が子育ての巣を作ってる可能性があるから、単独で歩いちゃダメだ。」
ハイ。その通りだと思う。けど・・・そんな尾根から地蔵平へ降りてきたじゃん!

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この経路、今では誰も歩かない廃道だ。だが所々にこんな立派な石積があるから、ただの仕事道では無かったはずだ。
さかせ古道の地蔵平~城ヶ尾峠区間は、先程の登山道でジグザグに尾根の背に上がり、尾根伝いに信玄平に向かう。だが、かつてはこの経路がさかせ古道だったのではないかと、歩きながらAYさんから聞いた。
この経路は赤沢出合の手前で地蔵沢へと降りてゆくが、その付近から信玄平方向へ向かっている痕跡もあるらしい。

人が歩かなくなって相当な年月が経っているだろう古道だが、先程歩いてきたさかせ古道(二本杉峠~地蔵平区間)よりもよっぽどしっかりしている。

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とはいえ、廃道に危険個所は付き物だ。何カ所かは危なっかしい場所もある。
御多分に漏れず、沢筋を横断する場面では崩壊激しく、危険なトラバースを強いられる。

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それまでくっきりとしていた経路痕も次第に薄くなってくる。それでもかすかな経路痕を追って歩くと、地蔵沢に降りた。
赤沢まで500m位の地点だろうか。
そのまま沢を遡行して赤沢出合を目指す。

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赤沢出合からは赤沢の左岸の段丘を歩いて桂の巨木を探す。が、見つからない。
レガーさんとM氏から出合からすぐの所にあるって聞いたんだけどなぁ。
しばらく歩いて、左岸の枝沢にぶつかった所で、もう少し高みを探してみる事にする。
沢から3~40m高みの斜面をトラバースしながら出合に向かって戻る。
やはり見つからない・・・。
左岸と右岸をききまちがえたかなぁ・・・。
さっきの枝沢の上流だろうか・・・。
などといろいろと考えたが、桂探索はここまでとする。今日のところはね。
時刻は13:45。世附の奥地にいる事を考えれば、そろそろ帰路につかねばならない時間です。

AYさんから、水晶沢の右岸尾根を登り畦ヶ丸経由で西丹沢VCへ降りようという提案があり、それじゃあそうしましょうとなった。
車を停めた細川橋までは、バスで移動すればいいさ。

そのままトラバースしながら尾根を回り込み、水晶沢出合に降りた。

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水晶沢右岸尾根を登る。
急登が続く。いやはや・・・キツイ。

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100mほど登った所で、奥野歩道(旧東海自然歩道)と交差する。
ここでAYさんが「ここから奥野歩道を歩いて大滝峠へ行こうか」と言い出す。そっちの方が楽そうな気がして、「そうしましょう」と即答する。

この奥野歩道は何度か歩いた事はあるが通しで歩いた事は無く、ちょうど水晶沢右岸尾根~水晶沢~水晶沢左岸尾根の区間が未踏のまま残っていたのだ。ちょうどいい機会だ。

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水晶沢右岸の経路の荒れ具合は想像通りだった。経路痕はくっきりした個所と薄い箇所とが混在していて、まあ、まだ歩けるっちゃ歩ける。
しかしそれも、水晶沢の横断地点が近づくにつれて、だんだん怪しくなってくる。
水晶沢へ降りる地点は崩壊崖になっていてとても通過できない。少し戻って、樹が生えている斜面から樹を辿りながら沢へ降りた。

さあ、今度は水晶沢左岸尾根に取り付く。「これが経路痕だ」とAYさんが指さした場所は、樹も生えていない完全な崖斜面。確かによく見れば薄~いバンド痕が斜面を斜上している。が、それもとぎれとぎれだ。
「ここは無理でしょう」と言うと、「なんとか行けるんじゃない」とあっさり言われた。
そう言うなら・・・とAYさんの後を追って崖斜面に取り付く。

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AYさんはひょいひょいと歩いて行くが、オイラはそうはいかない。崩壊斜面ははとっても不安定。一歩づつ足元をぐりぐりして固めながら歩く。
AYさんは、なんでこんな不安定な斜面をひょいひょい歩けるんだろう?右足が崩れる前に左足を出して、今度は左足が崩れる前に右足を出して・・・なんて歩き方をしているとしか思えない。オイラにはとても真似できない。
あまりにも崩れる斜面に、オイラは降参。上へ這い上がれそうな場所を見つけて、斜面の上へ四つん這いで上がる。20mほど上がった所で斜度が緩んだので、そこをトラバースしてAYさんを追いかけた。

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なんとかかんとか水晶沢左岸尾根に到着。崩れた道標が東海自然歩道だった証だ。
ああ、未踏区間を埋める事が出来て満足です。以前はここから水晶沢へと辿り始めて、あまりの崩壊っぷりに恐れをなしてあきらめたのだった。

さあ、ここから先は何度も歩いている区間だ。荒れてはいるが身の危険を感じるほどではないはずだ。

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前回歩いたのはいつ頃だったかなぁ。2年位前かなあ。そのころに比べて荒れ方は激しくなっている。
この権現沢中又の横断地点も、もっと楽に通過できたはずだ。

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15:30 大滝峠に到着。

ここでこの後のルートの相談をするが、バスの時間の事も考えて、時間的に一番早く下山できる一軒家避難小屋経由の登山道で降りる事にする。

大滝峠上のベンチで休憩を取った後、15:50に出発。

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西丹沢VC17:05発のバスが大滝橋を通過するのは17:10頃。それを逃すと2時間バスは無い。
登山道を早足で飛ばして、飛ばして、大滝橋バス停に17時ジャストに到着しました。

 

気がつけば一日中廃道を歩いていた。出発時にはそんな気は無かったが、古道三昧の一日でした。
水平経路ばかり歩いていたんだから楽だったろうと思われるかもしれないが、廃道歩きって思っている以上に体力を使うんだ。知らず知らずに足を踏ん張っているから、けっこうクタクタです。

でも、地蔵平でAYさんとバッタリ会ったおかげで、楽しい山行になりました。
奥野歩道の未踏区間も歩けたし、地蔵沢右岸経路も新たな発見だったし。
楽しかったぁ!

 

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さて。この日の目的はこいつを見るためでもありました。残念ながら開花には1週間ほど早かったようだけれど、群生地を確認できただけでも良かった。
こういう希少植物のネット上での扱いには苦慮するんだよね。生息地が荒らされるっていう事で、ネットに上げる事を反対する人もいる。
だけど、丹沢山中にもこの花の群生地が残っているって事は発信しておこうと思う。詳しい場所は書かないけれどね。

 

 

 

 

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